編集日誌

2005-09-21(Wed):

朝日新聞の報道で知ったが、昨2004年11月26日に司法制度改革推進本部が出した「今後の司法制度改革の推進について」に基づき、今年2005年1月27日に、法令外国語訳推進のための基盤整備に関する関係省庁連絡会議が設置され、その下で有識者による法令外国語訳・実施推進検討会議が開催されていたという。このほど大枠が決まり、法令翻訳は原則としてアメリカ英語に準じ、訳した法令や対訳辞書はインターネットで公開するという。なお、司法制度改革推進本部の決定には、司法制度改革推進本部国際化検討会法令外国語訳に関するワーキンググループの検討結果が影響を与えているようだ。

・法令外国語訳推進のための基盤整備に関する関係省庁連絡会議

http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hourei/

・法令外国語訳・実施推進検討会議

2005-09-20(Tue):

7月末に、今春、私立大学の約3割にあたる160校(過去最多)で新入学生の数が定員割れしたという報道があった。これは日本私立学校振興・共済事業団の発表に基づく報道だが、流通科学大学では、この報道を受けて、過去4年間の定員充足率(入学定員に対する入学者の割合)を公開している。ほかの私立大学で定員充足率を公開しているところは見当たらない。

・流通科学大学 - 定員充足率

http://www.umds.ac.jp/annai/annai15.html

・「平成十七年度私立大学・短期大学等の入学志願動向」(「月報私学」93、2005-09)【PDF】

http://www.shigaku.go.jp/geppou93.pdf

2005-09-19(Mon):

いまさら気づいたが、朝日新聞のサイト「asahi.com」が、この夏開設10周年を迎えたようだ。リリースにある通り、「日本語の商用検索サービスさえ存在しなかった」10年前に始まったのだ。最近、問題続きの朝日新聞であるが、やはりがんばってほしい。

・asahi.com10周年特集

http://www.asahi.com/10th/

・「サイト開設10周年、10日から連載やキャンペーン開始」(asahi.com)

http://www.asahi.com/information/release/TKY200508040256.html

・過去のasahi.com

2005-09-18(Sun):

ポット出版からお知らせいただいた近刊情報。『出版流通合理化構想の検証 ISBN導入の歴史的意義』(湯浅俊彦、ポット出版、2800円+税)が10月に刊行されるという。著者の湯浅俊彦さんは、『デジタル時代の出版メディア』(ポット出版、1890円)などの著書がある書店員。ポット出版によると、「1980年代に大論争を巻き起こした「ISBN」(国際標準図書番号)、および「日本図書コード」導入問題を、書誌情報・物流情報のデジタル化というその後の史的展開の前史と位置づけ、 これまでほとんど報告されることのなかった、出版社・取次・書店によるさまざまな出版流通合理化の構想と「日本図書コード」導入の関係を、詳細に検証する」内容という。より詳しい内容紹介や目次は、すでにポット出版のサイトで公開されている。

2005-09-17(Sat):

先月、横浜市中区に会員制、予約制、入場料制という図書室「エンカウンター」がオープンしたという。有料の会員制図書館というと、東京のアカデミーヒルズ六本木ライブラリーや札幌市のシンクガーデンが知られているが、他にはどういうところがあるのだろうか。専門性の高い図書館ではなく、あくまで一般向けの図書館に限っての話。

・エンカウンター

http://www.super-jp.com/bookpick/encounter/

・エンカウン亭日乗

http://bookpick.exblog.jp/

・「会員制図書室 本との“出会い”楽しむ」(産経新聞、2005-08-29)

2005-09-16(Fri):

朝日新聞に「大学の質、「世界標準」で比較 今秋、ユネスコなど指針」との報道。非常に興味深い。だが、記事の末尾にある「文科省は世界的ネットワークの構築を控え、まず国内の情報サイトを立ち上げる方針だ」という一文が気になる。これまで文部科学省が関与してきたサイトはあまり出来がよろしくないだけに、良いものができるだろうか……。文部科学省の方々には、外部の意見に耳を傾け、慎重に取り組んでほしい。こういうときにユネスコやOECDの日本語サイトがあればいいとつくづく思う。現状では、記事の根拠となる資料を探すのも一苦労。

・「大学の質、「世界標準」で比較 今秋、ユネスコなど指針」(asahi.com、2005-09-15)

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200509150235.html

2005-09-15(Thu):

文部科学省が平成17年度特色ある大学教育支援プログラム採択大学ホームページリンクを更新している(2005-09-14)。文部科学省が、こういったリンク集を公開するようになっただけでも感心したが、継続して更新するようになったことは立派。

・平成17年度「特色ある大学教育支援プログラム」テーマ別採択状況

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/07/05071904/004.htm

・平成17年度「特色ある大学教育支援プログラム」審査結果について(報告)

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/07/05071904.htm

2005-09-14(Wed):

朝日新聞に「東大教授の論文に「根拠得られず」 大学が再実験を要請」との記事。こういう出来事を検分すると、実験データを第三者がアーカイブしておくデータアーカイブの必要性をあらためて痛感する。今回の出来事の真偽は、まだ定かではないが、実験結果に基づいて論文を投稿する際に、その論文の根拠となっている実験のデータを同時に収納するデータアーカイブがあれば、このような事態は防げるはずだ。

・「東大教授の論文に「根拠得られず」 大学が再実験を要請」(asahi.com、2005-09-13)

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200509130354.html

・産業技術総合研究所ジーンファンクション研究センター

http://unit.aist.go.jp/gfrc/

・日本RNA学会

2005-09-13(Tue):

朝日新聞に「名大、虚偽申請問題でCOE返上へ 補助金も辞退」との記事。研究そのものは、名古屋大学の事業として継続する模様。

・「名大、虚偽申請問題でCOE返上へ 補助金も辞退」(asahi.com、2005-09-12)

http://www.asahi.com/edu/news/NGY200509120003.html

・等式が生む数学の新概念

http://www.math.nagoya-u.ac.jp/coe/

2005-09-12(Mon):

社会情報学フェア2005の一セッションで報告。お聴きいただいた方に感謝。空き時間に以前から一度訪ねたかった京都大学附属図書館に足を運べた。京都大学附属図書館で電子図書館を担当している職員の方に面会したかったのだが、これは果たせず残念。事前に連絡を入れていなければ当然か。反省。

さて、フェア期間中に開催される各イベントの予稿集をもらったのだが、3日目に予定されている特別企画トークセッション「“メディア戦争”時代を考える:多メディア時代の世論形成 」の予稿集のできがよい。特に、予稿集の大部分を占める資料がすばらしい。作成したのは、『インターネットの思想史』(青土社、2003年)、『起源のインターネット』(青土社、2005年)で知られる喜多千草さんのゼミ生諸氏。学部学生時代にこういった経験を持てることはうらやましい。

・社会情報学フェア2005

http://www.lab7.kuis.kyoto-u.ac.jp/sifair2005/index_j.html

・京都大学附属図書館