奈良文化財研究所と東京大学史料編纂所、『木簡画像データベース・木簡字典』『電子くずし字字典データベース』連携検索を公開(2009-10-14)

screenshot

奈良文化財研究所と東京大学史料編纂所が『木簡画像データベース・木簡字典』『電子くずし字字典データベース』連携検索を公開(2009-10-14)

・『木簡画像データベース・木簡字典』『電子くずし字字典データベース』連携検索

http://r-jiten.nabunken.go.jp/

http://clioz39.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/ZClient/W34/

・「奈文研と東大史料編纂所データベース共通検索システム運用開始のお知らせ」

http://www.nabunken.go.jp/topics/index.html#nabunken_tohdai_database2

・「データベース公開に関する記者発表のご案内」

http://repository.nabunken.go.jp/modules/xoonips/detail.php?item_id=1346

・奈良文化財研究所

http://www.nabunken.go.jp/

・東京大学史料編纂所

http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html

これは奈良文化財研究所の木簡画像データベース・木簡字典と、東京大学史料編纂所の電子くずし字字典データベースを一括して検索するもので、任意の文字を1文字入力すると、その文字を記した古文書や木簡の該当箇所を表示する。木簡画像データベース・木簡字典の収録文字数は約2万4000件、文字種は約1500種、画像数は約3万5000点、電子くずし字字典データベースの収録文字数は約2万0000件、文字画像数は約14万8000件とのこと。

いわば、ある文字が長い歴史の中で、どのように表記されてきたかを一覧できるわけで、文字について一定の知識を有する研究者にはたいへん有用だろう。ただ、一般向けにいささか高度な印象は残る。もちろん、研究の深化のためのツールであり、その意義は尊重するのだが、たとえば、検索結果を表示する際に各時代の文字を時系列に年表とセットで表示するといった仕掛けがあれば、一般的な関心も集められるのではないだろうか。

なお、このデータベース構築には2008年度、2009年度と科学研究費補助金を受けており、それぞれ1億413万円、5733万0000円が配分されている。

・史料デジタル収集の体系化に基づく歴史オントロジー構築の研究

http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20222001

・木簡など出土文字資料釈読支援システムの高次化と綜合的研究拠点データベースの構築

http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20222002