編集日誌

2006-06-14(Wed): 台湾・国家図書館を訪問

3泊4日の出張を終え、台湾から帰国。最終日はフライトまで自由時間があり、早起きして、蒋介石を記念した中正紀念堂と国家図書館を訪れた。

国家図書館は外国人でもパスポートを提示すれば簡単に入館できる。施設やサービスの利用案内はいずれも英語で書かれたものが用意されていた。それらの資料のなかでもっとも印象的だったのが、"Why must NCL users be at least 19?"という小さなリーフレットだ。このリーフレットでは"Position of the NCL"、"Research Requirement"、"Functions of the NCL"という3点を挙げて、国家図書館の利用を19歳以上に制限する理由を説明している。おそらく台湾でも年齢制限に対する反発があるのだろう。だが、一定のルールを定める必要もある。そのとき重要なことはルールを定める理由を示すことだ。"Why must NCL users be at least 19?"に込められた説明責任を果たそうとする意思に感心させられる。

なお、国家図書館については、国立国会図書館の『カレントアウェアネス』と『カレントアウェアネス-E』に関連記事がある。

2006-06-15(Thu): Windows Live Book Search

マイクロソフトがWindows Live Book Searchに力を入れている。日本でも書籍の本文検索がどのように進んでいくのか、興味深いところだ。

・「Microsoftの書籍検索プロジェクトに2大学が新たに参加」(ITmedia News、2006-06-10)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/10/news013.html

・「MSの書籍デジタル化プロジェクト、2大学が参加--効果が見え始めるグーグルとの違い」(CNET Japan、2006-06-12)

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20137287,00.htm

2006-06-16(Fri): 神奈川県資料室研究会で講演

神奈川県資料室研究会の2006年6月月例会で「インターネット上での学術情報の収集・活用・発信 三位一体のサイクルをめざして」と題して講演。同研究会に所属する主に企業図書館の職員を対象とした講演会。聴衆は約40名。司会を務めていただいた末廣恒夫さんをはじめ、事務局の方々に御礼申し上げたい。午前中の豪雨にも関わらず、予測の倍近く集まってくださった聴衆の方々、ありがとうございました。

講演内容が今後の業務に資するところがあればと思う。これで2006年上半期の講演活動は終了。締め切りが迫っている原稿の完成に注力しなくては。

・神奈川県資料室研究会2006年6月月例会

http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/ssk/reikai/recent.htm

・神奈川県資料室研究会

2006-06-05(Mon): 大学CIOフォーラムの開催

昨年末の編集日誌で大学や行政機関におけるCIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)についてふれたが、先日すでに昨年から大学CIOフォーラムという催しが開かれていることを知った。主要大学とマイクロソフト、三菱総合研究所が進めている。申し込みを忘れ参加できなかったのだが、5月24日に開かれた第二回大学CIOフォーラムでは、「大学革新のためのIT戦略」と題した提言書が発表されたという。まだマイクロソフト、三菱総合研究所いずれのサイトでも報告書の全文が公開されていないが、早く入手して目を通してみたい。

・大学CIOフォーラム

http://www.microsoft.com/japan/mscorp/citizenship/ucf/

・マイクロソフト

http://www.microsoft.com/japan/

・三菱総合研究所

2006-06-04(Sun): 授業評価サイトは中傷でいっぱい?(5)

この話題はそろそろ打ち止めにしたいが、最後に大学の授業評価アンケートや授業評価サイトについて述べておきたい。

最初に私と大学の授業評価アンケートの関係について記しておこう。2006-05-29(Mon)の編集日誌「続・授業評価サイトは中傷でいっぱい?」でふれたが、投稿後すぐにご本人が削除してしまったコメントがある。そのなかで私自身が大学の授業評価に何らかの形で、あるいは何らかの立場で関わったことがあるのか、という事実の確認をいただいた。それに答えておきたい。

2006-06-03(Sat): 授業評価サイトは中傷でいっぱい?(4)

山本淳子さん(新潟県立看護大学)の「授業評価サイト 中傷の氾濫 運営者に責任」(朝日新聞朝刊「私の視点」欄、2006-05-19)をめぐる話を続ける。二つわけた論点のうち、ここでは批判の仕方や批評に対する姿勢の話題に絞る。

教員の実名を公開する場合には、最低限、本人にその旨連絡を入れるべきだろう。

という山本さんの指摘に対して、私は以下のように指摘をした。

これは真剣に山本さんにうかがってみたい。仮に山本さんが求める連絡を入れた際、教員側としては受け入れがたい批判的な投稿はどのように扱えばよいのだろうか。連絡を受けた教員が受け入れがたいと思う批判的な投稿は掲載すべきではないということだろうか。連絡を入れるという言葉は一見中立的な響きがあるが、連絡を入れることが評価される側にある教員の許諾をとる、ということにつながるのであればそれもまたフェアではない。

これに寄せられた山本さんのコメントは、

2006-06-02(Fri): 授業評価サイトは中傷でいっぱい?(3)

山本淳子さん(新潟県立看護大学)の「授業評価サイト 中傷の氾濫 運営者に責任」(朝日新聞朝刊「私の視点」欄、2006-05-19)をめぐる話を続けよう。山本さんが問題があると指摘した授業評価サイト「みんなのキャンパス」や今回の山本さんの主張に対する反応をインターネットで探してみた。

・田口善弘「中央大学 理工学部の授業評価(みんなのキャンパス)」(2005-04-15)

http://tag.cocolog-nifty.com/tags_diary/2005/04/__75cb.html

・加藤雄一郎「“みんなのキャンパス”」(2006-04-05)

http://blogs.yahoo.co.jp/kato_yuichiro/30868117.html

この2本は、山本さんの記事以前に書かれている。

2006-06-01(Thu): 授業評価サイトは中傷でいっぱい?(2)

2006-05-25(Thu)の編集日誌「授業評価サイトは中傷でいっぱい?」に対して、私が批判した文章の筆者である山本淳子さん(新潟県立看護大学)ご本人と思われる方から、ブログにコメントをいただいた。取り急ぎ、数点について当方からもコメントしておいた。この話題については引き続き、編集日誌でとりあげていこうと思う。

さて、一つだけ論点を整理しておきたい。朝日新聞に掲載された山本さんの文章「授業評価サイト 中傷の氾濫 運営者に責任」(5月19日朝刊「私の視点」欄)に対する私の論点は二つにわかれているだろう。一つは、大学の授業評価アンケートや授業評価サイトの話題である。もう一つは批判の仕方や批評に対する姿勢の話題である。どちらも関心のある話題だが、両者を混同しないように気をつけながら話を進めていきたい。

なお、以下は今回お寄せいただいたコメントの筆者が山本さん本人であるという前提に基づいている。

2006-05-26(Fri): [ブログ]大学によるブログの活用事例 ?大阪教育大学

大阪教育大学が次の2つのブログを公開している。メモとして。

・夢プロジェクトBlog大阪教育大学若手職員によるProject Team

http://yume.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/dream/

・教員・学生等の活動紹介blog-大阪教育大学-

http://yume.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/info/

2006-05-27(Sat): [ブログ]久生十蘭オフィシャルサイト準備委員会

メモとして。少し前に朝日新聞で知った久生十蘭オフィシャルサイト準備委員会のブログ。直木賞作家の久生十蘭(ひさお・じゅうらん)の著作権継承者が運営している。興味深い。

・久生十蘭オフィシャルサイト準備委員会

http://blog.livedoor.jp/hisaojuran/