編集日誌

2005-04-27(Wed):

国立科学博物館が「国立科学博物館大学パートナーシップについて」を発表。思わず、国立科学博物館大学という大学ができるのかと思った。サイエンスコミュニケーション能力の向上に貢献し、サイエンスコミュニケーター(仮称)を認定するということだが、それ以前に国立科学博物館のコミュニケーション能力を高めてほしい。たとえば、「国立科学博物館大学パートナーシップについて」ではなく、「国立科学博物館と大学のパートナーシップについて」と助詞を補う、あるいは「国立科学博物館・大学パートナーシップについて」と中黒を入れる、文書には発行日付を入れる、募集要項や参考資料をみやすい形式、この場合ならhtmlの形式でも提供するということ。

・国立科学博物館大学パートナーシップについて(2005-04-25)

http://www.kahaku.go.jp/news/part/

・国立科学博物館

http://www.kahaku.go.jp/

2005-04-26(Tue):

大阪大学のサイトがリニューアルしている(2005-04-15)。かねてから指摘していることだがリニューアルした際は、ただ「リニューアルしました」と述べるだけでは意味がない。なにを考え、どのように変更を加えたのか、説明するべきだ。

・「大阪大学ホームページリニューアル!」(大阪大学、2005-04-15)

http://www.osaka-u.ac.jp/jp/press/newtopics.html#article1

・大阪大学

http://www.osaka-u.ac.jp/

2005-04-25(Mon):

早稲田大学の創立125周年事業の一環として、『大隈重信関係文書』の刊行が始まった。翻刻・編集は早稲田大学大学史資料センターがあたり、みすず書房から出版する。大隈重信宛ての書簡を約6000通収めるという。近代史研究の重要資料となるだろう。さて、こういう資料集が刊行されるほど、日本の歴史における大隈重信の存在は大きい。これは大隈に限らず、現在の主な私立大学の創立に関わった明治・大正期の政治家や実業家、教育者にあてはまる。これらの人物について、インターネット上にアーカイブを構築できないものだろうか。たとえば、早稲田大学は、「創設者 大隈重信」というサイトを別に公開しているが、これは概説にとどまっている。『大隈重信関係文書』に限らないが、インターネット上に大隈重信に関するアーカイブを構築してみたはどうだろうか。それほど難しいことではない。早稲田大学図書館の古書/貴重書コレクションには、大隈関係文書が電子化され、収録されている。上にあげた「創設者 大隈重信」から古書/貴重書 コレクションにあるデータを参照できるようにすればよいだけだ。持てる資産を有効に活用してほしい。なお、類似の事例としては、慶應義塾大学の慶應義塾図書館による福澤諭吉参考文献目録と慶應・福澤先生関連FAQがある。

2005-04-24(Sun):

東北大学が研究者紹介の公開を一時停止した。「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」の施行に基づく措置という。再開する方針とのことだが、再開する際は希望者のみの掲載にとどまるという。研究の公開性が損なわれる。

・「3/31『東北大学研究者紹介』を一時休止いたします」(東北大学広報・情報部広報課)

http://web.bureau.tohoku.ac.jp/koho/newtopics/new.htm#2005331

・行政機関・独立行政法人等の個人情報の保護(総務省行政管理局)

http://www.soumu.go.jp/gyoukan/kanri/kenkyu.htm

2005-04-23(Sat):

たまりにたまった新着・新発見リソースの記事をひたすら書く。

2005-04-22(Fri):

『情報メディア法』(林紘一郎、東京大学出版会、6090円)が出版された。目次は以下の通り。

第1章 インターネットの登場と情報メディア法

第2章 情報メディア法の定義と分類

第3章 コンテンツ規制:「言論の自由」と情報メディア法

第4章 情報仲介者の法的責任:C´型規律のあり方

第5章 コンデュィト規制:情報メディア産業法

第6章 マス・メディアとコンデュィトの紐帯関係

第7章 デジタル情報財の法的地位:著作権を中心に

第8章 解釈論から立法論へ

読みたい。しかし、価格面で手が届かない……。

・『情報メディア法』(林紘一郎、東京大学出版会、6090円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130311794/arg-22

・林紘一郎

2005-04-21(Thu):

先日、とある研究機関の方から情報発信に関する手法について意見を求められることがあった。ほんとうに光栄なこと。心から喜んでいる。有用なアドバイスとなれば幸い。一日も早い実現を心待ちにしている。

2005-04-20(Wed):

引き続き、産業総合研究所の話。独立行政法人化を受けて、今年から同研究所独自の職員採用試験を実施したとのこと。確か、東京大学も国立大学法人化を受けて、職員の独自採用を行うというニュースがあった。優秀でその組織への忠誠心の高い事務職員をどれだけ囲い込めるか、学術関係の法人にとって今後の大きな課題だろう。

・「産総研非公務員化後、初めて独自の職員採用試験を実施」(2005-04-20)

http://www.aist.go.jp/aist_j/topics/to2005/to20050420/to20050420.html

2005-04-19(Tue):

産業総合研究所は工業技術院時代のサイトを保存していたのか。すばらしい。永遠に保存してください。

・産総研について

http://www.aist.go.jp/aist_j/information/history/history.html

2005-04-18(Mon):

国語教育で知られる大村はまさん死去。大村はまさんといえば、鳴門教育大学附属図書館の大村はま文庫がある。「大村はま文庫」特殊分類表が公開されているほか、OPAC(蔵書検索)で、「所在」の項目に「大村はま文庫」を指定することで蔵書を一覧できる。また教科教育実践学関係資料(国語科)データベースでも同じことができる。サイトづくりという観点からいうと、「大村はま文庫」のページにOPACか、教科教育実践学関係資料(国語科)データベースで、「大村はま文庫」の蔵書をすべて引き出した検索結果にリンクしていれば便利だろう。

・大村はま文庫

http://www.lib.naruto-u.ac.jp/shiryo/omura.html

・OPAC

http://www.lib.naruto-u.ac.jp/opac/cgi/searchS.cgi