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816号(2020-09-21、4066部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の816号(2020-09-21、4066部)を発行しました。

主な記事は、

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第32号、今週刊行」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、販売好調」
-LRGのFacebookページから
・【Library of the Year 2020二次選考結果発表】
・【ライブラリアンの情報発信をライブラリアンなりに考えてみた】
・【Twitterで #図書館条例調査 を流しています】

○<最終回>連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第10回(梅澤貴典)

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第16回(嶋田学)

○お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -出社の多そうな今週の始まり
 -舞い込むご相談・ご依頼の有難さ
 -書き物に励む
                             など、7日分

○奥付

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-09-21発行   ‡No.816‡   4066部発行

  -「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第32号、今週刊行-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
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○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第32号、今週刊行」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、販売好調」
-LRGのFacebookページから
・【Library of the Year 2020二次選考結果発表】
・【ライブラリアンの情報発信をライブラリアンなりに考えてみた】
・【Twitterで #図書館条例調査 を流しています】

○<最終回>連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第10回(梅澤貴典)

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第16回(嶋田学)

○お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -出社の多そうな今週の始まり
 -舞い込むご相談・ご依頼の有難さ
 -書き物に励む
                             など、7日分

○奥付

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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   「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第32号、今週刊行」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)最新刊の第32号が今週9月25日(金)に刊行となります。特集は「融合施設はまちを変えるか-須賀川市民交流センター tette開館1周年」(責任編集:李明喜)。

オンライン書店のFujisan.co.jpで、いまご予約いただけば、今週末にはお手元に届く見込みです。必見必読の一冊ですので、ぜひお買い求めください。

       ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第32号
     https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/next/

◆巻頭言 誰の物語を紡ぐのか 岡本真(arg)

◆特集 責任編集 李明喜(arg)
融合施設はまちを変えるか-須賀川市民交流センター tette開館1周年

・はじめに-取材後記| tetteという日常 李明喜

・座談会 1
 tetteの運営-tetteの現場で起きていること
 佐久間貴士(須賀川市民交流センター tette センター長)
 岡田良寿(須賀川市民交流センター tette 総務課)
 岡崎朋子(須賀川市中央図書館司書)
 荒川明子(須賀川市民交流センター tette 企画課)
 モデレーター:李 明喜

・市民協働による公共施設運営とまちづくり
 三矢勝司(NPO法人岡崎まち育てセンター・りた事業推進マネージャー)

・すかがわ ものがたり
 イラスト:阿部和佳奈
 高校生たちのものがたり|県立須賀川桐陽高等学校 軽音楽愛好会
 須賀川生まれのものがたり 1|安齋会香さん
 須賀川生まれのものがたり 2|宗像正夫さん
 親子のものがたり|四家美抄子さん、彩翔くん

・座談会2
 tetteのデザイン―デザインってなんですか?
 畝森泰行(畝森泰行建築設計事務所)
 青木佑子(株式会社スティルウォーター)
 齋藤佑二(Ordinary Coffee)
 モデレーター:李明喜

・インタビュー
 公共デザインとしてのtette-地域の幸せと公共空間
 林厚見(株式会社スピーク/東京R 不動産、グッドデザイン賞審査委員)
 聞き手:李明喜

・インタビュー
 地域と世界を結ぶ円谷英二ミュージアム-特撮文化の未来へ
 尾上克郎(特撮研究所、須賀川市民交流センターアドバイザー会議委員)
 聞き手:李明喜

・資料編

・司書名鑑 vol.27
 岡崎朋子(須賀川市中央図書館司書)

◆連載
・島ではじめる未来の図書館 番外編「島それぞれの図書館(沖縄離島)」(田中輝美)
・猪谷千香の図書館エスノグラフィー vol.13「コロナ禍でも市民とつながる鎌倉市図書館の舞台裏」(猪谷千香)
・伊藤大貴の視点・論点 第10回「ニューノーマルにおけるこれからの図書館-オンラインとオフラインの境界のない世界へ」(伊藤大貴)
・かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第15回「“ あなた”はなぜ、図書館に行くのか-図書館利用の決定要因を探る壮大な研究(……の、数歩目くらいの話)」(佐藤翔)
・【連載マンガ】ここが変だよ地方行政 第6回「スゴイ人件費」(小田理恵子)

◆アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告

◆STAFF VOICE

   「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、販売好調」

2020年6月に刊行したライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の売れ行きも好調で、過去最速の販売ペースになっています。年内に売り切れになる可能性がありますので、いますぐのお買い求めをお勧めします。

◇巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◇特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◇司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◇連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◇連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◇連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◇連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◇連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/
【9/16(水)・9/17(木)、Public Affairs Summit 2020開催】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2979289455508572
【Library of the Year 2020二次選考結果発表】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2985132818257569
【ライブラリアンの情報発信をライブラリアンなりに考えてみた】
https://www.facebook.com/LRGjp/pots/2978546912249493
【10/16(金)、10/17(土)、鳥取立図書館開館30周年記念シンポジウム「ディスカバー図書館inとっとりIV Society5.0が実現する未来の図書館を考える」】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2970364329734418
【Twitterで #図書館条例調査 を流しています】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2985155234921994

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

  <最終回>第10回:「学ぶ」知識から「使う」教養へ(アウトプット)

                       梅澤貴典(中央大学職員)

本連載では、これまで図書館やオンライン情報源を使った学び方(インプット)が中心でしたが、今回は最終回なので視点を変え、自分の考えを発信すること(アウトプット)がテーマです。
どれほど多く知識を集めても、そこから自分ならではの知見を生み出し、言葉や文章にしてみなければ、未来には何も残せません。しかし、ほんの小さな思い付きのアイデアでも、発信さえすれば、どこかの誰かに活用される可能性が生まれます。その情報を求める人に「検索される」側になるのです。

