2005-01-14(Fri):

国文学研究資料館で行われた第2回資源共有化に関する研究集会「日本発!!文化情報の発信と共有」の2日目の催し「文化・情報資源の共有化」に参加した。戸越にある国文学研究資料館を訪れるのは初めて。

行ってよかったと思える催しだった。なかでも、赤澤威さんの講演「人間文化研究機構における資源共有化」の印象は鮮烈。

・検索画面のデザイン、いわばユーザーインターフェースがデータベースの価値を決める。

・データベースというものは活用されることによって、その目的が達せられる。

・だからこそ、検索画面のデザインがプロジェクトの成否・評価に関わる。

・検索画面をデザインしてから、システムを設計するくらいでよい。

といった指摘は実に鋭い。最近、この種の研究会が盛んな一方で、議論がテクニカルな方向や微細な方向だけに向かっていると感じていただけに、赤澤さんの指摘は非常に重要なものだった。研究集会のアンケートにも記入したことだが、「どのような使い勝手を求めるか」「利用者とは誰か」という観点での討議に絞った催しが早々に必要だろう。

・第2回資源共有化に関する研究集会【PDF】

http://www.nijl.ac.jp/contents/files/sigen2005.pdf

・デデリエ・ネアンデルタール(赤澤威さん)

http://www.nichibun.ac.jp/dederiyeh/

・人間文化研究機構

http://www.nihu.jp/