635号(2017-04-03、4545部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の635号(2017-04-03、4545部)を発行しました。

主な記事は、

羅針盤「WikipediaLIB@信州 #01」を開催して(小澤多美子)

○お知らせ
 -『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』最新号第18号、好評発売中!
  -大統領図書館の特別レポートと特集「総理大臣資料のありかを探る」
 -『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第6号』を希望する図書館へ献本。申込み受付中!

○各地のプロジェクトから

○【PR】「新共著『未来の図書館、はじめませんか』発売中」
 -47都道府県ツアーの予定を更新中!
 -二刷も在庫僅少

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -『ライブラリー・リソース・ガイド』第18号刊行
 -沖縄市で「市民協働図書館にむけて」「『協働』そして『自治』-新図書館で実現するオーナーシップとイコールパートナーシップ」と題して講演
 -一般社団法人減災ラボの立ち上げ
                              など、7日分

○奥付

http://archives.mag2.com/0000005669/20170403102530000.html

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2017-04-02発行   ‡No.635‡   4545部発行

      -新年度開始!2017年度もよろしくお願いします-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

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○羅針盤「WikipediaLIB@信州 #01」を開催して(小澤多美子)

○お知らせ
 -『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』最新号第18号、好評発売中!
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○各地のプロジェクトから

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           本誌編集長・岡本真の新刊!

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           (青弓社、2014年、2160円)

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          本誌編集長・岡本真の2冊目の単著!

         『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』
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   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406288187X/arg-22/

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 ◆ 羅針盤 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「WikipediaLIB@信州 #01」を開催して
                小澤多美子(県立長野図書館企画協力課)

 すでに前号で海獺さん(ウィキペディアン)がレポートを書いてくださっていますが[1]、県立長野図書館は2017年3月20日(月・祝)に、「WikipediaLIB@信州」を開催しました。

 はじめに結論から書くと、このレポートで私がいちばんお伝えしたいことは、「ウィキペディアは楽しい!」ということです。それは、ウィキペディアそのものに対しての思いでもあり、またそこに関わる人やそれにまつわる様々なプロジェクト(イベント)に対しての思いでもあります。たった数回ですがウィキペディアイベントに参加し、素人ながら主催という立場に立ってみて、そしてその中でたくさんの方に出会っていろいろな想いにふれて強烈に感じたその「楽しい!」という感動や発見をお伝えしたい、共有したいという視点で、今回のイベントを振り返
っていきたいと思います。

○どのように始まったか

 今回の「WikipedidaLIB@信州」については、海獺さんのレポート以前にも、既に当館館長の平賀が「概要と目論見」をARGメールマガジン第632号[2]において詳しく書いてあるため割愛します。

 そもそもこのイベントは、平賀の提案から始まりました。時期としては、昨年の晩秋頃だったように記憶しています。「ウィキペディアタウンの図書館版をやりたいよね」という、いつもどおり突然降ってきた話でしたが、それまでの私は、ウィキペディアタウンというものは何となく知ってはいたものの、参加したことはなく、どのようなことをするのかすらあまりわかっていませんでした。
ただ、長野県の図書館のひとつである「伊那市立図書館」のウィキペディアの記事が「良質な記事」に選ばれたということは聞いており、またそれを書いた方がまだ若い学生であること、そして「『図書館版』を開催するならその方を講師としてお招きしたい」という館長の一言に、「なんだか面白そう」と感じました。

 その場で館長とふたり、おおよその日程を考えたのですが、年度内にやろう、講師が学生だとすれば長期休暇中の方が良いのではないか、図書館資料を使って調べるのであれば休館日がいいかも、といった単純な理由を集約した結果、「2017年3月20日(月・祝)」が候補日となりました。

 そのようにして日程はあっさり決まったものの、その後の進展がほとんどないままに時間が過ぎていきました。担当者は私を含め3人でしたが、誰もウィキペディアタウンに参加したことがないためイベントの具体的なイメージを作れず、講師であるAsturio Cantabrio氏(以下、かんたさん)をお招きすること以外のプログラムは年明けになっても白紙状態でした。
館長は「やるぞ」という指示は出したものの、実際の中身は担当者で考えさせるというスタンスでしたので、さすがにこのままではマズイということで、3人で「高遠ぶらり×WikipediaTown」(2017年1月28日開催)に参加することにしました。その時のことや、以降の流れについては、かんたさんがブログで書いてくださっています[3]。

 高遠では講師を務めていただくかんたさんにお会いできたほか、後日、やはり講師としてお招きすることが決まった海獺さんにもお会いできました。また、主催者として進行や説明をしていた諸田和幸さん(伊那市立高遠町図書館)も、この時にきちんとご挨拶することになりました。そうやって、ウィキペディアンと呼ばれる方々のリアルな活動や、図書館の方による実際の運営を目の当たりにしたことで、プログラムのイメージがようやくぼんやり見え始めました。

 そもそも私が高遠へ参加した大きな目的は、「ウィキペディアタウン」がどんなものなのかを体感し、できるだけ運営側の視点を学ぶことにありました。初参加のくせに壮大な目的でしたが、そう意識してとにかくなんでも吸収しないと間に合わないほどに、WikipediaLIBまでの時間は残っていませんでした。ただ実際には、複数人でのウィキペディア編集の難しさを感じたり、図書館側の関わり方のイメージができた程度で、運営視点にまで思いを馳せる寄せる余裕はほとんどありませんでした。
それでも、ここで初めて「ウィキペディア、楽しい!」と感じたのです。