かつて、広く発信する手段は出版や放送などに限られ、個人にはハードルが高かったのですが、現在はネットの双方向性を利用すれば、極めてニッチな分野であっても、興味関心のある相手に届けられます。
とは言え、何を発信すべきか思いつかない人も多いと思われます。そこで、夏休みの自由研究のように考えてみましょう。小学校時代、自由研究にワクワクできず負担に感じていた方は、それが本当に「自由」であり「研究」であったかを思い出してみてください。
もしも誰かが決めた課題ならば「自由」ではなく、市販の実験キットで既知の現象を再現するのは(貴重な学びの経験ですが)、「研究」ではありません。

キーワード検索の回数から人々の興味関心の推移が分かる「Googleトレンド」に「自由研究」と入れて、折れ線グラフを見ると、毎年決まって夏休みの終盤、8月下旬になると検索回数が急増しています < https://trends.google.co.jp/trends/ > 。
コツコツ進めれば必ず終わる算数ドリルとは異なり、自由研究は「何から手をつけたらよいか」も「どこまでやれば完成なのか」もわからない厄介者で、つい後回しにしてしまい、この時期に救いを求めるのでしょう。
ちなみに「読書感想文」も、ほとんど同じカーブを描き、いずれも9月1日を境にパッタリと検索されなくなります。

「自由」も「研究」も、本来ワクワクするはずのものなのに、子どものためによかれと思って課せられた宿題が「乗り切ってしまえば終わり」では、あまりにももったいないです。「9月1日の呪縛」から解放され、大人になったいまこそ、本気で自由研究に取り組んでみませんか?

まずテーマを「自由」に考えてみましょう。学校ではつい先生が喜ぶ模範的なものを選びがちですが、そんな縛りはもうありません。ふと身の回りに目を向けてみると、仕事からプライベートまで、種々雑多な問題が思い浮かぶはずです。
たとえば「うちの店にもっと客を増やすには?」のように「個別具体的でオリジナルな問題」は、本にズバリと解決策は載っていません。検索エンジンで探しても、誰も明確な答えを示してはくれません。つまり、自分で調べて考える価値のあるテーマです。

身の回りでテーマが見つからないならば、世の中にあふれる「困りごと」や「助けが必要な人」を想像して、自分がたまたま得意なことの役立て方を考えてみてはいかがでしょうか。本人は価値に気づかなくとも、他者にとっては得難い知見であることは多いです。
たとえば本連載は、多くの人がネット情報に依存しがちな時代だからこそ、基礎的な情報源である図書館の利点や、司書としての知識・技能が役立つはずだと考えて書き始めました。
また、どんなに革新的なアイデアも、既存の材料を複合して生まれます。そして、その組み合わせが意外だったり、もともと接点がないものだったりすると、これまでにない発想につながります。

筆者は、コロナ禍による「ステイホーム」と、本来は相容れないはずの「図書館」を組み合わせて、高校生や大学生向けのリモート活用法の資料と動画を作ってみました。人生初のYouTube公開は緊張しましたが、全国の学生や教員から反響があり、挑戦した甲斐がありました < https://researchmap.jp/umetaka/%E8%B3%87%E6%96%99%E5%85%AC%E9%96%8B > 。

次に「研究」について考えてみましょう。辞書的な意味は「物事を詳しく調べたり、深く考えたりして、事実や真理などを明らかにすること」(小学館デジタル大辞泉)です。つまり世界中の誰も知らない扉を開けてみることです。

研究の一般的な手法としては、まず問いを立て、解決の仮説を考え、それを検証していきます。本連載でずっと扱ってきた地元の活性化を目指すならば、「我が町の商店街に賑わいを取り戻すには?」も立派な問いであり、「こうしたらよいのでは?」というアイデアが仮説です。
海外を含む別の町の成功や失敗事例を集めて、地元に置き換えてみたり、ニーズを把握すべくアンケートを取ったり、試行的にキャンペーンのような社会実験をしてみたり……が検証にあたります。こうして生まれた改善策が「その町で初めての試み」ならば、紛れもなく未知の扉を開くこととなります。

このように、発信の形は本や論文に限らず、ビジネス上の企画や提案という方法もあり、可能性は無限です。
研究に限らず、実用を目的としない随筆やコラムにも意義があり、同じ思いの人の共感を呼んだり、誰かの助けになる可能性もあります。
本を読んでもすぐ忘れてしまう人は、簡単な書評から始めるのも一手です。学んだ知識を人に説明できるまで咀嚼する必要があるため、理解が深まる利点もあります。

SNSや動画サイトも、会議も、人前で話すことも、すべて発信の場です。その際に、確かな情報を材料にすることで自信がつき、付加価値も高まります。
最近は「自分史」を執筆する人も増えていますが、幼年期や学生の頃に世の中で起きた出来事まできちんと調べれば、歩んだ時代と正確にリンクした内容になります。
自分史の内容そのものは、当然どこからもコピペができません。どのような分野であれ、「ここに全てが載っている」という資料が存在しないならば、「教科書にない学び」が必要になってきます。

高校までの教科書は、栄養士がバランスよく監修した給食のようなもので、すべての基礎となります。また、大学生が自分の意思と将来の必要に応じて科目を選択しながら学ぶ内容は、豪華なビュッフェのようなものです。
ところが発信者になると、自分が「料理を提供する側」となるので、受け手とはまったく次元の異なる、知的冒険の旅が待っています。レシピどころか材料探しから始まりますが、それこそが醍醐味です。

