県立図書館による県内図書館の被害状況収集と発信について考えたこと【広報担当のARGな日々】2016-10-22

ARG広報の鎌倉です。

昨日起こりました鳥取県中部を震源とした震度6弱の地震ですが、まだ余震が続いているようです。皆さまのご無事をお祈りしております。

鳥取県中部を震源に震度6弱の地震が発生【広報担当のARGな日々】2016-10-21
http://www.arg.ne.jp/node/8597

震度6弱が起こったは14:08。地震から3時間後には、鳥取県立図書館がウェブサイトに「10月21日の地震による鳥取県内図書館の被害状況等について 平成28年10月21日 午後4時40分現在」として、県内の市町村の図書館尾被害状況をアップしました。

鳥取県立図書館のFacebookで確認したら、Facebookにアップしたのが17:17でしたので、3時間後ですね。

IMG_20161022_141156

同日中に17:50現在の情報に更新されました。

鳥取県立図書館はこれからも情報更新をしていくかと思われます。以下のサイトをぜひご覧ください。

http://www.library.pref.tottori.jp/info/1121.html

■県立図書館が収集する情報

鳥取県立図書館のウェブサイトには、以下の情報を見ることができます。

・図書館名
・館内被害状況
・施設被害状況
・開館予定
・備考

もう一つ事例を挙げると、東日本大震災の被害状況をまとめた岩手県立図書館のリストには以下の情報が入れられていました。

東北地方太平洋沖地震に係る岩手県内公立図書館等の被害概況
https://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/lib-iwate.html

・館名
・被害状況(平成23年4月30日現在)
 - 人的 – 建物 – 設備
・開館状況
・備考

震災が起こったら何をどのようにヒアリングするのかは決めて、備えて、練習をすることが大切ですね。

■県立図書館と市町村図書館の平時からの連携

今年、鳥取県の「READ&LEAD」がLibrary of the Year 2016のライブラリアンシップ賞-地域に役に立つ図書館-を受賞しました。

鳥取県立図書館の単館ではなく、鳥取県立図書館と兼愛図書館ネットワークとして県全体でのネットワークとしての受賞となりました。

推薦詳細として

鳥取県立図書館は、ビジネス支援サービスや県内公共図書館・学校図書館との連携ネットワークの構築による社会全体の知的基盤整備に努め、「地域の役に立つ図書館」というこれからの図書館像を確立し、リードしてきた。これからの図書館のあり方に対する、10年間にわたる課題提起および貢献を特に評価した。

出展)Library of the Year 2016
http://www.iri-net.org/loy/loy2016.html

「鳥取県立図書館協力業務ハンドブック平成28年度版 (2016年度版)」によると、サービス内容として以下があげられています。

・資料搬送車(業務委託)及び宅配便による市町村図書館・高等学校図書館等への配本サービス
・図書館運営の専門的事項の相談及び情報・資料の提供
・県内図書館職員の研修会の開催
・資料相談業務の支援

▽鳥取県立図書館協力業務ハンドブック平成28年度版 (2016年度版)
http://www.library.pref.tottori.jp/member/2016%E5%8D%94%E5%8A%9B%E6%A5%A…

また県立図書館の中には市町村図書館、高校図書館等への協力・支援、団体貸出等を行う支援協力課があります。

課長や課員が、平時からどれだけ密に連絡を取り合い、相談を受け、足を運んで対面で会っていることが大切だと感じています。

緊急時が起きてから何かをやろうといっても、混乱している現場がさらに混乱する結果になるかもしれません。

平時の関係づくりが、緊急時にも生きるという証明を、鳥取県立図書館から学びました。

実際のオペレーションについて直接聞いたわけではありませんので、あくまで私の考察です。落ち着いたら、どのように進めたのか鳥取県立図書館にお伺いしたいです。