編集日誌

2005-03-06(Sun):

世界物理年日本委員会が「世界物理年日本委員会メールマガジン」を発行している。バックナンバーを読むとなかなかの力作。だが、「原則として会員登録された方(団体、普通個人、学生個人)を対象に発行」という方針はよくない。世界物理年を通して、物理学への理解を促進しようという考えがあるならば、会員資格の有無に関わらず、誰もが配信を受けられるようにしたほうがよい。ちなみに、世界物理年日本委員会の会長有馬朗人さんは、同委員会のサイトに掲げられた「世界物理年日本委員会発足に際してのメッセージ」で、「物理の理解に もっと光を、もっと力を!」と主張している。

・世界物理年日本委員会メールマガジン

http://www.wyp2005.jp/jp/mailmagausr/backnumberlist.asp

・有馬朗人「世界物理年日本委員会発足に際してのメッセージ」(2004-09-30)

2005-03-13(Sun):

第210号(2005-03-08)でご案内した「学術系メールマガジンML」だが、現在14誌から参加の意思表明をいただいている。案内文に記したように、個人の立場からの参加・発言をかまわないし、また組織としての発言を強要しない。個人、機関を問わず、参加を迷っている場合は、お気軽にご相談いただきたい。

なお、公共図書館を除き、主だったメールマガジン約30誌には発行者宛てにご案内とお誘いのメールをお送りしてある。メールマガジンの担当ではないが、自分の属する組織や機関にメールが届いているか、参加しているかどか、気になる方がいらっしゃれば、ぜひ組織内で参加を呼びかけてほしい。

あらためて、案内文を掲載しておくので、参考にしていただければ幸い。

       <学術系メールマガジンML開設のご案内>

研究所や学会、博物館や美術館、図書館や文書館でメールマガジンの編集・発行を実際に担当している方々で相互に意見交換や事例紹介ができるメーリングリストをつくりましょう。参加媒体を募集します。

主宰:岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集兼発行人)

2005-03-12(Sat):

素朴な疑問。国立情報学研究所のNACSIS-CAT/NACSIS-ILL(目録情報所在サービス)のサイトに猫の画像が掲載されているのだが、名前を知りたい。ご存知の方、教えてください。

・NACSIS-CAT/NACSIS-ILL(目録情報所在サービス)

http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/contents/home.html

・国立情報学研究所

http://www.nii.ac.jp/index-j.html

2005-03-11(Fri):

今日の朝日新聞夕刊によれば、井上史雄さんが東京外国語大学を定年退職するという。井上史雄さんは『新方言辞典稿』(1996年版・暫定公開用)を公開してきた方である。これは1980年代から収集してきた「新方言」とは、主唱者の井上さんらによれば、

・「若い世代に向けて増えている」

・「標準語/共通語と語形が一致しない」

・「地元でも方言扱いされている」

2005-03-10(Thu):

『The R Tips:データ解析環境 R の基本技・グラフィックス活用集』(舟尾暢男著、九天社、3675円)という本が出ている。「舟尾暢男さんの作品集」として、竹澤邦夫さん(中央農業総合研究センター)が公開しているサイトの内容を本にしたもののようだ。舟尾さんのサイトを竹澤さんが公開している経緯は、本誌第186号(2004-03-06)の新着・新発見リソースで次のように伝えている。

◆舟尾暢男さんの作品集

竹澤邦夫さんが舟尾暢男さんの作品集を公開した。これは先日まで舟尾暢男さんが自身のサイトで公開していたものを、サイトの閉鎖に伴い竹澤が引き継いだものだ。内容はLaTeXとRの使い方ガイドとティップス。「インターネット上の財産として維持するために、それらのファイルを譲り受けて保存してい」るという竹澤さんに感謝。

・舟尾暢男さんの作品集

http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/funao.html

・舟尾暢男の頁(すでに閉鎖)

2005-03-09(Wed):