万人向けの料理には面白味がないのと同様に、誰にも批判されない無難な内容では、受け手にも響かず、何よりも自分の筆が進みません。伝えたいメッセージが自分の中で腹落ちしていることが大切です。発信すれば、賛同ばかりではなく多様な意見が集まりますが、そこから新たな着眼点を学べます。
また、情報や知識は、ただ集めただけでは散逸しがちですが、常に発信を意識していると「あの問題には、これが使えるんじゃないかな?」と想像するようになり、頻繁に記憶の引き出しを開けるため、忘れにくくなります。

研究テーマを持ち「考えを発信する前提」で生きていると、読書に限らず、仕事や買い物を始め日常生活で触れる全てが「素材の宝庫」になります。
目や耳にする無数の選択肢から「そのものズバリ」ではなくとも、役立ちそうな材料を見つけては脳内で組み合わせ、思わぬ応用ができた時の爽快感は、何物にも代えがたい喜びです。

さて、本連載はいよいよ最終回を迎えました。第1回にも書いた通り、一生涯を通じて知的好奇心を持ち、心豊かに生きて行きたいと願うすべての世代の方に役立つことを願っています。
お読みいただき、ありがとうございました。よろしければ、ご意見やご感想をお寄せください。
・著者連絡先:umetaka@gmail.com

[連載総目次]

・第1回:「ネットで何でも分かる」時代に、なぜ学ぶのか?~これまでに自分が得てきた情報は信用できるか?~
(807号、2020-07-20)
http://www.arg.ne.jp/node/10250
・第2回:ネット時代に、なぜ読書?なぜ図書館?~自分だけの世界地図と、脳内四次元ポケットを持とう~
(808号、2020-07-27)
http://www.arg.ne.jp/node/10258
・第3回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その1)学術情報の流れと成り立ち
(809号、2020-08-03)
http://www.arg.ne.jp/node/10266
・第4回:「『鬼に金棒』の図書館活用術(その2)事典と辞書」
(810号、2020-08-10)
http://www.arg.ne.jp/node/10274
・第5回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その3)本
(811号、2020-08-17)
http://www.arg.ne.jp/node/10282
・第6回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その4)専門雑誌とオープンアクセス
(812号、2020-08-24)
http://www.arg.ne.jp/node/10290
・第7回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その5)統計と公的データベース
(813号、2020-08-31)
http://www.arg.ne.jp/node/10298
・第8回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その6)地域・郷土資料とレファレンス(調べごと相談)
(814号、2020-09-07)
http://www.arg.ne.jp/node/10306
・第9回:ネット&図書館の複合的活用術
(815号、2020-09-14)
http://www.arg.ne.jp/node/10314

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第16回

                        嶋田学(奈良大学教授)

前回、「問い」は答えを導き出すために立てられるものではなく、思考し、生きる(実践する)ことを駆動する、動機の意識化を図るためになされるものではないだろうか、と述べた。
「問いは、思考と感情を刺激する」*1という言説がある。たとえば、「あなたがこの本を手に取った理由は?」という「過去」に向けての問いと、「あなたがこの本を読み終えるころに得ていたいものは?」という「未来」に向けて放った問いによって、私たちの思考の仕方、あるいは本への感情のあり様に変化が現れるのではないかというのである。
このように考えると、「問い」は、私たちの「思考」をポジティブにもネガティブにも方向付ける作用があると言える。

このような「問い」のベクトルをポジティブな方向に向かわせるためには、内的コミュニケーションをコントロールすることが必要となる。しかし、自己の意識を常にポジティブな方向に向け続けることは決して容易なことではない。取り越し苦労という言葉があるくらいに、ネガティブな発想は時として過剰に私たちの「思考」にとりつく。
そのようなとき、意識的に他者との「対話」を試みることで、自己内対話では下るしかなかった坂道が、なだらかな勾配を経て立ち止まることのできる広場へと導いてくれることがある。
あらためて周囲を見渡すと、そこはさまざまな可能性に開かれた地平であることに気づく。

他者との「対話」による新たな「問い」が、私に異なるベクトルでの思考を促してくれるのである。もちろん、その逆のことが起こることもある。
つまり内的コミュニケーションの脆弱さを自明視し、他者との「対話」に依存することによって、自身の「思考」の主体性や自在性を手放すこともあり得るので注意が必要である。
このように考えると、万能な「思考」のコントロールなどというものは期待しないほうがいいのかもしれない。
ネガティブな感情も引き受けつつ、実際的で妥当な判断をできるだけ行えるよう、「思考」にゆらぎをもたらす感情を飼いならすことだろう。自己自身の「思考」も他者との「対話」も、さまざまな事象やタイミングの作用を受けて、思うようには操れないものだ。

結局、揺れ動く心のゆらぎを受けて止めている自己の意識を客観的な視点で見定めるには、内的コミュニケーションの力をできるだけ高めておくことが求められる。その弾力性と堅牢さをつくるのは、自己に蓄積された記憶心象である。
書物から得た知識や「対話」から得た他者の経験、あるいは自身の行動から学んだ教訓等、心象として留められているさまざまな記憶が、「私」の迷いや悩みに作用することで、その毒素を中和させてくれるときがある。

記憶心象を意識のバッファーに呼び出してくれるのは、内的コミュニケーション、つまり自己内対話である。もう少し違う言い方をするならば、内省することである。丁寧に、自我と客我に語りかけることである。「私」は、どう在りたいのかと。そして、「私」は、どう現れたいのかと。
 しかし、覚束ない心持で内省に浸るのはなかなかに気が重い。そんなときは無理せず、頼りがいのある名言をつぶやいてみるのもいい。

