2020-04-11(Sat): 『公立図書館と都市経営の現在』を読了

・『公立図書館と都市経営の現在-地域社会の絆・醸成へのチャレンジ』(都市経営研究叢書4)(日本評論社、2020年)
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8257.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535587450/arg-22/

を読み終えました。1章1章がかなり短いので、正直読みやすいといえます。他方、その分、全体的に論じたらない論考が少なくないという印象も受けます。

個別の詳しい論評はここでは控えますが、私自身にとっては、

・第3章「都道府県立図書館と市区町村立図書館の関係」(横田早紀)
・第5章「公募図書館長のリーダーシップ-瀬戸内市民図書館の取り組み」(嶋田学)
・第7章「指定管理者からみた行政とのコラボレーション-CCCの運営図書館・5つの特徴と3つの約束」(高橋聡)
・第8章「公園のような図書館-伊丹市立図書館の取り組み」(綾野昌幸)
・第9章「地域産業支援と歴史の継承-ぶどうとワインの専門図書:甲州市立勝沼図書館」(古屋美智留)

が有用でした。特に第3章以外の上記の各章はいままで語られていない事柄も含まれているように思え、役立つものでした。

なお、本書全体としては、「都市経営研究叢書」の1つであることを思うと、もう少し現在の都市経営における図書館の位置づけを明確にする必要があったのではないかと思います。この点では書名もそうですが、章名を内容が一致しない論考があると感じました。

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