編集日誌

2005-06-19(Sun):

規制緩和の一環として、最近「市場化テスト(官民競争入札)」が注目されつつあるようだ。新聞各紙で構想が報道されることも増えている。これは、従来、国が担ってきた事業、いわゆる公共サービスの入札を官民参加で行い、入札結果によっては、公共サービスの担い手を民間に移そうとする試みだ。すでにハローワークや社会保険が市場化テストのモデル事業になっている。なぜ、この話題をとりあげるかといえば、市場化テストの主たる対象として、独立行政法人が挙げられているからである。たとえば、先週(2005-06-13)の平成17年度第3回規制改革・民間開放推進会議では、「民間にも類似の事業が多く存在し、法人化によって“官業の看板のかけかえ”となっている可能性があることなどから、積極的に実施対象とすべき」との指摘がみられる(宮内義彦議長提出資料)。これはこれで一つの見方であり否定はしないのだが、市場化テストの対象とすべき事業は何か、また逆に市場化テストの対象とすべきではない事業は何か、という目安づくりを望みたい。独立行政法人が行う事業は多種多様であり、そのすべてについて「民間にも類似の事業が多く存在」するとはいえないはずだ。市場化、あるいは民間参加を意識するあまり、公共サービスとは何か、という問いが失われることがあってはいけない。

2005-06-18(Sat):

第14回大図研オープンカレッジで「大学図書館のホームページを「再」設計しよう ?OPACを中心に」と題して報告。100名近くの参加者がいらしたようだ。お運びいただいた方々、ありがとうございます。そして、なによりも実行委員会のみなさま、ありがとうございました。閉会のあいさつで、有志による実行委員会が開催し、参加者は自分の時間と自分のお金で参加している、という言葉があったのだが、いたく感銘を受けるひとことだった。私の報告は、聞き手の方々にとっては、いわゆる辛口なコメントと受け取られるかとも思うが、首都圏を中心に100名近くもの方が集まる熱意があるのなら大丈夫。まだまだ大学図書館は独自性を発揮していけると思えた一日。

・第14回大図研オープンカレッジ

http://www.daitoken.com/events/events.html#doc

・大学図書館問題研究会

http://www.daitoken.com/

2005-06-17(Fri):

大日本印刷が運営してきた「artscape」という美術系サイトが、この7月で開設10周年を迎えるという。ついに10周年を迎えるサイトが出てくるとは……。短いようで長いインターネットの歴史を実感するニュースだ。

・artscapeサイト開設10周年記念プロジェクトのお知らせ

http://www.dnp.co.jp/artscape/10th/

・artscape

http://www.dnp.co.jp/artscape/

2005-05-19(Thu):

西海岸を少々ドライブ。

2005-05-20(Fri):

サンフランシスコから帰路に。

2005-05-21(Sat):

帰国。

2005-05-22(Sun):

法人化に伴って、国立大学に経営協議会という組織が設置されている。いくつかの国立大学では、議事要旨を公開しているが、まだ一部の取り組みにとどまっている。委員名簿や議事要旨をはじめ、経営協議会の活動が学内外に伝わるようにインターネットでの情報公開に努めてほしい。

ちなみに、経営協議会については、国立大学法人法第二十条に「国立大学法人の経営に関する重要事項を審議する機関」と定められており、学長、学長が指名する役員及び職員、教育研究評議会の意見を聴いて学長が任命する学外有識者(=学外委員)で構成される。大学によっては、学外委員を公募したところもある。

2005-05-23(Mon):

今日配信された広島大学高等教育研究開発センターの「RIHEメールマガジン」増刊号が非常によい。

・「RIHEメールマガジン」増刊号(2005-05-23)

http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/viewer.php?i=173

・広島大学高等教育研究開発センター

http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/

2005-06-02(Thu):

情報化関係の委員を務めている某独立行政法人へ。ここのサイトは本当によくなった。それだけではない。情報の発信・公開に向かう姿勢がどんどんと進化している。この変化に自分もいくばくかの貢献ができていると思うとうれしいことだ。

さて、こういう役割をもっと幅広く手がけられればいいのだが……。どこかからお誘いがないだろうか。

2005-06-03(Fri):

国立科学博物館のメールマガジン「科博メールマガジン」が昨日の配信でついに100号を迎えた。いろいろと要望はあるが、まずはここまでの継続に敬意を払いたい。

・科博メールマガジン第100号

http://www.kahaku.go.jp/magazine/backnumber/backnumber.php?id=177

・科博メールマガジン

http://www.kahaku.go.jp/magazine/

・国立科学博物館

http://www.kahaku.go.jp/