「苦しみつつ、なおはたらけ、安住を求めるな、この世は巡礼である」*2。

*1: 安斎勇樹、塩崎隆之著『「問い」のデザイン~創造的対話のファシリテーション~』(学芸出版社、2020年)
*2:ストリンドベーリ著、宮原晃一郎訳『青書』(日月書院、1943年)※絶版

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業等を経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)等。

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 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

◇開催日時:2020年10月21日(水)9:30~11:30

◇講師:岡本真

◇主催者:JPI(日本計画研究所)

◇講義概要:
・コロナは交流や賑わいをキーワードとする「図書館×まちづくり」に少なくとも2つの課題を突き付けた。
・1つは、実空間としての図書館が閉館せざるを得ないとき、図書館はウェブ等の情報空間でほぼ機能しないことだ。もう1つは近年限界を迎えつつあったNPM的な手法がより難しい局面に立たされたことだ。
・本セミナーでは、この2課題に対して、「実空間・情報空間の融合」と「産官学民による共創」の可能性を提起する。

◇講義項目:
1.With/Afterコロナで転換期に入る「図書館×まちづくり」
(1)コロナの図書館への影響
(2)露になった課題-saveMLAKの悉皆調査から
(3)求められる「しなやかな強さ」-saveMLAKの宣言より
2.実空間・情報空間の融合
(1)2分法を超える融合
(2)「図書館」(仮称)という問い
3.産官学民による共創
(1)NPMの限界と公民連携の課題
(2)「公」の再設定
(3)「産官学民」の意義(特に市民の「民」という位置づけ)-須賀川市民交流センターtetteの経験から

◇会場:JPIカンファレンススクエア(東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル)

◇参加費:民間参加費1名:3万3880円(資料代・消費税込)
        2名以降:2万8880円 (社内または関連会社で同時お申込みの場合)
     行政参加費:国家公務員・地方自治体職員の方は、1名1万6500円(資料代・消費税込)

◇申込等: https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

9月17日(木)、サービスデザイン研修のプログラムとして第2回ワークショップを開催しました。今回はやっと、現地を訪ねて対面の形で行うことができました。これまでのオンラインでもある程度のコミュニケーションはできましたが、やはり同じ場に集まるということ、そして対象となる空間の側でやるということ、この2つの意味でこれまでとは大きく違ったものとなりました。
役場の職員、司書、ボランティアといった異なる立場のみなさんがこうして集まって取り組むということはなかったようで、このワークショップが貴重な機会になったのではないでしょうか。残り2回も現地を訪れて実施できるよう願っています。(李)

・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

10月の黒石市訪問に向けての準備・調整を進めています。情報システム関係の打ち合わせも行いたいので、argや設計JVだけでなく、関係するシステム事業者の方々にも相談しつつ、用意を進めています。
黒石市はなんと言ってもいままで条例に基づく図書館が設置されていないだけに、検討事項の多くが、市としては初めての実施を目指すものが多く丁寧な説明が求められることを感じています。期限のある仕事ではあるのですが、焦らずに進めていきます。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

【富谷市】(宮城県)
富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務

富谷市複合施設整備基本方針策定及び民間活力導入可能性検討業務の契約結果が公表されました。国際航業株式会社の仙台支店が契約相手となったということです。argとしても一緒に動くところは動く必要があるので、早期に先方とお目にかかれればと思っています。
ということで日程調整中です。本当に久しぶりに仙台に行けることになりそうですね。(岡本)

・富谷市 – 2022年度開館予定!富谷市初の図書館へようこそ
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/
・富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

テーマ配架と平行して、図書館サインの検討も進んでいます。テーマや部屋のレイアウトに合わせて、吊りサインがいいか、書架の上に設置がいいか等、想像力を働かせながらその場の見え方を考えています。
図書館を視察していると、施設によってサインの工夫があるので、今後はより意識して見ていきたいと思います。(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

【小千谷市】(新潟県)
旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務

小千谷市の業務のなかでフィールドワークやフォーカスグループインタビューを実施したところですが、他の自治体の業務でもいくつかこのような方法での調査を検討しているものがあります。小千谷市での実践を活かせたらと思いますし、地域や目的によって、どのような調査・対話の方法が望ましいのかも一緒に考えていきたいと思います。(有尾)

・小千谷市 – 旧小千谷総合病院跡地整備事業について
https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kensetsu/atochi-1-1.html
・旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/

【真庭市】(岡山県)
真庭市図書館基本計画策定支援業務

真庭市では、図書館職員の方のグループインタビューを実施しました。地区館、中央図書館それぞれの利用者の状況や、施設の課題をうかがうことができました。
地区館には地区館の、中央館には中央館の悩みがあり、あらためてそれぞれの役割を考える必要があると感じました。皆さんが悩みつつも、もっと図書館同士で連携していきたいと前向きな意見が出ていたのが印象的でした。(小林)

・真庭市立図書館
http://lib.city.maniwa.lg.jp/
・真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

先日、スターパイロッツの三浦丈典さんと、智頭町について話す機会がありました。三浦さんは「ちづみち構想」というプロジェクトに携わり、「新図書館をまちづくりの拠点の1つとして捉え、駅前、商店街、宿場町のエリアを『ちづみち』と名づけ新たな賑わいを目指す」ことに取り組んでいます。
「ちえの森ちづ図書館」の整備事業においても、「ちづみち構想」においても、地元の人たち各々が、自分の得意なことを活かしつつ活動に参加してくれています。地域におけるプロジェクトにとって、これは本当に大事なことです。このように参加してくれる地元の人を1人でも増やしていきたいと思います。(李)

