編集日誌

2004-10-13(Wed):

「唐の都、もう一人の仲麻呂がいた? 墓誌発見の日本人」(asahi.com、2004-10-10)

http://www.asahi.com/culture/update/1010/005.html

「中国・西安で遣唐使の墓誌発見 皇帝に仕えた日本人判明」(asahi.com、2004-10-10)

http://www.asahi.com/culture/update/1010/006.html

というニュースに感動。日本古代史を多少はかじっただけに、おかしな表現だが感慨深い。

ところで、こういうときに遣唐使のデータベースがあればもっと楽しいのだが。

遣唐使で渡航した留学生をさまざまな角度から検索できたら、どんなに楽しいだろう。

奈良文化財研究所や京都国立博物館あたりにがんばってほしい。

2004-10-10(Sun):

少し前の話題になってしまったが、

「インターネット・アーカイブ」代表、ブルースター・ケイル氏(43)に聞く

(上)「人類のすべての知識をオンラインに」(2004-09-22)

http://www.asahi.com/tech/sj/kahle/01.html

(中)「低コストのスパコンでデータ保存」(2004-09-23)

http://www.asahi.com/tech/sj/kahle/02.html

(下)「長すぎる著作権保護の被害者は、我々の子どもたちだ」(2004-09-24)

http://www.asahi.com/tech/sj/kahle/03.html

2004-10-08(Fri):

アジア歴史資料センターがオーバーチュアのスポンサードサーチを購入している。政府系の研究機関が検索エンジンの検索結果に広告を出すところまできたのか……。Yahoo! JAPANで「歴史」で検索すると確認できる。

・オーバーチュア株式会社

http://www.jp.overture.com/

・Yahoo! JAPANの「歴史」での検索結果

http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p=%CE%F2%BB%CB

・アジア歴史資料センター

http://www.jacar.go.jp/

2004-10-03(Sun):

メールマガジンの部数が4000部を割り込みそうだ。正直なえる。

最盛期は6000部近かったことを思うと、メールマガジンというメディアの終焉が迫りつつあると感じないでもない。ブロードバンドの普及、携帯メールの隆盛、スパムメールの増加によるPCメールの魅力低下など、理由はあれこれ挙げられる。が、やはりメールマガジン発行システムの最大手「まぐまぐ」が舵取りを誤りつつあることが一番の原因ではないか。

「まぐまぐ」は、発行者のモチベーションを維持する仕組みを導入できなかったばかりか、amazonへのリンクによる細々とした小遣い稼ぎすら禁止してしまうという負のサイクルに陥っているように思える。amazonへのリンクは小遣い稼ぎというよりは、メールマガジンが読まれていることを実感できるモチベーション維持の仕組みだったと思うのだが、「まぐまぐ」運営者にはそのことがわからなかったのだろう。同じ業界で働く者としても残念なことだ。

200号が一つの区切りと思ってきたが、4000部を割り込むのもまた一つの区切りという感じがしてきた。どちらが早いだろうか……。

2004-10-01(Fri):

一連の独立行政法人誕生から一年。いくつかの法人はサイトを大幅にリニューアルしている。第124号(2002-03-05、4841部)に掲載した「リソースとしての特殊法人・認可法人 ?特殊法人編」を続報する検証記事をと思うのだが、その気力・余裕はない。関心のある読者の方には、ぜひご自分の目で確認してほしい。変化があれば、それがプラス方向の変化であれ、マイナス方向の変化であれ、お知らせいただければうれしい。

・「リソースとしての特殊法人・認可法人 ?特殊法人編」(第124号、2002-03-05)

http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/124.html

ARIADNEの二木麻里さんに久しぶりにお目にかかる。別件での打ち合わせだったのだが、初代・検索の鉄人関裕司さんと二木さんを引き合わせることができた。このお二人の出会いの媒介者になれるとは光栄なこと。

・ARIADNE

2004-09-23(Thu):

