東洋文庫、東洋文庫梅原考古資料画像データベースに約2000点のデータを追加(2007-12-05)

screenshot

東洋文庫が東洋文庫梅原考古資料画像データベースに約2000点のデータを追加したと発表している(2007-12-05)。

・東洋文庫梅原考古資料画像データベース

http://61.197.194.11/umehara2007/ume_query.html

・東洋文庫

http://www.toyo-bunko.or.jp/

ただし、同文庫のトップページにある「What's New」には、

2007.12.5 梅原考古資料約2000件を追加公開いたしました。

と記されているものの、

・「東洋文庫、梅原考古資料画像データベースをリニューアル」(新着・新発見リソース、2007-05-04)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070504/1178204803

で伝えているように、2007年3月7日にこのデータベースがリニューアルされた際に6287点のデータが追加され合計12808点の画像が検索対象となっていた。いま調べてみると、このデータベースの検索対象は13514点であり、2007年3月のリニューアル時点と今回の2007年12月のデータ追加発表時点とでは、706点の増加にとどまっている。同文庫にはわかりやすい説明を求めたい。

なお、実際に追加された点数が何点であるにせよ、同文庫の発表方法には見直すべき点があるのではないか。トップページの「What's New」には、他にも

2007.11.5 岩崎文庫善本『十誦律』ほか2000ページを追加公開いたしました。

という記述があるが、このような簡略な発表では具体的にどのようなデータが新たに公開されたのかがわからない。過去にも国立国会図書館や国立公文書館に対して同様の問題を指摘したが、国立国会図書館の近代デジタルライブラリーの場合、2004年8月以降は追加公開資料のリストをcsv形式のファイルで公開するようになっている。

・「国立国会図書館、近代デジタルライブラリーで大正期図書を追加」(新着・新発見リソース、2007-07-11)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070711/1184086828

優れた先行例として、

・「東京学芸大学附属図書館、貴重資料約130点の画像を追加」(新着・新発見リソース、2006-05-01)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20060501/1146493951

で紹介した東京学芸大学附属図書館の発表方法があり、東洋文庫にはこれらの先行例に学び発表形式を改善してほしい。

・「東洋文庫、所蔵画像データベースを公開」(新着・新発見リソース、2005-12-18)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20051218/1134894717

・「東洋文庫、画像データベースに岩崎文庫善本画像データベースを追加」(新着・新発見リソース、2006-04-02)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20060402/1143942867