○担当者間での目的共有

 その後、館に戻ってから改めて担当者3人で打合せを行いました。開催の意図は館長からおぼろげに聞いていたものの、自分達の言葉で、自分達が納得しないと前に進めないと思い、高遠での体験をふまえてアレコレと書き出していきました。そして、「自ら課題を捉え、必要な情報を探し、選択し、編集して発信することが体験できる場としての“ウィキペディアタウン”を開催したいと思う市民や図書館を増やすこと」を目的として共有し、自分たちは「そのためのプログラムを作ること」が任務なのだと理解しました。
それにプラスして、少しでも達成感を味わってもらえるようにとの思いから「どんなに小さなことでも一人一つは必ずウィキペディアにアップすること」も目標にしました。

○講師陣

 「WikipediaLIB@信州」は、名前のとおりウィキペディアに信州の図書館記事を書くというものです。そのため、良質な図書館記事を連発していたかんたさんがメイン講師になることは最初から決まっていました。しかし、図書館記事を書くということは、ウィキペディアタウンのように街歩きをする必要はありません。
また、メインの参加者層を県内図書館関係者と想定していたこともあり、必然的に「そもそもウィキペディアとはどんなものなのか」「オープンデータとは」という、当館として今後県内図書館の方に伝えたい視点の一つをカバーするような、総論的な講義もあった方が良いだろうと判断し、その結果、各地のウィキペディアタウンで講義をされていた海獺さんも講師としてお招きすることにしました。

 宮澤優子さん(飯田市立川路小学校)と諸田和幸さんのおふたりには、主催者寄りの立場で準備にも関っていただきつつ、事例発表者として、名を連ねていただきました。宮澤さんには学校図書館における実践を踏まえたうえでの「ウィキペディアと図書館をつなぐ」というテーマで、諸田さんには伊那市立高遠町図書館でのウィキペディアタウンの開催経験をふまえて「ウィキペディアの具体的な編集方法」を語っていただきました。

 そして、この8名(かんたさん、海獺さん、宮澤さん、諸田さん、館長、当館担当3人)でFacebookグループを作り、もろもろの打合せや検討を重ねていきました。しかし、このグループがなかなか盛り上がらなかったのです。なぜかというと、当館側の進捗状況が思わしくなかったというのが一番の理由ではありますが、その他に、私以外の担当2人は日常的にFacebookを使うタイプではなく、海獺さんやかんたさんからの投稿にスピーディに気がつかないというケースがたびたびあったということがあります。

 話は少し逸れますが、Facebookグループやメッセンジャーを使った仕事のやり取りは、個人的には2016年7月に開催した「都道府県立図書館サミット2016」に実行委員の1人として関わった際に、所属も立場も違う様々な方と合意形成をしていくためにはとても便利でスピード感のある良いツールだと感じていたため、今回もごく自然なものとして受入れ、活用できましたが[4]、そのような経験を持たない場合は馴染むまでに少し時間がかかってしまうかもしれません。
ましてや夜中や休日といった通常の業務時間外でも平気で進んでいく議論にどこまで関わっていこうと思えるかは、その仕事に対するモチベーションの高さ=自分がそのことに意味を感じているかどうかが、とても大きな分かれ目になるかもしれないとも思います。

 そうは言っても本番まで全員で顔合わせできる機会はないので、できるだけお互いに声かけをしながら、講師の方になるべく心配や不安をかけないように進めていきました。

○京都での体験が大きな原動力に。

 プログラムを考えるにしても運営の流れを組み立てるにしても、さすがに経験値が少なすぎると感じ、3月4日(土)に京都市で開催された「インターナショナルオープンデータディ2017 in 京都(酒ペディア・酒マップ)」(オープンデータ京都実践会主催)と、翌日の5日(日)の「ウィキペディアタウンサミット2017」(OpenGLAM JAPAN主催)に参加することにしました。酒ペディアは個人的にとても魅力を感じたので、勇気を出して一人で乗り込み、翌日のサミットはもう一人の当館担当者と2人で運営視点を学ぶつもりで出席しました。

 この京都での2日間で私は、実際に自分で編集作業を体験し、様々な形でウィキペディアに関わるたくさんの方と出会い、その熱い想いを感じ、高遠の時以上にとにかく「楽しい!」と心から思えたのです。この「楽しい!」を3月20日に参加する方にも感じてもらいたい。それが、私がこのイベントまでの短くもそれなりにハードな準備期間のモチベーションを保つうえで、いちばん大きな原動力になりました。

○想定外の申込数に、あわてて講師を増員

 2月中旬に告知を開始し、少しずつ参加申し込みが入り始めていきました。正直、告知を始めるまでは、どれほどの申込みがあるのだろうと不安に思っていました。なぜなら自分が感じた「楽しい!」という思いは実際に参加して体験してみなければわからなかったことで、それをウィキペディアタウンとも違う、信州の図書館記事をテーマにしたWikipediaLIBという初めての試みに対し、賭けてくれる方がいるのだろうか、と。したがって敢えて定員も設けていませんでしたし、多くても30人ぐらいだろうとの根拠のない想定も担当者間にありました。
それが最終的には48名もの方にご参加をいただくことになったのです。

 これは、かんたさんによればウィキペディアタウン関連イベントとしてはだいぶ多い人数だったようで、プログラムのひとつであるグループ単位でのウィキペディア編集ワークショップを行うにあたっては、サポート人員が今のままでは厳しいと判断し、急遽、くさかきゅうはちさん(ウィキペディア日本語版管理者)もサポート講師という形でお招きすることにしました。