「弥生の始まり 歴博と九大で論争」(朝日新聞夕刊、2004-09-15)との記事。九州大学の研究チームと国立歴史民俗博物館の間で、弥生時代の始まりを紀元前10世紀とするか、紀元前5世紀とするか、論争になっているとのこと。記事中に「歴博側はホームページなどで反論」とあったのが気になり、探してみた。

・弥生農耕の起源と東アジア ?炭素年代測定による高精度編年体系の構築?

http://www.rekihaku.ac.jp/kenkyuu/katudoh/sousei/yayoinoukou/

に、「田中氏らの研究グループの測定結果についてのコメント」がある。文責は藤尾慎一郎さん、今村峯雄さん、春成秀爾さん。九州大学の研究チームからの反論はウェブ上ではまだ見当たらないが、論争の場としてウェブが活用されればおもしろい。

2004-09-20(Sun):

今日気づいたが、国立情報学研究所のAcademic Society Home Village/学協会情報発信サービスにある「新着情報」がほぼ半年更新されていないのではないか(2004-03-23以降)。この半年新たに公開された学会サイトが一件もないとは思えないので、「新着情報」の更新が途絶えているのだろう。新着情報の管理はたいへんな作業であるが、ぜひ継続してほしい。

・Academic Society Home Village/学協会情報発信サービス

http://wwwsoc.nii.ac.jp/

・国立情報学研究所

http://www.nii.ac.jp/index-j.html

2004-09-19(Sun):

昨日配信した第191号で紹介した「日本の現代の戯曲100本」のURLが間違っていました。正しくは、

http://www.jpan.org/100/j/

となります。

さて、久しぶりに発行したら、配信システムの「まぐまぐ」がamazon.co.jpへのリンクを禁止し、URLを記載してもクリックできないようにする処理をしている。残念。とりあえず今回は別の手段で前回と同じものを掲載。たぶんこれも禁止されるのだろう……。

「まぐまぐ」には愛着があったが、そろそろ潮時か。こうやって「まぐまぐ」は、手前味噌だが優良な媒体とその発行者を失っていくのだろう。「まぐまぐ」も企業である以上、ビジネスモデル上、amazon.co.jpへのリンクを禁止する理由があることはわかる。だが、利用者の利便性を損なってまで実現するビジネスモデルに未来はないと私は信じている。自分自身、インターネット業界に身をおくだけに、「まぐまぐ」の轍を踏まないように気をつけようと誓った一日。

2004-09-18(Sat):

以下、あくまでメモとして。研究機関系のメールマガジンには、その機関のサイト(トップページ)へのリンクをつけてほしい。メールマガジンのページへのリンクはあるが、トップページへのリンクがないケースが散見される。案外不便。

たとえば、

・「カレントアウェアネス-E」(国立国会図書館)

http://www.ndl.go.jp/jp/library/cae/

には、国会図書館トップページへのリンクがほしい。

話は変わって、情報科学技術協会のシンポジウムは、今年から看板をつけかえ「第1回情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO 2004)」となるらしい。テーマが多様だが、あれこれと手を出す前に「情報プロフェッショナルとはなんぞや?」という統一テーマを掲げたほうがいいと思う。私は機関誌購入のために会費を払っている会員に過ぎないが、それでもこの「情報プロフェッショナル」という言葉には気恥ずかしさを覚えてならない。

・第1回情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO 2004)

2004-09-12(Sun):

朝日新聞朝刊に「大学生に勤勉思考? 「厳しく指導を」6年間で10ポイント増」という記事がある。この週末に東北大学で行われている日本教育社会学会での武内清さん(上智大学)らの研究発表に関する記事。記事内容をもとに日本教育社会学会の大会サイトを調べてみると、「12大学・学生調査?1997年と2003年の比較?」(報告者:武内清、岩田弘三、浜島幸司)のことのようだ。レジュメがないのが残念。

大会ごとのサイト開設がずいぶんと進んできたが、最低限レジュメ、予稿の類は公開してほしい。そのまま発表単位で予稿をダウンロード購入できればいうことなし。