宣伝会議が主催する『プロモーション&クリエイティブフォーラム2016』に参加してきました。
▽プロモーション&クリエイティブフォーラム2016
http://www.pmforum.jp/
図書館の広報力アップのためにセミナー・ワークショップのお仕事をいただいていますが、自治体全体の広報・PRのトレンドをしっかりつかんでいかねば!!
ということで「地方創生のこれからをクリエイティブから考える」と題して行われた熊本県東京事務所次長の成尾雅貴氏、大分県企画振興部広報広聴課・課長の高屋博氏のパネルディスカッションに行ってきました。
広報業界では「インバウンドを意識した広報」についての情報が飛び交っています。
今回話を聞くと、大分も熊本も、日本国内だけではなく海外からの観光客を強く意識していらっしゃいました。大分県の動画も35%は海外の視聴者なので、言葉を理解しなくても理解できるような作りにしているとか。
2019年には九州でラグビーワールドカップ、世界女子ハンドボール選手権が行われることもあり「海外」を強く意識していました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの前の年の前哨戦にもなるので、気合が入りますね。
さて、昨月(7月)はアメリカに25日間いっていました。車でアメリカを西から東まで横断したのですが、車で走っていると図書館の交通標識を道沿いによく見ました。
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こちらイリノイ州で見つけた交通標識
道路標識は、車社会の土地では大切。そしてこの標識は、最高の広報ツールではないでしょうか。
無意識ですが記憶には刻まれるかも。
アメリカ図書館協会の関連記事です。
▽American Library Association
National Library Symbol/Library Symbol Highway Sign
http://www.ala.org/tools/libfactsheets/alalibraryfactsheet30
日本でも図書館などの文化財の道路標識があればいいのにな。
2015年に国土地理院の報告書「外国人にわかりやすい地図表現」を読みました。
▽国土地理院基本図情報部
「外国人にわかりやすい地図表現」
http://www.gsi.go.jp/common/000103785.pdf
ホテル、レストラン、博物館・美術館など外国人がよく訪れる場所としてあげられていますが、この博物館、美術館の交通標識も日本にはなさげです。
団体旅行ではなく個人旅行を楽しみたい人も増えていくでしょう。5月に大分県湯布院に行きましたが、大きなバスで移動、というよりは個人できている外国人が多かった気がしました。
これからレンタカーで旅行を楽しむ人も出てくることが予想される中で、ぜひ文化施設の交通標識をつくってもらいたいです。