○準備で大変だったこと

 何よりプログラムをゼロから作ることが大変でした。担当3人で話し合って案を作り、館長と相談し形を作っていきました。それをFacebookグループに投げて、講師陣のご意見・アドバイスを仰ぎ、修正するということを繰り返します。

 私はワークショップの担当になったのですが、「ウィキペディアを編集するという一連の行動を、あえてステップごとに分解して、その一つずつの行程を参加者が意識して行えるようにすること」「またそれを定型プログラム化していけること」を館長から求められていたため、それを表現する形式やワークシート等の配布資料をどう作るかに大変頭を悩ませました。

 ステップを一つずつ捉えなおしていくと「編集方針検討」「調査」「素材準備」「執筆・校閲」「公開」といった流れが見えてきました。それは慣れている方なら頭の中で無意識的に行っていることなのだと思いますが、編集の初心者がいざその場面に立ったときに、どんな工程を踏んでいけばいいのかが自分でわかり、しかもそれらは一方通行の流れではなくて、循環するということを理解してもらい、また、図書館業務との親和性の高さにも気づいてもらえたら。そうした意図をひそませたプログラムにしたかったのです。

 とはいってもなかなか形にならず、館内で意見交換しながら、高遠のウィキペディアタウンで感じた「戸惑い」や「学び」といった、編集初心者の自分だからこそ気がつけたであろう部分を丁寧に思い出して作業を進めていきました。

 それはやはり参加者の多くが初めてウィキペディア編集を行うものと想定されたため、どうやったら初めてでもグループの中で手持ち無沙汰にならずに作業に貢献したと感じられ、また達成感を得られるようになるだろうか。できることなら、少しでも満足感を味わってもらえるように、そうした点をクリアできることに重点を置きました。またウィキペディア編集の流れを理解してほしいというだけではなく、公開というアウトプットまで含めて日常的に情報を扱ううえでも応用が利くということに気づいてほしいという狙いもありました。

○当日のこと

 お申し込みをいただいた48名の方々は、当日は一人の欠席もなく、全員が集まりました。会場は、昨年6月にICTや人の交流を通じて情報の扱い方を伝え合う場として閲覧室内に新たに設けた「ナレッジラボ」です。狭い会場に大勢の人が揃う光景を目の前にして、このイベントに期待して賭けてくださったのだと、朝から少し胸が熱くなりました。

 午前中に海獺さん、宮澤さん、かんたさんの講義が終わり、午後がウィキペディア編集を行うワークショップでした。ワークショップは、事前に意図したとおり、一つずつのステップを確認しながら進めていくやり方をとったのですが、このやり方自体は海獺さんやくさかさんのようにウィキペディアタウンを運営側から見た経験が豊富な方から見ると、コントロールし過ぎとも捉えられたようでした。実際に編集作業の現場を見ていると確かに多様な参加者のいろいろな行動によって、こちらが意図していない化学反応があちこちで起こっているように見えました。
思惑どおりに場が動かなくても仕方ないし、むしろコントロールできる部分なんて本当はあまりないのかもしれません。ここは次回に向けてまた考えなければいけないことだなとは感じましたが、単純にそのやり方を止めるということではなく、どうすればひそませた意図を実現できるかを考えたいと思います。

 編集作業が終盤にさしかかる頃、ウィキペディアへの項目アップができた班から自然に拍手があがりました。それまで場がうまく進んでいるのか不安になったりもしましたが、「何もせず待っていて大丈夫」という講師の言葉を聞き、参加者が自力でステップを越えていくまで待つという姿勢がウィキペディアイベントを主催する側には必要なのだと学びました。それがあっての「拍手」だったので、とても嬉しく感じました。

 当日の流れや感想などは、前述のかんたさんのブログにも丁寧なまとめがあるほか、参加された多くの方がSNS等で発信してくださっていますのでそちらをご覧いただけたらと思います(Twitter/Faceboookハッシュタグ: #wplibs )。

 それらの感想をひとつずつ読むと、自分たちがプログラムにひそませた狙いや意図を感じ取ってくださっていること、また何よりいちばん伝えたかった「楽しい!」という思いを抱いてくれている方が本当にたくさんいらっしゃったことがわかり、本当に嬉しく、そして安心しました。

 それはひとえに、当館側の意図を的確に理解し、咀嚼し、参加者層にあわせた形で表現してくださった講師のかんたさん、海獺さん、宮澤さん、諸田さん、そしてワークショップでサポートいただいたくさかさんといった皆様のおかげでもあります。講師の方にとっては、ウィキペディアンとして、また司書としてこれまで活動してきた思いやその立場から、当館側の意図に同意しかねる部分もきっとあっただろうと思います。しかし、そうした点をさらりと乗り越えて、本当に素敵なわかりやすいプレゼンをしてくださったことに心から感謝しています。

 なお、タイムスケジュールや各講師の講義スライド、配布資料などはまとめて報告として当館公式Facebookページ「信州発・これからの図書館フォーラム」5で公開していますのでぜひご覧ください(県立長野図書館ウェブページでも元ファイルを公開予定です)。

○開催したことの意味

 色々な準備に追われすっかり頭になかったアンケートのことに思いが至ったのはイベント前夜でした。そのため、回答項目をきちんと検討できないままにお願いすることになってしまったので果たして有効なアンケートになったかと言われるとあまり自信はありませんが、イベント終了時にご協力をお願いし、その中でウィキペディアに関しては下記の事項をお尋ねしました。

