富山大学附属図書館、『富山大学工学部紀要』の全バックナンバーをデジタル化し公開(2012-10-23)

utomir.lib.u-toyama.ac.jp

富山大学附属図書館が『富山大学工学部紀要』の全バックナンバーをデジタル化し、富山大学学術情報リポジトリToRepoで公開した(2012-10-23)。

・『富山大学工学部紀要』
http://utomir.lib.u-toyama.ac.jp/dspace/handle/10110/6298
・「『富山大学工学部紀要』の全巻号をデジタル化公開」(Let’s enjoy Library Life!、2012-10-23)
http://u-toyamalib.blogspot.jp/2012/10/11-1949.html
・富山大学学術情報リポジトリToRepo
http://utomir.lib.u-toyama.ac.jp/
・富山大学附属図書館
http://www.lib.u-toyama.ac.jp/
・「『富山大学工学部紀要』の全巻号をデジタル化公開」(Let’s enjoy Library Life!、2012-10-23)
http://u-toyamalib.blogspot.jp/2012/10/11-1949.html

『富山大学工学部紀要』は1949年から2007年まで全58巻が刊行された後、現在は休刊となっている。

このニュース自体は機関リポジトリにへの新規コンテンツの追加であり、このレビューでは基本的には紹介対象としていないのだが、それでも今回取り上げたのには訳がある。というのは、この全巻デジタル化公開を伝える富山大学附属図書館のブログ記事が非常に名文であるからだ。以下に一部を引用しよう。

>>
一般的に理工学分野の紀要(大学が発行し、無償配布される雑誌)は、学会誌や商業誌の発展にともない、現在ではその役割を終えたとされています。『富山大学工学部紀要』も2007年の58巻を最後に休刊しています。しかし、戦後しばらくの間は紀要は学術情報流通に大きな役割を果たしており、多くの重要な論文が掲載されています。理工学分野は研究の進展にともない古い論文は価値を失っていくものとされていますが、本紀要に掲載された記事・論文は、当時の社会情勢や技術の動向を反映しており、歴史的な価値を有しています。また、デジタル公開によって地域社会の人々の目に広く触れることによって、新しい観点から利活用されていく可能性を有する内容を含んでいるように思えます。

・「『富山大学工学部紀要』の全巻号をデジタル化公開」(Let’s enjoy Library Life!、2012-10-23)
http://u-toyamalib.blogspot.jp/2012/10/11-1949.html
<<

過去のコンテンツをデジタル化する意義を的確に述べたこの記事は、ぜひウェブの学術利用に関わる方々に全文を通しで読んでほしい。