・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【琴浦町】(鳥取県)
図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務

琴浦町では、基本設計のプロポーザルが進んでいます。当初は、参加資格要件を鳥取県内の事業者に限定していましたが、より多様な参加者に間口を広げるため、参加資格要件から所在地を削除し変更しています。
その結果、多くの事業所が参加しています。来月ヒアリングによる選定委員会が実施されるので、どのような事業者が選定されるのかとても楽しみです。(小林)

・琴浦町 – 調達公告(生涯学習センター改修工事基本設計業務委託)※訂正8月7日
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020080400024/
・琴浦町 – 募集【8月30日】図書館・まなびタウンとうはくの未来を考えよう!
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200056/
・琴浦町 – 図書館・まなびタウンとうはく~再生、はじまりました~
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200063/
・琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/

【宇部市】(山口県)
宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務

第0回市民委員会を振り返りながら、さっそく来月の委員会に向けた準備に着手しています。前回の委員同士の議論で印象深かったのは「特に子どもの読書では紙の本を大切にしたい」という意見と「紙の本だけではなくデジタルを通した読書体験も考慮していきたい」という意見でした。
まさに「読書のまちづくり」そのものを問い直す重要な論点なので、今後どのように議論を深めていくかをしっかり検討していきます。(下吹越)

・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル市民委員会委員募集
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/dokushosuishin/riyuar…
・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/riyouannai/senteikeka…
・宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/

【美祢市】(山口県)
美祢市立図書館基本構想策定業務

先日、龍環境計画の代表である内田さんらが来社され、打ち合わせをしました。この業務はまずは構想策定なので、じっくりと市民の方々の声をうかがっていくことがスタート地点だと考えています。
とはいえ、私は先日のプロポーザル審査会に参加できていないので、早いうちにまずは美祢市に挨拶にうかがえればと思っています。美祢市自体は過去に一度訪問済みなのですが、二度目の訪問はさまざまな醍醐味があるのですよね。(岡本)

・美祢市 – 美祢市立図書館基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
http://www2.city.mine.lg.jp/www/contents/1598403799331/
・美祢市立図書館基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/08/28/mine/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

引き続き全体の定例会議や分科会、各担当での作業等を進めています。四万十町の業務は項目も関係者も多いため、私は混乱しながらもなんとか追いついていこうとしているところです。
また、たくさんある作業を分担することによって、意識のずれや誤解も起こりやすい状況でもあると思うため、関係者間での意識合わせはこまめに丁寧に行っていきたいと思います。(有尾)

・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

今週末、待ちに待ったワークショップ報告会が開催され、私も参加します。過去2回のワークショップにご参加いただいた市民の方々には、首を長くしてお待ちいただいたのではないかと思います。
お待ちいただいた分、より納得感がある報告会となるよう、最後まで準備に全力を尽くします。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

美祢市立図書館基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/08/28/mine/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3297095910336008

琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3228876593824607

真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3213723282006605

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

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    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◇2020-09-22(Tue):
園田学園女子大学 歴史・文化シンポジウム「地域歴史遺産の『保存』と『活用』-博物館・公文書館の役割」
オンライン開催
https://www3.sonoda-u.ac.jp/cgibin/topics.asp?TCODE=15546

◇2020-09-25(Fri):
日本図書館研究会 第360回研究例会「国立国会図書館令和元年度図書館及び図書館情報学に関する調査研究「地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能に関する調査研究」について」(木下雅弘)
(於・大阪府/大阪市立難波市民学習センター)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2020/360invit.html

◆2020-09-25(Fri):
DAPCONシンポジウム「Out-of-commerceコンテンツをビジネス活用する-公共利用を基盤として」
オンライン開催
https://dapcon.jp/news/symposium2020/

◆2020-09-26(Sat):
三田図書館・情報学会 第183回月例会「相互協力から協働へ:早慶大学図書館システム共有がもたらすもの」(松本和子、河野江津子)
オンライン開催
http://mslis.jp/monthly.html

◆2020-09-26(Sat):
ICOM京都大会1周年記念シンポジウム「SDGsと博物館」
オンライン開催
https://icomjapan.org/updates/2020/09/05/p-1326/

◆2020-09-28(Mon):
INEVITABLE ja night「行政サービスにおける、Gov Tech / Civic Tech の不可避な流れ」
オンライン開催
https://cloudonair.withgoogle.com/events/inevitable-ja-night-12

◇2020-10-03(Sat):
立教大学共生社会研究センター オンラインワークショップ「『オープンでフリー』の自由と不自由-みんなで使えばこわくない?」
オンライン開催
https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/rcccs/news/2020/mknpps000001…

◇2020-10-03(Sat)~2020-10-04(Sun):
日本図書館情報学会 第68回研究大会
オンライン開催
http://jslis.jp/events/online-annual-conference/

◇2020-10-10(Sat)~2020-10-11(Sun):
大学図書館問題研究会第51回全国大会
オンライン開催
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2020/

◆2020-10-17(Sat)~2020-10-18(Sun):
デジタルアーカイブ学会 第5回研究大会
オンライン開催
http://digitalarchivejapan.org/kenkyutaikai/5th

◇2020-10-18(Sun):
日本図書館研究会 第361回拡大研究例会「例会1:寄贈図書による文庫」(西野稔)、「例会2:私的回想・70年を重ねた図書館法-図書館法70周年を記念して」(塩見昇)
(於・大阪府/エル・ライブラリー)、オンライン開催
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2020/361invit.html