(1)ウィキペディアのアカウントを持っているかどうか?
 回答選択肢(今回参加するために作ったor以前から有していた)
(2)ウィキペディアタウンについて知っていたか?
 回答選択肢(今回初めて知ったor知っていた)
(3)ウィキペディアタウンを主催してみたいか?
 回答選択肢(はいor興味があるが未定orまだわからないorいいえ)

 回答結果はそれぞれ次のとおりです(アンケート回収数48人中41枚)。
(1)ウィキペディアのアカウントを持っているかどうか?
 今回参加するために作った 31名(64%)
 以前から有していた    10名(21%)
 [アンケート未提出    7名(15%)]

(2)ウィキペディアタウンについて知っていたか?
 今回初めて知った     20名(41%)
 知っていた        21名(44%)
 [アンケート未提出    7名(15%)]

(3)ウィキペディアタウンを主催してみたいか?
 はい           10名(21%)
 興味があるが未定     12名(25%)
 まだわからない      14名(29%)
 いいえ          3名(6%)
 無回答          2名(4%)
 [アンケート未提出    7名(15%)]

 京都での「ウィキペディアタウンサミット2017」の際に、岡本真氏(アカデミック・リソース・ガイド)から会場に対し「ウィキペディアタウンの評価指標はどうしていますか?」との問いかけがありました。その時会場からは、「新規項目の数」「典拠に採用された図書館の資料数」といった答えがあり、主催者それぞれが工夫していることがうかがえました。

 そこで今回のイベントにあたっては、今回参加したことでウィキペディアへの関わりや関心度がどれだけ高まったかという点を聞こうと思い、上記のような項目としたのです。

 その結果、(1)アカウントを「今回参加するために作った」方は、過半数を超える64%もいらっしゃいました。ただ作るだけでは意味がないということはもちろん承知していますが、それでも、これだけの方が新たにウィキペディアに関わってみようと思ってくださったということに、またそのきっかけとなる場を提供できたんだということに、とても嬉しく思いました。

 そして(2)ウィキペディアタウンを「初めて知った」方は41%。半数弱の方がそのような取り組みが全国各地で開催され始めていることを知らなかったということです。確かに長野県内での開催は伊那市高遠町での実践がありますが、今まであまり県内図書館関係者の関心が高いとはいえない状況でした。しかし、海獺さんの講義で丁寧に説明していただいたため、ウィキペディアや図書館に関係する最近の大きな動きのひとつとして、「ウィキペディアタウン」を認識していただけたのではないかと思います。

 (3)は、今回のイベントでそこまで感じていただける自信も少なかったので、よく考えたら尊大な設問だったかなとも思いましたが、思いのほか前向きな回答が多くあって逆に驚きました。「興味があるが未定」も前向きな回答と捉えれば、やはり半数弱の46%の方がウィキペディアタウンを主催してみたいと感じていただけたことになります。

 これらの数字は「WikipdiaLIB@信州#01」の目に見える一つの側面しか表していません。それでも、これだけ多くの方に新たな世界へ関わっていこうとするきっかけを提供できたということが、今回開催したことのひとつの成果だったのではないかと思っています。

○さいごに

 再び「ウィキペディアタウンサミット2017」の話になりますが、意見交換の中で「開催したいが上司や職場の理解を得るまでが難しい」といった声がありました。また、「もし開催すると決まっても準備に最低半年はかけたほうがよい」というアドバイスもありました。

 今回の当館の場合、開催のきっかけは館長からのトップダウン、準備期間は実質2ヶ月ほどという、そのいずれにも当てはまらないケースでしたので、ウィキペディアタウンを開催したいと考えている図書館の方にとって参考になるポイントはあまりないかもしれません。でもきっと、やりたいと思えば誰かが助けてくれる。それだけはお伝えできるかなと思います。今回も、講師をはじめ、たくさんの方のご協力があって実現できました。

 個人的には、ウィキペディアにかかわりを持つことで今まで知らなかった世界の扉が開き(比喩ではなく本当にそう感じました)、たくさんの素敵な出会いに恵まれました。この仕事に携われて、本当に幸運だったと思っています。楽しかった。

 結局のところ、私が感じたこの「楽しさ」とはなんだったのか。それは、一生懸命収集しているものの普段は使われることもあまり無いような郷土資料がどんどん手にとられ、それが参考文献としてウィキペディアに掲載されて陽の目をみたりする。このようなウィキペディアタウンの効能的なものに対する「再確認」でもあり、また、生業としてではない得意分野をもつ社会の様々な人を図書館がハブになってつなぎ、交流の場を提供できたことに対する「感動」でもあったのではないか、と思います。
それはまた、資料の収集・保存・提供を基本とした図書館の本来的機能が活き活きと発揮されたことに対して感じた「嬉しさ」だったともいえるのかもしれません。

 「WikipediaLIB@信州」は手直ししながらこれからも続けていく予定です。それは、館長が掲げた「目論見」にもあるとおり、ウィキペディアを編集できる人やウィキペディアタウンを開催する図書館を増やすことを目指しているからです。しかしそれだけが目的ではなく、あくまでも、「情報」に主体的にかかわることができる人を増やすという、これからの図書館が取り組んでいくべき道を歩むためのひとつの手段として、この「WikipediaLIB@信州」を位置付けていることを忘れないようにしたいと思います。