明治学院大学が明治学院大学ブランディングプロジェクトという試みに取り組んでいるようだ。ひと昔、いやふた昔くらい前にCI(Corporate Identity)にならって、UI(University Identity)に取り組んだ大学が少なくなかったが、成果を挙げた大学はあったのだろうか。株式会社進研アドや株式会社ラン・リグのように、大学のブランディングを行う企業もあるが、ブランディングに取り組む大学には、大学としての理念を踏まえた地に足の着いた取り組みをしてほしい。ちなみに、明治学院大学のの教育理念は開学者ヘボンの信念である「他者への貢献(Do for Others)」とのこと。

・明治学院大学ブランディングプロジェクト

http://www.meijigakuin.ac.jp/branding_project/

・株式会社ラン・リグ

http://www.runrig.jp/

2005-03-08(Tue):

韓国のソウル大学に日本研究所が設立されるというニュースを聞いて、海外の大学の日本研究機関はどの程度日本語のサイトを持っているかが気になる。ごく適当に調べた限りでは、

・中国社会科学院日本研究所(中国)

http://www.cass.net.cn/chinese/s30_rbs/japanese/

・東北師範大学日本研究所(中国)

http://web.nenu.edu.cn/ribensuo/ribensuoriwenzhuye.htm

・ハーバード大学ライシャワー日本研究所(アメリカ)

http://www.fas.harvard.edu/~rijs/

2005-03-05(Sat):

調査・研究・展示を目的とした団体や機関、つまりは研究所や学会、博物館や美術館、あるいは図書館や文書館が発行している学術系のメールマガジン(メールニュースと称しているものを含む)がかなりある。しかし、これはわかりやすい、これは読みやすい、これはおもしろい、これは役に立つというものは数少ない。逆にこれは問題があるのではないか、と思う事例もある。メールマガジンの発行者の一人としては、なんとかしたい状況だ。

そこで、以下を提案したい。

<学術系メールマガジンML開設のご案内>

研究所や学会、博物館や美術館、図書館や文書館でメールマガジンの編集・発行を実際に担当している方々で相互に意見交換や事例紹介ができるメーリングリストをつくろう。

主宰:岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集兼発行人)

主宰者サイト:http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/

・開設目的

2005-03-04(Fri):

近々刊行と聞くだけでワクワクする本がある。

・『ウェブログの心理学』(山下清美・川浦康至・川上善郎・三浦麻子著、NTT出版、2310円)

http://www.nttpub.co.jp/vbook/list/detail/0149.html

すでに、著者の方々のブログでふれられているし、ほうぼうで話題のようなので、ご存知の方も多いだろうが、目次を掲げておこう。

第一章 インターネット時代のコミュニケーション

・コミュニケーションの公開化と個人化

・インターネットのコミュニケーション的特質

・ホームページをもつということ

・ホームページの読み手であること

第二章 コミュニティに見るウェブログの歴史

・ウェブログ草創期はいつをさすのか

・登録型リンク集コミュニティに見るウェブログ草創期とその発展

・アンテナ系コミュニティに見るブログ・ツール文化の原型

2005-03-03(Thu):

もう募集を終了しているのだが、独立行政法人国立健康・栄養研究所が「インターネットと栄養のわかる臨時職員」を募集していた。要項が「コンピュータが得意で、HTMLがある程度わかり、かつ栄養関係の知識のある方を募集しています。インターネットで情報を探すのである程度の英語力は必要。実際に、栄養研関連の全サイトを維持管理する健康栄養情報・教育研究部で、専門職の手伝いをする技術補助員。あくまで補助ですので、最初は必要なスキルがなくてもかまいません。ただし、覚えていただくことが条件です。(HTML及びファイルメーカーデータベース、基本的なLINUX、MacOSXの操作)」というもの。各機関の方針だとは思うが、情報発信について研究者を中心にするのではなく、専門の総合職・事務職を置くべき時期ではないだろうか。雇用期間の有期・無期に関わらず、相当の地位と待遇を用意して、人材の確保と育成に取り組もうという機関はないのだろうか。批判を覚悟でいうが、研究者一人の雇用を失ってでも、情報発信担当の専門職員の予算を確保すべきだと思う。

・「インターネットと栄養のわかる臨時職員1名」(2005-02-23)