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2020-10-04(Sun):
横浜市金沢図書館 開館40周年記念講演会「未来の図書館をはじめる-金沢文庫と金沢図書館に育まれて」(岡本真)
(於・神奈川県/金沢地区センター)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/library/tshokan/kan…

◇2020-10-12(Mon):
総合研究大学院大学附属図書館職員研修会「コロナ禍における図書館サービス」
オンライン開催
http://www.lib.soken.ac.jp/sokenlib/libs.html

◇2020-10-21(Wed):
第15199回JPI特別セミナー「With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」(岡本真)
(於・東京都/JPIカンファレンススクエアほか)
https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-09-14(Mon): 出社の多そうな今週の始まり

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10315

今週は出社が多そうです。つまり、来客がそこそこあるのです。本日も現在進めている美祢市のプロジェクトの会議でご来社いただき、じっくりと協議しました。

◆2020-09-15(Tue): 9月の全大会

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10316

恒例の全大会でした。1ヶ月の進み方を早く感じます。

◆2020-09-16(Wed): 神奈川の県立図書館を考える会 第81回定例会を開催

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10317

今日もオフィスに出社しました。ご来社いただいての会議等を経て、

・神奈川の県立図書館を考える会 第81回定例会
https://www.facebook.com/events/1401694743373743/

を開催し出席。

◆2020-09-17(Thu): 舞い込むご相談・ご依頼の有難さ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10318

時期的なこともあり、ここのところ新規のご相談・ご依頼が相次いで舞い込んでいます。もちろん、これらのすべてが仕事になるわけではないのですが、誠意をもって持ち込まれてくるご相談・ご依頼にはこちらも真剣に対していきます。

◆2020-09-18(Fri): 第4回都立図書館在り方検討委員会に参加

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10319

第4回都立図書館在り方検討委員会が開催され、委員として参加しました。今回はついにオンライン開催です。実際、なんの問題も感じません。ぜひ、今後委員会のような場の基本形態になってほしいものです。

◆2020-09-19(Sat): 挙式・披露宴に参列

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10320

ヤフー時代の仲間の挙式・披露宴に参列しました。久々に都心中心部に出たように思います。素敵なひとときにいいパワーをいただきました。

◆2020-09-20(Sun): 書き物に励む

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10321

昨日の挙式・披露宴で本当にいい力を得たので、朝から猛然と月末〆切の書き物に励みました。一気に脱稿。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-816]2020年09月21日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
     http://arg-corp.jp/ (コーポレート)
【Facebook】https://www.facebook.com/arg.ne.jp/ (メルマガ)
      https://www.facebook.com/ARGjp/ (コーポレート)
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
悪質な例に対しては、法的手段を含め相応の対応をします。なおメーリングリスト等、複数による閲覧が可能なアドレスでの登録はご遠慮ください。

Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg) All Rights Reserved.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

815号(2020-09-14、4068部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の815号(2020-09-14、4068部)を発行しました。

主な記事は、

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)最新刊、第32号の目次を公開」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、販売好調」
-LRGのFacebookページから
・【都道府県立図書館にフィーチャーした25分のローカル番組】
・【「パブリック・アフェアーズ」とは何か?そして「公共コミュニケーション」へ】
・【オンライン講評会「図書館からLibraryへ」の動画公開】

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第15回(嶋田学)

○<次回最終回>連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第9回(梅澤貴典)

○お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -今日も都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」の準備
 -そろそろ2021年度が見えてきたという実感とご相談がある自治体への願い
 -宇部市立図書館リニューアル市民委員会の第0回開催
                             など、7日分

○奥付

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
-----------------------------------
      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-09-14発行   ‡No.815‡   4068部発行

-ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)最新刊、第32号の目次を公開-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
-----------------------------------

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)最新刊、第32号の目次を公開」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、販売好調」
-LRGのFacebookページから
・【都道府県立図書館にフィーチャーした25分のローカル番組】
・【「パブリック・アフェアーズ」とは何か?そして「公共コミュニケーション」へ】
・【オンライン講評会「図書館からLibraryへ」の動画公開】

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第15回(嶋田学)

○<次回最終回>連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第9回(梅澤貴典)

○お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -今日も都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」の準備
 -そろそろ2021年度が見えてきたという実感とご相談がある自治体への願い
 -宇部市立図書館リニューアル市民委員会の第0回開催
                             など、7日分

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           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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 「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)最新刊、第32号の目次を公開」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)最新刊となる第32号の刊行が迫ってきました。特集は「融合施設はまちを変えるか-須賀川市民交流センター tette開館1周年」(責任編集:李明喜)。刊行は2020年09月25日(金)です。ご予約受付中です。

     https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/next/

◆巻頭言 誰の物語を紡ぐのか 岡本真(arg)

◆特集 責任編集 李明喜(arg)
融合施設はまちを変えるか-須賀川市民交流センター tette開館1周年

・はじめに-取材後記| tetteという日常 李明喜

・座談会 1
 tetteの運営-tetteの現場で起きていること
 佐久間貴士(須賀川市民交流センター tette センター長)
 岡田良寿(須賀川市民交流センター tette 総務課)
 岡崎朋子(須賀川市中央図書館司書)
 荒川明子(須賀川市民交流センター tette 企画課)
 モデレーター:李 明喜

・市民協働による公共施設運営とまちづくり
 三矢勝司(NPO法人岡崎まち育てセンター・りた事業推進マネージャー)

・すかがわ ものがたり
 イラスト:阿部和佳奈
 高校生たちのものがたり|県立須賀川桐陽高等学校 軽音楽愛好会
 須賀川生まれのものがたり 1|安齋会香さん
 須賀川生まれのものがたり 2|宗像正夫さん
 親子のものがたり|四家美抄子さん、彩翔くん