 そして、長野県の図書館が、もっと楽しくもっと自由な発想で地域の情報拠点になっていけるように、県立長野図書館として貢献していきたいと思っています。

[1]「第1回WikipediaLIB@信州」海獺(ARG, 634号, 2017-03-27, 羅針盤) http://www.arg.ne.jp/node/8865
[2]「県立長野図書館『WikipediaLIB@信州』の概要と開催の目論見」平賀研也(ARG, 632号, 2017-03-13, 羅針盤) http://www.arg.ne.jp/node/8849
[3]「WikipediaLIB@信州に参加する(1)開催準備」(Asturio Cantabrioブログ:振り返ればロバがいる) http://ayc.hatenablog.com/entry/2017/03/24/143823
 「WikipediaLIB@信州に参加する(2)イベント当日」(Asturio Cantabrioブログ:振り返ればロバがいる) http://ayc.hatenablog.com/entry/2017/03/25/004254
[4]「学校司書の私が図書館の中の人になるまで」宮澤優子(ラーコモラボ通信 第62号) http://archives.mag2.com/0001260410/20160927095041000.html
[5]「WikipediaLIB@信州 #01を開催しました」(県立長野図書館Facebookページ:信州発・これからの図書館フォーラム) https://www.facebook.com/FutureLibNagano/posts/425501211132922

[筆者の横顔]
小澤多美子(おざわ・たみこ)県立長野図書館企画協力課主任。図書館情報大学卒業後、新設私立短期大学図書館に採用され4年間の勤務の後、長野県入庁。
以後県立長野図書館にて整理部門を経て現在は階層別・技能別研修事業や、各種リテラシープログラムの企画実施を担当。小学生と幼稚園児の2児の母。仕事と学校行事と家庭の両立に悩みつつも、楽しい毎日を過ごしています。

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 【ライブラリー・リソース・ガイド最新号第18号好評発売中!】

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)の最新号第18号が、3月28日(火)に刊行となりました。

アメリカ大統領図書館のレポートと日本の総理大臣資料のありかを探る特集の2本立てです。歴代総理大臣の総理大臣資料のありかをまとめた「『総理大臣資料』全調査」も圧巻の内容となっています。

また、内閣総理大臣を務めた福田康夫氏への特別インタビューを元日経新聞記者の松岡資明さんに執筆いただきました。こちらもぜひご覧ください。

猪谷千香の図書館エスノグラフィーでは、前回のライブラリー・オブ・ザ・イヤーの優秀賞・オーディエンス賞を獲得した東京学芸大学学校図書館専門委員会を取材。さらに新連載として「かたつむりは電子図書館の夢をみるか LRG編」を同志社大学の佐藤翔さんに担当いただきました。充実の連載も見逃せません。

ご予約、表紙などの詳細はFujisanマガジンサービスにて。
http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/next/

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG) 第18号/2017年 冬号

目次

◆巻頭言 「意思を持って雑誌をつくる」ということ[岡本真] p.002

◆特別寄稿 壮大なバイオグラフィーとしての大統領図書館[大原ケイ] p.005

◆特集 総理大臣資料はどこにある?[岡本真] p.041
◇「総理大臣資料」全調査 [岡本真] p.083

◆福田康夫 元内閣総理大臣 特別インタビュー 公文書の扱いとその国のかたち [インタビュアー:松岡資明] p.113

◆図書館エスノグラフィ 東京学芸大学学校図書館 運営専門委員会[猪谷千香] p.122

◆連載 かたつむりは電子図書館の夢をみるか LRG編 人並の人生も幸福も期待していなかった図書館情報学徒、10年後の実態[佐藤翔] p.130

アカデミック・リソース・ガイド株式会社 業務実績 定期報告 p.142
スタッフボイス p.147
次号予告 p.151
定期購読・バックナンバーのご案内 p.156

★書店経由の機関購読も可能です。まずはメールにてお問い合わせください。
担当:LRG編集部 ふじた lrg@arg-corp.jp

   【ライブラリー・リソース・ガイド第6号を図書館へ寄贈します】

昨年4月の熊本地震を受けてオープンアクセス化を図った、ライブラリー・リソース・ガイド第6号「図書館と震災」特集号を希望のある図書館へ寄贈いたします。先着順にて受け付けし、予定数に達し次第締め切ります。

日本中どこにいても震災をはじめとした災害に向き合う必要があることは確かです。6年前の経験を無駄にせず、今後の糧にしていくために、まずは一度ご覧ください。以下のリンクから、ウェブ上で全文がご覧いただけます。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG) 第6号/2014年 冬号
http://www.slideshare.net/arg_editor/lrg-62014

【申し込み方法】★寄贈を希望される図書館の方は、以下の要領でメールでお申込みください。
件名:LRG第6号寄贈
本文:(1)図書館名: /(2)郵便番号と住所: /(3)担当者名:
申込みは lrg@arg-corp.jp まで

なお、その規模や運営主体を問わず学校図書館や大学図書館、専門図書館など蔵書を一般に公開し利用可能なすべての図書館が対象です。お気軽にお申込みください。

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。

【気仙沼市】
気仙沼図書館災害復旧事業及び(仮称)気仙沼児童センター整備事業設計業務

現場は基礎工事がほぼ終了。4月からはいよいよ1階の躯体工事が始まります。現在の現場の様子が気仙沼図書館のFacebookページで紹介されています。(野原)

