お金の流れ自体が違うアメリカの図書館【広報担当のARGな日々】2016-11-14

ARG広報の鎌倉です。今年の7月、約一カ月間、1991年から1998年まで暮らしていたアメリカに行ってきました。

数カ月前の話になりますが、アメリカの図書館についてもこちらで紹介させてください。

テキサス州にあるダラス公共図書館に行きました。

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図書館に入ってすぐのカウンターは本の貸出のカウンターではないようです。

近づいてみると「Homeless Engagement & Leadership Program(H.E.L.P)」のサインがあります。

https://dallaslibrary2.org/homeless/help-desk/

こちらホームレスの人たちに様々なサービスを提供しています。

・職探し
・Eメールのセットアップ
・住まいや食事がとれる場所の紹介

も図書館で行っているのです。

ニューヨーク公共図書館もそうですが、どうしてこんなプログラムが実施・運営できるのだろう、予算はどこからきているのだろうと思うかもしれません。

アメリカの場合、税金だけに頼らない仕組みができています。

そのカギを握るのが「友の会」です。

ダラス公共図書館の「Homeless Engagement & Leadership Program(H.E.L.P)」もFriends of the Dallas Public Library(ダラス公共図書館友の会)がファンドレイジングを行ってプログラムを支えているのです。

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日本も人口が減る中、税金に頼れなくなるかもしれません。

図書館のお金の流れかたを変えていく時期に来ているかも、とアメリカで思いました。

そして仕事がない人、ホームレスの人が仕事を始めることで納税者にもなることを考えると、ダラス市にとってもよい投資になるプログラムではないでしょうか。

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