・座談会2
 tetteのデザイン―デザインってなんですか?
 畝森泰行(畝森泰行建築設計事務所)
 青木佑子(株式会社スティルウォーター)
 齋藤佑二(Ordinary Coffee)
 モデレーター:李明喜

・インタビュー
 公共デザインとしてのtette-地域の幸せと公共空間
 林厚見(株式会社スピーク/東京R 不動産、グッドデザイン賞審査委員)
 聞き手:李明喜

・インタビュー
 地域と世界を結ぶ円谷英二ミュージアム-特撮文化の未来へ
 尾上克郎(特撮研究所、須賀川市民交流センターアドバイザー会議委員)
 聞き手:李明喜

・資料編

・司書名鑑 vol.27
 岡崎朋子(須賀川市中央図書館司書)

◆連載
・島ではじめる未来の図書館 番外編「島それぞれの図書館(沖縄離島)」(田中輝美)
・猪谷千香の図書館エスノグラフィー vol.13「コロナ禍でも市民とつながる鎌倉市図書館の舞台裏」(猪谷千香)
・伊藤大貴の視点・論点 第10回「ニューノーマルにおけるこれからの図書館-オンラインとオフラインの境界のない世界へ」(伊藤大貴)
・かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第15回「“ あなた”はなぜ、図書館に行くのか-図書館利用の決定要因を探る壮大な研究(……の、数歩目くらいの話)」(佐藤翔)
・【連載マンガ】ここが変だよ地方行政 第6回「スゴイ人件費」(小田理恵子)

◆アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告

◆STAFF VOICE

   「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、販売好調」

2020年6月に刊行したライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の売れ行きも好調で、過去最速の販売ペースになっています。年内に売り切れになる可能性がありますので、いますぐのお買い求めをお勧めします。

◇巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◇特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◇司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◇連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◇連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◇連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◇連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◇連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

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ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

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【都道府県立図書館にフィーチャーした25分のローカル番組】
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【「パブリック・アフェアーズ」とは何か?そして「公共コミュニケーション」へ】
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【オンライン講評会「図書館からLibraryへ」の動画公開】
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第15回

                        嶋田学(奈良大学教授)

前回、「より善く生きる」という倫理と「より豊かに」という価値の相克に、教育の目的と手段の混乱が生じたという問題提起をした。しかしそもそも、この両者の概念は二項対立にできるほど単純なものではない。
「より善く生きる」ことが「より豊かに」なることにつながる場合もあり、あるいは、「より豊かに」生きることが、「より善く生きる」という実践をなぞることになる場合もある。

まず問わなければならないのは、「より善く生きる」とはどのような生き方なのか。そして、「より豊かに」という志向は、どのような状況を目指すものなのかについて、思考することが重要である。
このような哲学的命題をここで解き明かそうとしているのではない。このコラムのテーマは、『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』であるから、その営みに向けて議論は展開されなければならない。

私たちの日常は、この「より善く生きる」か「より豊かに」か、という処し方の「意義」の選択に包まれている。つまり、どちらが「妥当か」あるいは、どちらが「得か」(「徳か」)という選択を迫られるのである。
さらには、そこに時間軸が意識されることで、「現在」の状況と「未来」の予測によっての選択も浮かび上がる。そして、「私」にとってなのか、「私たち」にとってなのか、という視野も選択の議論としては見逃せない。

「問い」の周辺環境を整理したうえで、臨床的な課題をこの2つの枠組みの中で考えてみる。たとえば、新図書館整備の住民ワークショップを、a)定員制の公募型メンバーシップで行うか、あるいは、b)毎回自由参加型のフリースタイルで行うかという議論を考えてみる。
両者の論点は次のようなものになる。a)は、固定化されたメンバーで検討を進めるため議論の継続性、発展性において優位があるが、参加の自由度において限定性が残る。b)は、途中参加も認められ、参加のハードルが下がり、メンバーの入れ替えの発生により議論の拡張性は高まる一方、議論の継続性を担保することが難しい。

こうした「営み」を、政策形成のための合意形成行為と考えるとき、合意される政策の精度を上げるならば手法のa)を、政策の合意形成への利害関係者を増やすならば手法のb)を選択することが妥当である。つまり、「より善く生きる」という倫理観からは手法a)、「より豊かに」という価値観からは手法b)を選択することが、それぞれ当てはまると考えられる。

あるいは、こうした営みを「教育」という観点から評価すればどうだろうか。もう少し言えば、「教育的効果」という評価軸と「教育的意義」という評価軸を提示してみてもいい。
さて、ここではこの議論をあえて進めることはしない。こうした両義的に見える論点を、日常の中でみつけ、思考することは無駄ではない。自明性、予定調和を疑い、「問い」をたてることは、「より善く生きる」ことと「より豊かに」という両方の姿勢に求められる振る舞いではないだろうか。

図書館が、「学び」を提供する教育機関であるならば、こうした「問い」を市民が「もちより」、あるいは「みつけ」、「対話」を通して「思考」し、その「主観」を「わけあう」という、コミュニケーションを醸成すべきではないだろうか。この場での議論の中で、鈴木均のいう「ものがたり」が生まれ、そうした「対話」を生むものが、鈴木均のいう図書館が創りだす「コミュニティ」ではないだろうか。

「問い」は、答えを導き出すために立てられるものではなく、思考し、生きる(実践する)ことを駆動する、動機の意識化を図るためになされるものではないだろうか。
そうであるならば、教育とは「問い」を立てることのできる思考を育み、「より善く生きる」ことと「より豊かに」という「私」の理性の発動を相対化し、「他者」との対話を通して、共時的かつ通時的な批評性を身につけることではないだろうか。