・【新館基礎工事がほぼ完了しました】(気仙沼図書館Facebookページ)
https://www.facebook.com/kesennuma.toshokan/posts/1870586713229881
・気仙沼図書館災害復旧事業及び〔仮称〕気仙沼児童センター建設事業について[PDF](気仙沼市)
http://www.kesennuma.miyagi.jp/sec/s048/010/010/020/2702/kennsetuzigyou.pdf

【富谷市】
富谷市次世代型図書館づくりに向けた市民参加ワークショップ事業

仕事をがんばった時、プチお祝いをしたい!!そんな時おすすめなのが、富谷市で昔から続く野菜フレンチのお店・ノースポールです。地元の旬の野菜がふんだんに使われ、お皿にのった野菜の鮮やかな色にテンションが上がります。地元の人に話を聞くと、結婚記念日や誕生日などスペシャルな日に行くお店だとか。「富谷市次世代型図書館づくりに向けた市民参加ワークショップ事業」の納品も終わり、ほっと一息。またノースポールに行って、お祝いしたい気分です。(鎌倉)

・ノースポール
http://restaurant-northpole.com/

【名取市】
新名取市図書館施設整備事業

新年度が始まりました。名取市の建設検討委員会は今年度も続きます。おそらく私も継続して委嘱となると思われます。2018年度の開館予定ですが、来年のいま頃はもうそんなに余裕はない時期です。今年度が新図書館にとっても勝負の一年。震災の縁でできたこの関係だけに恥ずかしくない助言に務めていきます。

・名取市図書館-新図書館関連(名取市)
http://www.city.natori.miyagi.jp/tosyokan/sintosyokan/

【須賀川市】
須賀川市市民交流センター管理運営等支援業務

今日は2017年(平成29年)3月31日、年度末日です。その年度末ぎりぎりの今日もまた、こうして須賀川へ向かっています。両手に1000枚近くの紙の束を抱えて……。今年度の成果品をまとめたものを納品するのです。そして、紙は重い。この重さは重量だけではなく、この1年間一緒に取り組んできたみんなの思いの重さです。大切にお持ちしたいと思います。(李)

・声のパレット~(仮称)須賀川市市民交流センターのプレサイト~
http://sukagawaodeko.jp/

【境港市】
境港市民交流センター(仮称)新築工事基本設計業務

境港市が生んだ日本を代表する写真家・植田正二さんの写真を見に「植田正二写真美術館」に行ってきました。2000年に亡なりましたが、今でも根強いファンがいるのか、平日にもかかわらず多くの人が訪れていました。シンガーソングライター福山雅治さんのアルバム「HELLO」のジャケットの写真を手掛けてから、交流を深め、福山さんが「師匠」と仰いでいた方でもあります。新しくできるセンターに植田正二さんの展示を作ってみたい。福山雅治さんにトークイベントに来てもらえないかなと妄想しています。(鎌倉)

・植田正二写真美術館
http://www.japro.com/ueda/
・設計最終案を了承 境港市民交流センター検討委(日本海新聞)
https://www.nnn.co.jp/news/170316/20170316080.html

【西ノ島】
西ノ島町コミュニティ図書館基本計画・基本設計・実施設計業務

新年度になりました。別れと出会いの多い季節ですが、西ノ島町ではこの時期の風物詩ともいえるお見送り風景が見られたようです。カラフルなお見送りの紙テープがたなびくフェリーと、西ノ島を旅立つ方々の笑顔の写真が紹介されています。(下吹越)

西ノ島町・別府港でのお見送りの様子(隠岐・西ノ島いいね!)
https://www.facebook.com/oki.nishinoshima/posts/1386920104684178

【別府市】
別府市図書館・美術館整備基本構想策定等業務

別府市に新しい移動図書館車が誕生しました!ARGはデザインのディレクションを担当し、お披露目式典には『走れ!移動図書館』の著者・鎌倉幸子が立ち会いました。車体を彩るイラストは、別府を象徴する名所や名物を表しています。たくさんの人に親しまれ、移動図書館車そのものが新たな別府の名物となりますように!(野原)

・【別府市の移動図書館車のデザインを支援】(アカデミック・リソース・ガイド株式会社Facebookページ)
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/1344692148909737
・別府市図書館・美術館整備基本構想策定への取り組み(別府市)
https://www.city.beppu.oita.jp/sisei/kakusyukeikaku/library_museum.html
・図書館・美術館整備基本構想(別府市役所 生涯学習課)Faecbookページ
https://www.facebook.com/library.museum.city.beppu.oita/

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

http://arg-corp.jp/

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 ◆ PR ◆ - Science, Internet, Computer and …
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      「新共著『未来の図書館、はじめませんか』発売中」

            岡本真、森旭彦著
     『未来の図書館、はじめませんか』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

目次
まえがき-図書館は知の番人だ

第1章 図面から生まれる図書館は正しいのか
 1 市民に盲目な、「図面から生まれる図書館」
 2 図書館デザインの行方
 3 消えた“図書館職人”の時代
 4 図面から生まれる“効率図書館”の実情
 5 出来合いの公共施設には、“しなやかさ”が宿らない
 6 市民から生まれる図書館
 7 信じることからはじめよう、市民のちから
 8 本当の、市民の声の聞き方

第2章 図書館の“周辺”にある、進化のチャンス
 1 ゲーム機がある図書館
 2 メディア利用から見る「静かな図書館」
 3 市民利用に見る騒がしい「シェアオフィス」のニーズ
 4 図書館ウェブサイトは本当に公共性があるのか
 5 日本の公共空間の捉え方

