編集日誌

2005-02-05(Sat):

絹川直良「ブログと国際金融」を読む。オピニオン形成にブログが与える影響力について論じたDaniel W. Drezner and Henry Farrell "Web of Influence" ("Foreign Policy" November/December 2004) の存在をしる。メモ。

・絹川直良「ブログと国際金融」

http://www.triltd.co.jp/IIMA_Topics.htm

・Daniel W. Drezner and Henry Farrell "Web of Influence" ("Foreign Policy" November/December 2004)

http://www.foreignpolicy.com/story/cms.php?story_id=2707

2005-02-03(Thu):

文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」のページでは、採択取組の一覧から各大学のGPサイトに可能な限りリンクしている。当たり前のことがやっとなされるようになったに過ぎないが、それでも歓迎すべき第一歩だろう。

・「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/shien.htm

2004-02-02(Wed):

最近気になる本。買おうか迷い中。版元の方、ご覧になっていたら、一部贈呈していただければ幸いです。

『ORI研究倫理入門 責任ある研究者になるために』(Nicholas H. Steneck著・山崎茂明訳、丸善、1995円)

http://tinyurl.com/6t7ud

『インターネットの社会心理学 ?社会関係資本の視点から見たインターネットの機能?』(宮田加久子著、風間書房、17850円)

『ディジタル環境論』(松原伸一著、ナカニシヤ出版、1890円)

http://tinyurl.com/47n9a

『協調か対決か コンピューターコミュニケーションの社会心理学』(佐々木美加著、ナカニシヤ出版、1890円)

2005-01-30(Sat):

2005-01-28(Thu)の話を続けよう。

そもそも、大学教員と大学図書館の職員とでは、考え方や感じ方のポイントが違うのだろう。大学図書館が構築している学術ポータルを使っている大学教員は果たしてどれくらいいるのだろうか。また大学図書館の学術ポータルの構築に、大学教員はどれくらい関わっているのだろうか。大学教員と大学図書館の職員の共同作業によって構築された学術ポータルはどれくらいあるのだろうか。

2005-01-29(Fri):

すでにかなり日にちが経ってしまったが、昨年12月の大ニュースをあらためて紹介しておこう。

「国会図書館、ウエブサイトも06年から保存へ」(日本経済新聞)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20041207AT1E0400807122004.html

「国立国会図書館:ホームページを収集、保存へ」(毎日新聞)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20041210k0000m040131000c.html

「国会図書館、国内Webページの収集・保存を行なう答申」(INTERNET Watch)

2005-01-28(Thu):

googleなどの検索エンジンを利用して集めた記事を切り貼りしてレポートを書き上げる学生が多いという話を、ここ数年、大学教員から聞くことが多い。先日(2005-01-14(Fri))、国文学研究資料館で行われた第2回資源共有化に関する研究集会「日本発!!文化情報の発信と共有」の2日目の催し「文化・情報資源の共有化」で同趣旨の発言をしたのだが、考えてみれば、この現象は学術情報を簡単に検索できるgoogle並に便利なツールがないから起きているのではないだろうか? 最近では学生向けに大学図書館がインターネットでの学術情報検索法を指導することが当たり前になりつつあり、そのようなガイダンスを正規の授業に組み込もうとする動きもあると聞く。それでもなおgoogleの「悪用?」がとどまるところをしらないのであれば、学生のモラル低下の問題として考えるのではなく、これは使いたいと学生が思えるような機能を備えた学術ポータルがないことを問題のおおもととしてとらえたほうがよいのではないだろうか。Google Scholarのような学術分野に特化したサービスの登場を思うと、危機感をどこに置くか、見誤ってはいないか、という危惧がある。

・Google Scholar

2005-01-17(Mon):

國學院大學のサイトがリニューアルされたのだが(2005-01-11)、「HPリニューアルのお知らせ」という案内がよい。新旧のサイトを見比べられ、どのようなねらいがあるのか、きちんと示されている。

・「HPリニューアルのお知らせ」

http://www.kokugakuin.ac.jp/about/kouhou/info/hprenewal0501.php

・國學院大學

http://www.kokugakuin.ac.jp/

2005-01-26(Wed):

文化資源という言葉を最近目にする。これまでそのまま「リソース」と呼んでいたものが、「資源」に置き換えられているようだ。「リソース」よりはわかりやすような気もするが、とはいえ定訳という感じもしない。いい訳語はないものだろうか。

2005-01-15(Sat):

学習院大学東洋文化研究所が、「学内にある東アジア関連資料の調査を主目的とする」学習院大学東洋文化アーカイブズプロジェクトに取り組んでいる。朝鮮総督府録音記録セクション、友邦文庫データベースセクション、漢籍データベースセクション、韓国近代法制資料調査セクションの4つの作業が進行しているようだ。すでにインターネットで公開されている友邦文庫データベースの運用にあたる友邦文庫データベースセクションはもとより、「学習院大学収蔵の線装本を主体とする漢籍資料の調査・分析を行い、四部分類に基づく目録化をはかるとともに、その結果を電子データ化し、インターネット上に公開し学界に貢献できる体制を構築していくことをめざ」す漢籍データベースセクションに注目したい。

できれば、こういうプロジェクトにインタービューに行って、自分で記事を書いてみたいものだ。

・学習院大学東洋文化アーカイブズプロジェクト

http://www.gakushuin.ac.jp/univ/rioc/project.html

・友邦文庫データベース

2005-01-14(Fri):

国文学研究資料館で行われた第2回資源共有化に関する研究集会「日本発!!文化情報の発信と共有」の2日目の催し「文化・情報資源の共有化」に参加した。戸越にある国文学研究資料館を訪れるのは初めて。

行ってよかったと思える催しだった。なかでも、赤澤威さんの講演「人間文化研究機構における資源共有化」の印象は鮮烈。

・検索画面のデザイン、いわばユーザーインターフェースがデータベースの価値を決める。

・データベースというものは活用されることによって、その目的が達せられる。

・だからこそ、検索画面のデザインがプロジェクトの成否・評価に関わる。

・検索画面をデザインしてから、システムを設計するくらいでよい。

といった指摘は実に鋭い。最近、この種の研究会が盛んな一方で、議論がテクニカルな方向や微細な方向だけに向かっていると感じていただけに、赤澤さんの指摘は非常に重要なものだった。研究集会のアンケートにも記入したことだが、「どのような使い勝手を求めるか」「利用者とは誰か」という観点での討議に絞った催しが早々に必要だろう。

・第2回資源共有化に関する研究集会【PDF】