編集日誌

2005-09-01(Thu):

防災の日。なぜ、関東大震災に特化したデジタルアーカイブがないのだろうか。国立科学博物館や横浜市中央図書館、土木学会附属土木図書館がそれぞれ資料の電子化を行っているが、政府が事業として取り組むべきことではないか。防災の日だけ、催しを集中的に行うより、いつでも使えるデジタルアーカイブを整備するほうが意味がある。当時の被害状況だけではなく、その後の社会不安のなかで起きた虐殺事件など、幅広い観点で歴史を伝えるデジタルアーカイブを構築することには、災害に対する事前啓発として非常に有用だろう。内閣府や中央防災会議が取り組むべきことだと思うが、いかがだろうか。ちなみに、阪神・淡路大震災については、消防庁による阪神・淡路大震災関連情報データベースや阪神・淡路大震災記念協会による阪神・淡路大震災教訓情報資料集、神戸大学附属図書館による震災文庫がある。

・国立科学博物館地震資料室

http://research.kahaku.go.jp/rikou/namazu/

・横浜市中央図書館 - 関東大震災を調べる

2005-08-31(Wed):

総務省の情報通信政策研究所が、少し前から「情報通信メールニュース(試行版)」を発行している。今日配信された第21号で気づいたのだが、発行責任者と編集者の氏名が明記されている。官公庁のメールマガジンでは珍しい事例。メモ。

・情報通信政策研究所

http://www.soumu.go.jp/iicp/

2005-08-30(Mon):

夏の終わりにふと思うのだが、8月に入って一部の大学のサイトがしばらくみれないことがあった。いまにして思うと、あれは夏休みに伴ってサーバーを停止していたということだろうか。まだインターネットがこれほど普及していなかった頃は、夏休み中にサーバーを停止する大学も珍しくなかったが、今年はどうだったのだろう。これほどインターネットが普及し、大学もオープンキャンパスの開催など、夏は受験生獲得に必死な時期だけに、まさかサーバーを停止する大学はないと思うが……。

2005-08-29(Mon):

個人的に関わっている独立行政法人から異動で中央官庁に移った方よりご連絡をいただく。新しいお仕事は非常に重要な役割と思われるだけに、ご本人にとっては良い異動ではないかと思う。とはいえ、翻って、その独立行政法人のことを思うと、重要な人材を一人欠くことであり、痛い損失だ。

2005-08-28(Sun):

数日前の朝刊各紙に国立大学の総資産額が紹介されていた。国立大学法人化に伴い、財務諸表が作成されたため、総資産額が明らかになるらしい。正式な数字は文部科学省による承認を受けた後、公開されるようだ。当然、各大学のサイトで公開されるものだと信じたい。

2005-08-27(Sat):

今日の日本経済新聞朝刊の文化面に「芭蕉 今なお新解釈」という記事があった。有名な「古池や蛙飛こむ水のおと」という句の解釈をめぐって、大胆な新解釈が話題という。発端は俳人の長谷川櫂さんの仮説ということなので、長谷川櫂さんのサイトを探してみたところ、「古池に蛙は飛びこまなかった」という長谷川さんのエッセイをみつけた。便利になったものだと、つくづく感じる。

・長谷川櫂「古池に蛙は飛びこまなかった」

http://www5d.biglobe.ne.jp/~koshi/huruike/huruike.html

2005-08-26(Fri):

「個人情報保護 過剰反応!?相次ぐ」(読売新聞、2005-08-20)という記事を読む。非常に同感。大学でも個人情報保護を理由に従来の研究者データベースの公開を一時停止したり、公開範囲をせばめたりするというケースがみられる。個人情報の保護は、学術情報の公開よりも優先されるべきだろうか。大学関係者には慎重な対応をお願いしたい。

・「個人情報保護 過剰反応!?相次ぐ」(読売新聞、2005-08-20)

http://www.yomiuri.co.jp/features/salon/fe_sa_05082001.htm

2005-08-25(Thu):

これまで任意団体だった大学出版部協会が今年の7月1日付で有限責任中間法人になった。法人格の取得に向けて、サイトが一時閉鎖されていたのだが、今日みたところ復活している。しかし、サイト内容そのものには変更点はなく残念。この機会にフレームを使い左右に分割されたサイトのデザインを変更してほしかった。

・有限責任中間法人大学出版部協会

http://www.ajup-net.com/

2005-08-24(Wed):

以前ふれたが、図書館流通センターが提供してきた「ブックポータル」が閉鎖されたようだ。書籍の新刊情報を入手するうえで重宝してきた方が多いと思われるだけに、残念な結果だ。図書館流通センターは代わりにオンライン書店「bk1」の利用を進めているが、bk1は使い勝手が悪いので果たしてどれだけの利用者がbk1に移行するだろうか……。図書館流通センターも営利企業である以上、従来のサービスを停止すること自体はやむをえないのだが、今回の決定はそもそもビジネス上の判断として正しかったのか、大いに疑問だ。

・「ブック・ポータル」サービスは終了いたしました。

http://www.trc.co.jp/top_info/050815.html

・株式会社図書館流通センター(TRC)

http://www.trc.co.jp/

2005-08-23(Tue):

大学職員.netというサイトをみつけた。実質的な内容はブログで、非常に読み応えがある。

・大学職員.net

http://www.university-staff.net/