第3章 図書館の原風景を見つめる
 1 ひとつとして同じ図書館はない
 2 多様な歴史から生まれた図書館の原風景
 3 輸入された原風景「無料図書館」
 4 二冊目の『市民の図書館』を探して

第4章 「足で見る」図書館
 1 いろいろな図書館を知ることが“ライブラリーリテラシー”を上げる
 2 質は量から生まれる
 3 すべてがすばらしい図書館なんて存在しない
 4 「アポなし訪問」の壁と図書館の閉鎖性

第5章 「まち」から生まれる図書館、図書館から生まれる「まち」
 1 「まち」から生まれる図書館
 2 都市総合計画は、図書館のあり方を考えるうえでの必須資料
 3 土地を知り、まちを立体的に理解する
 4 まちの課題はフィールドワークでしか見えてこない
 5 図書館から生まれる「まち」

第6章 さあ、図書館をつくろう
 1 新設だけが「図書館づくり」ではない
 2 ビジョンがない「基本構想」への違和感
 3 図書館のためのビジョン・メイキング
 4 フィールドワークを経たうえで基本構想をまとめる
 5 基本構想は未来から見た未来を、いまからつくること
 6 図書館を形に-「基本計画」「整備計画」
 7 ハード面とソフト面は切り分けて外注すべき

第7章 「発信型図書館」のためのアイデアのつくり方
 1 ワークショップの罠
 2 図書館で見つけるアイデア「百連発」
 3 アイデア+マラソン=「アイデアソン」
 4 書くブレインストーミング「ブレインライティング」
 5 「聞きたいこと」と「発表したいこと」を最大にする会議
   「アンカンファレンス」そして「ライブラリーキャンプ」
 6 図書館を発信-「メディアリレーションとロビイング」
 7 見せるから伝わる-「アドボカシー」
 8 自分の“財布”をもつ強み「ファンドレイジング」

第8章 図書館の拡張
 1 「図書館で起業」は可能か?-「産業支援」
 2 図書館の役割は知の総合コンサルタント-「議会支援」と「行政支援」
 3 図書館のサードプレイス、どう生かす?-「市民活動支援」と「市民協働」
   のあり方
 4 魅力再発見は図書館の「観光支援」で
 5 新しいことが起こり続ける「デジタルアーカイブ」
 6 図書館は「オープンデータ」の守護神になるのか?
 7 「MOOC」で学習の地域間格差を、ゼロに

図書館をつくるための本棚

図書館系業務実績一覧

あとがき

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

◆2017-04-11(Tue):
東京文化資源会議 第4回公開シンポジウム
「UP TOKYOの魅力-世界へ、世界から」
(於・東京都/有楽町マリオン)
http://tohbun.jp/blog/2017/03/08/post-600/

◇2017-04-15(Sat):
デジタルアーカイブ学会設立総会
(於・東京都/東京大学 本郷キャンパス)
http://dnp-da.jp/events-and-news/

◇2017-04-21(Fri):
神奈川県資料室研究会 神資研4月例会 講演会
学術情報の著作権の最新動向と新しいWebサービス「ARROW」
(於・神奈川県/神奈川県立川崎図書館)
https://saas01.netcommons.net/shinshiken/htdocs/index.php?key=joxymuivd-…

◇2017-04-22(Sat)~2017-04-23(Sun):
日本アーカイブズ学会2017年度大会
(於・東京都/学習院大学)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=303

◇2017-05-17(Wed)~2017-05-19(Fri):
第8回 教育ITソリューションEXPO EDIX
(於・東京都/東京ビッグサイト)
http://www.edix-expo.jp/

これ以前のバックナンバーやご登録はこちらからどうぞ。
http://archive.mag2.com/0001260410/

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◆2017-04-18(Tue):
オガールEXPO2017 オガールシンポジウム「つながる図書館×みらいの図書館」(岡本真 ほか)
(於・岩手県/紫波町情報交流館 オガールベース)
https://www.facebook.com/OGALEXPO2017/

◆2017-04-30(Sun):
横浜丘の手ライブラリー・フォーラム-本でつながる交流の輪
基本講演「YOKOHAMA発・未来のとしょかん-OUR LIFE LIBRARY」(岡本真)
(於・神奈川県/かけはし都筑)
https://www.facebook.com/events/280718965693772/

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

[参考]基本プロフィール
     http://arg-corp.jp/employees/makoto-okamoto/

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

また、当面の間、

             岡本真、森旭彦著
     『未来の図書館、はじめませんか』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

の販促にかなう限りは、講演謝金不要で講演依頼を受け付けます。お気軽にご
相談ください。

~<弊社編集誌>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
      ライブラリー・リソース・ガイド(編集・発行:ARG)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~曲がり角を迎えている図書館における今後の学習環境を考える~    ラーコモラボ通信(編集・発行:ラーニングコモンズラボラトリ)
        http://archive.mag2.com/0001260410/

       ~デジタルヒューマニティーズのいまを探る~
      人文情報学月報(編集:人文情報学研究所&ARG)
        http://archive.mag2.com/0001316391/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<弊社編集誌>~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 配信の解除・送信先の変更は、
           http://www.arg.ne.jp/registration
                          でお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<ご協力ください>~~

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2017-03-27(Mon): 図書館総合展2017フォーラム in 福智町を開催

