止まることなく走ってくれた人たちがいるから【広報担当のARGな日々】2016-09-08

ARG広報の鎌倉です。

ARGでの仕事を始めて、今までお会いしたことのない方たちとお話をさせていただく機会があります。

これまで、建築家の方と、私は直接話をしたことがありませんでした。

昭和40年代、団地が作られ、その中に建てた実家も親が決めたこと。私は2歳の時に引っ越しをしたので、建築家や家を建ててくれた人たちとのやり取りを知りません(たまに建設現場を見に行ったことはうっすらと記憶しています)。

高校生の時に、祖父母と一緒に暮らすことになり、祖父母が住んでいた家をリフォームして、そこに引っ越しました。高校1年生だった私は、やはりどのようなやり取りが親や祖父母と業者の間であったのか分かりません。

分かっているのは地鎮祭に来てくれた神社の神主さんくらいでした。

建築事務所の方たちとお会いしてお話を伺って学んでいることは、建設は建物を作って終わり、ではないということです。

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その「完成」に至るには数年かかります。建設が始まるまでに時間をかけています。対話をし、何度も直して、形にする。

オリンピックもそうですが、スタートラインに立つまでには、気が遠くなるくらいのプロセスがある。気が遠くなる練習を経て、オリンピックに出場しているのと同じで、建設が始まる前のプロセスこそ長く、でも時間が限られた中で、最高のパフォーマンスが求められます。

そんなお話をお伺いして、

家に向かって、歩いていて、

目に飛び込んでくるすべての建物のタイル一枚一枚が

建築事務所の皆さんの、夜遅くまで引いている線、数ミリに至るまでに妥協しない点、利用者の思いと未来をまだ見ぬ形にする想像力、現場で流す汗の結晶だと思えました

そして建築に携わったすべての方たちの時間と思いを乗せて、できるのが建物なのですね。

今、家の壁紙を見つつ、壁紙をデザインした人、製造した人、壁紙を運んでくれた人、それを貼ってくれた人がいるんだと思いました。

私という住んでいる人にリレーバトンを渡すために、どれだけたくさんの人たちが、止まることなく走ってくれたか‼

ARGもその途中のプロセスにいます。リレーのバトンをもっと早く、もっとスムーズにリレーできるように、お手伝いをしていきたいです。

その先には、ゴールの先で待っている利用者の方たちのために‼