2020-06-09(Tue): 映画『パブリック 図書館の奇跡』をオンライン試写で鑑賞

情報解禁されて、ここ数日、MLAK界隈で話題になりつつあるこの映画。オンライン試写にご招待いただき、鑑賞しました。

試写のお話をいただいたときは、昨年大ヒットした

・映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
http://moviola.jp/nypl/

の柳の下を狙ったのかと一瞬勘繰ってしまいましたが、それは明らかに下司の勘繰りというやつでした。

日本での公開は7月ということですが、いままさにアメリカで起きている動乱とも呼ぶべき激しい分断を思うと、いますぐにでも鑑賞することをぜひ勧めたい一本です(英語版はすでにオンライン配信されています)。

この映画の見どころ、あるいは考えさせられる点はおそらく立場によって大きく異なる箇所があるように感じますが、それでも「シェルター」「避難所」として描かれる図書館の姿は日本ではどのように受けとめられるか、非常に気になります。

家に留まることを求められながら、家を失うということが現実に起きている現在のコロナ禍において、日本ではないどこかの国の出来事と受け止めるわけにはいかない、そういう切迫感や臨場感がある映画ではないでしょうか。

また、図書館で働く人々や私もその一人ですが、図書館に関わる人々にとっては、「民主主義の砦」としての図書館というものを表面的・皮相的ではなく、本心において受けとめることが求められる映画でもあるでしょう。図書館に根差した物語という意味では、もちろん『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』と重なりますが、描かれるものの複雑さと困難をよりリアルに感じる一作です。

・映画『パブリック 図書館の奇跡』
https://longride.jp/public/
https://www.thepublicfilm.com/
https://www.facebook.com/ThePublicFilm/

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