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8866

・図書館総合展2017フォーラム in 福智町
https://www.libraryfair.jp/news/5517

を開催しました。200名以上の参加者となりました。失礼ながらおそらく全国的な知名度はない福岡県の中山間地域である福智町の開催でどれだけの参加者が集まるか、運営サイドに懸念もありましたが、なんといっても福智町側の関係者の多大なるご努力のおかげです。遠くは福井県や三重県、さらには沖縄県からの参加者もいらっしゃいました。

本編では私は司会を2本。ご講演いただいた関係者と打ち合わせを重ねてきただけに、それなりに納得感のある、そして聴衆の方々にも一定の満足感のあるものとなったのではと思います。今日も福智に一泊。

◆2017-03-28(Tue): 『ライブラリー・リソース・ガイド』第18号刊行

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8867

日中は車移動で福岡県内の未踏のまちと図書館等を別案件の調査も兼ねて動き回りました。思いのほか、「昨日の図書館総合展で司会をしていた方ですよね!」とお声がけいただきました。

さて、本日、今年に入ってから特に日誌にも書いてきた「総理大臣資料」に関する私自身の論考を掲載した『ライブラリー・リソース・ガイド』第18号が刊行されました。

・ライブラリー・リソース・ガイド
http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
https://www.facebook.com/LRGjp

主要目次は以下の通りです。

◆巻頭言 「意思を持って雑誌をつくる」ということ[岡本真] p.002

◆特別寄稿 壮大なバイオグラフィーとしての大統領図書館[大原ケイ] p.005

◆特集 総理大臣資料はどこにある?[岡本真] p.041
◇「総理大臣資料」全調査 [岡本真] p.083

◆福田康夫 元内閣総理大臣 特別インタビュー 公文書の扱いとその国のかたち [インタビュアー:松岡資明] p.113

◆図書館エスノグラフィ 東京学芸大学学校図書館 運営専門委員会[猪谷千香] p.122

◆連載 かたつむりは電子図書館の夢をみるか LRG編 人並の人生も幸福も期待していなかった図書館情報学徒、10年後の実態[佐藤翔] p.130

今回は福田康夫元総理へのインタビューも実施しています。

「総理大臣資料はどこにある?」については、大学時代に政治思想史をまなんだ私としてこだわりをもって行った調査です。ぜひご一読ください。

◆2017-03-29(Wed): 浜松へ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8868

昨晩、福岡から帰ってきましたが、引き続き日帰り出張です。

本日は浜松市立図書館の職員研修の講師を務めました。

年度末、もう少し出張ラッシュです。

◆2017-03-30(Thu): 沖縄市で「市民協働図書館にむけて」「『協働』そして『自治』-新図書館で実現するオーナーシップとイコールパートナーシップ」と題して講演

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8869

本日から沖縄へ。そこそこ久しぶりです。今日は5月に図書館が移転開館する沖縄市の沖縄市立図書館図書館講演会で、「市民協働図書館にむけて」「『協働』そして『自治』-新図書館で実現するオーナーシップとイコールパートナーシップ」と題して講演しました。

商業施設だった建物に地域の起爆剤の一つとして入居する図書館に期待を寄せ、同時に図書館の力になろうと思ってくださっている市民の方々がいらっしゃいます。その方々への少しでもヒントになればと思っています。

なお、私は2015年度に総務省派遣のICT地域マネージャーとして沖縄市に赴き、主に新館移転にあたってのシステム面に関する助言を行っています。

◆2017-03-31(Fri): 沖縄散策からの帰京

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8870

恩納村文化情報センター、美ら海水族館、名護市立中央図書館を見学してまわってから帰京しました。

いやあ、今月は出張が多かったですが、無事に2016年度が終わりました。

◆2017-04-01(Sat): 一般社団法人減災ラボの立ち上げ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8871

新年度です。スタートダッシュのための会議がてんこ盛りです。

そんななか夕刻より、2月の設立し、本日から正式稼働となる

・一般社団法人減災ラボ
https://www.gensai-lab.com/

の総会を行いました。私は理事に就任しています。

これは、

・減災アトリエ
https://www.gensai-atelier.com/
https://www.facebook.com/gensai.atelier/

の鈴木光さんが中心となった取り組みで、私も本業とうまく絡めつつ関わっていきます。とりあえず、今日の総会での結論の一つは、防災・減災の取り組みにおいて経済的な持続可能性を実現すること、鈴木さんが少しはうらやましがられる程度に豊かな生活を営む状態を生みだすこと、そして鈴木さんにあこがれて防災・減災を仕事にしようと思う若者を生みだすことです。

私個人としても、またアカデミック・リソース・ガイド株式会社としても文化創造機関の仕事にこれまで以上に減災の要素を取り入れていきます。

◆2017-04-02(Sun): 自治体の予算書を精査

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8872

この仕事、ただ待っているだけでは仕事になりません。日々ほうぼうに出かけることもそうですが、とにかく自ら情報を探し出していく必要があります。

ということで今日はほぼ一日、新たな動きに注目してきた自治体の予算編成状況の確認をしていました。この作業、実は年明けからずっとしているのですが、本日ようやくすべて完了です。

ちなみに私が把握しているだけで、公共図書館だけでも150近くの自治体で施設更新にかかわる予算が計上されています。図書館の世界だけを見ていると、ついつい悲観的になってしまう方もいるかもしれませんが、それでも図書館は恵まれているほうと感じます。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-635]2017年04月02日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>408
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
     http://arg-corp.jp/(コーポレート)
【Facebook】https://www.facebook.com/arg.ne.jp/(メルマガ)
      https://www.facebook.com/ARGjp/(コーポレート)
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