埼玉県川口市にあるメディアセブン&川口市立中央図書館に行ってきました

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こんにちは、ARGインターンの平山陽菜です。
知り合いの方のお誘いを受けて、同じくインターンのariyosiさんと埼玉県川口市立中央図書館とその上にあメディアセブンに見学に行ってきました。

川口駅のすぐそばにあるビル、キュポ・ラの5.6Fには川口市立中央図書館が、7Fにはメディアセブンがあります。
キュポ・ラはショッピングセンターで、3Fには大型書店も入っており、一つのビルに書店と図書館が同居し、さらには”メディアセブン”という公共の施設まである、ということで気になっていたところ、メディアセブンを見学するお誘いをいただき、川口市立図書館と併せて実際に見学してきました。
(ショッピングセンターの中にあるといっても、5-7Fまでにはショッピングモールとは別のエレベーター・エスカレーターが通っており、煩わされず直接向かうことができました)

<メディアセブン>
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メディアセブン

メディアセブンとは、市営のパソコンやホール、録音室の設備を有償で貸し出す施設のようです。
メディアセブンは指定管理でNPOの方が運営されていますが、その方々がとても精力的に活動され、様々なワークショップが開かれていました。

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メディアセブンのポスターやチラシ、壁面などには統一したデザインでメディアセブンの使い方などが描かれ、とても分かりやすく雰囲気が出ている。このデザインを手がけているのはメディアセブンの非常勤職員の方らしい。なんでも芸大出身で、イラストなどが得意だったために手がけることになったのだとか。
特徴ある手書きフォントに、暖かみのあるイラストなど、テーマカラーの緑とあいまってメディアセブンを印象づけています。

見学した際には、紫文式の都々逸のワークショップが開催されていました。
年配の方にまぎれて、中高生や小学生が参加していたのには少し驚きました。恥ずかしながらも小学生の女の子が都々逸を習う姿はとても可愛らしかったです。

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メディアセブンにはスタジオもあり、会員の方に有償で貸し出ししているよう。有償といっても一回500円などで、一般のスタジオに比べれば破格の値段です。
設備は十分で、音楽レーベルの作成もできるとあり、セミプロの音楽家の方なども常連さんなんだとか。

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メディアセブンではなんと、ラジオ(!)も流しています。
このラジオは主にメディアセブンや中央図書館内の範囲内に電波が届き、聴くことができるそうで、今は固定コンテンツをランダムで繰り返し再生しているそうですが、そのうち図書館と連携した図書館ならではのコンテンツや、視聴覚資料の朗読図書なども流せたら、考えているそうです。
館内で音楽は流せなくても、ラジオのイヤホンから図書館ならではのBGMが流れてきたりすると、なんだか楽しそうですよね。

見学した際は日曜日でパソコンも満席、盛況だったのですが、平日はもっと忙しいそう。スピーカーからうっすらと音楽が流れているのが雰囲気作りに一役買っており、とても良かったです。

別のセミナールームではボランティアの方がパソコンの講習会を受けていたのですが、そのほとんどが高齢者の方でした。
情報化社会が浸透したといってもまだまだパソコンに触ったことがない方も多いのが現状です。そんな中、格安で誰でもパソコンやインターネットが使える公共の施設の意義は大きいのではないかなと思いました。

<川口市立中央図書館>
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川口市立中央図書館

川口市立中央図書館は2006年にリニューアし、現在のキュポ・ラの5,6Fにオープンしました。
全面ガラス張りの側面が印象的で、とても明るく開放的でした。陽射しが強いときは本の日焼けなどの問題もあるらしいですが、多くの利用者の方がガラスに面した椅子やソファに腰掛けて読書などをしており、駅やビル、街並みの景色が良い閲覧スペースはとても気に入られているようでした。駅のホームに電車が入ってくる光景を見下ろして楽しめるため、鉄道ファンの方にも評判が良いのだとか。
(利用者の方が多くて写真が撮れなかったのが残念です。)

貸出カウンターと返却カウンターが分かれており、返却カウンターはゲートの外にありました。貸出カウンターにはスタッフの方が一人いましたが、館内に自動貸出機が豊富にあるためか、日曜日でしたがそこまで忙しそうではありませんでした。
写真がないため伝えにくいですが、ゲート前右手に返却カウンターが、ゲート後左手に貸出カウンターがあり、正面には相談・案内カウンターがありました。初めての来館者には、これがとてもありがたい。早速館内撮影の許可などをお尋ねすることができました。((館内撮影は職員の方が同伴するなら、ということで、お忙しい中職員さんに付き添っていただき、撮影を許可していただきました。ありがとうございました。))
他にも、天井から下げられた大きな垂れ幕型のアイコンや、階段を登ってすぐに目に付く案内板など、初めての利用者にも優しく、分かりやすい設計でとても親しみがもてました。

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日に3,000人は利用されるようで、見学した際も老若男女問わず様々な方が図書館を利用されていました。OPACの検索速度が速い!しかも5ヶ国語対応(日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語!)など、細かいところも行き届いていて、ささっとした見学でしたがとても良い図書館でした。

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キュポ・ラの語源にもなった工場の鍛冶場の風景を模した人形が利用者の方から寄付されたようで、階段登ってすぐの目立ったスペースに大きく展示しています。

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6Fへの階段を登って目につくのは、先程の案内板とこの垂れ幕。川口市立中央図書館では「レファレンス」の代わりに利用者にも分かりやすい「相談」という言葉を使って、相談カウンターを設けていました。

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入り口すぐの右手にはティーンズルームということで児童室が。児童室は騒音などが問題にならないよう丸く壁に囲まれていました。読み聞かせなどはメディアセブンにあるホールで行うことが多いそう。

<感想>
駅の側、それも買い物客も多く訪れるショッピングモールの中にある図書館、公共施設ということで、利用者は多いと想定していたのですが、場所の立地に加えて施設の綺麗さ、使いやすさや積極的なイベントなどがとても魅力的でした。
ふらっとみてみた感じでは、同じビルの書店にもお客さんは多く、図書館と書店で住み分けているのではないかと伺えます。蔵書冊数や敷地面積が膨大なわけではありませんが、「あったらいいな」と思えるような、明るく素敵な図書館でした。

<関連Webサイト>
川口市立中央図書館
メディアセブン
ショッピングモール キュポ・ラ
Wikipedia 川口市
川口市