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業等を経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)等。

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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

        第9回:ネット&図書館の複合的活用術

                       梅澤貴典(中央大学職員)

「ネットがあれば、図書館は不要では?」と問われるように、両者は対照的に捉えられがちです。しかし、それぞれ長所と短所のある「情報の集合体」であり、相反する存在ではなく、互いに代替できるものでもありません。
それぞれの特性を知ったうえで使い分け、「良いところ取り」をすべきであり、そこに情報収集の醍醐味があります。

まず、ネット情報は刻々と変わる「動的」な特性があり、その主な長所として「即時性」と「双方向性」があります。
即時性とは、常に情報が更新され続けることです。電車の乗換案内サイトでは遅延状況までリアルタイムに確認でき、気象庁の地震情報ならば、震源地や震度も発生後すぐに反映されます。また、法令のように内容が変化していく情報は、印刷物よりネットによる提供が向いており、政府も「e-Gov法令検索」を設けています < https://www.e-gov.go.jp/ > 。

双方向性とは、キーワード検索のように「求めに応じた情報」が提供され、また利用者側からも発信ができることです。
たとえば紙に印刷された新聞は誰が読んでも同じ内容ですが、ニュースサイトは利用者それぞれの興味関心に応じて構成を変えられ、コメント記入欄も設けられます。

いっぽうネットの短所は、やはり第一には情報の質が玉石混交であり、不確かな伝聞や憶測に加えて、悪意ある虚偽までも含まれることです。発信者が匿名ならば責任も問いにくいため、自力で信頼性を判断する必要があります。
また、長所として挙げた双方向性には、マイナスの副作用もあります、SNSでの誹謗中傷はその最たるものですが、検索エンジンについても、利用者の属性や好みが把握され、自分の意思で見ているはずの情報が、知らず知らずのうちに「選ばされている」場合があります。

さらに、求める情報がピンポイントで見つかる反面、求めていない情報は示されないため、偏りや見落としが多くなり、自分とは違う立場の意見には気づきにくくなります。
これらネットの長所と短所を裏返してみると、ほぼその逆が、図書館の特性となります。

図書館の資料の大部分を占める印刷物は「静的」な情報であり、その短所として、発行された瞬間に情報が固定化されるので、即時性や双方向性はありません。毎日内容を更新したり、ページを開いた人に合わせて変えることはできません(できたら面白いですね。電子版ならば十分可能ですが……)。

しかし、印刷物は内容を変えられないからこそ細心の注意が払われており、また著者や出版社の名前を出して発行するので、おのずと信頼性は高くなります。もしも新聞記事に誤りがあれば、それ自体がニュースとなり、会社の看板に傷がつきます。
本ならば、編集者が校正をおこない、誤字脱字のみならず筆者の誤解や論理の矛盾点も指摘し、事後の訂正を最小限に防ぎます。学術雑誌ならば、剽窃(パクり)や捏造(でっち上げ)が無いよう、査読によってさらに厳しくチェックします。
ただし「本ならば信頼できる」という単純化や過信も危険です。比率として情報の質は高いものの、中には偏った思想を押し付けたり、中立的な検証を怠って書かれた本もあります。大切なのは「信頼できる情報か否か」であって、「印刷されているか否か」や「有料か否か」ではありません。

さて、あるテーマについて、ネットに集まる情報は、玉石混交であるうえに断片的で、全体像を知るには自力で取捨選択して体系化する必要がありますが、本ならばすでに筆者がその膨大な作業を済ませたうえで、その人ならではの新たな知見を加えています。
たとえば、本連載では「『千と千尋の神隠し』の舞台」や「夏目漱石による『I love you』の和訳」等、さまざまな通説を覆すことによって確かな情報の探し方を説明してきましたが、「人類が作った建造物で、月(あるいは宇宙)から見えるものがある」という話もよく聞きます。

この通説も疑わしく感じたので、本腰を入れて調べてみようと思ったのですが、調査開始そうそう図書館で『万里の長城は月から見えるの?』(武田雅哉著、講談社、2011年)という本を見つけてしまいました。
この本は「見えません」という結論を最初に示して、膨大な資料を論理立てて整理し、いかにしてこの通説が生まれて伝播し、中国の教科書に載るまでに浸透し、どうして誤りだと判明していったのかを、時代背景や国際社会情勢も踏まえて丹念に検証しています。
まるで緻密な推理小説のような真相の追い詰め方に、知的スリルさえ感じました。

このような検証材料としての情報収集は、根気さえあれば誰でも可能なように思えますが、全258ページのうち約1割を占める巻末の参考文献を見ると、英語に加えて中国語の文献が多く含まれていました。著者は北海道大学の教授で、中国文化・文学を研究しています。
仮に本連載の筆者が、同じテーマについて図書館司書としての全力を注いで情報収集しても、そもそも中国語が読めず、中国の社会背景にも明るくないため、ここまで集めるのは不可能だったでしょう。言語能力や教養は、それほどまでに有利なのです。

一冊の本を読むことで、自力では膨大な手間を要したはずの調査と整理・検証が、「その道の第一人者」の力を借りて短時間で遂行できてしまいます。いわば中国の言語と文化に精通したプロフェッショナルを、数千円(図書館の本ならば無料)で雇ったのも同然です。
さらに、コンサルタントならば依頼を受けてもここまでの執念をもって調べないところ、本の著者は自発的な探求心で挑んでいるため、より到達度が高まります。

このように、現代の専門家から古代の哲学者にいたるまで、あらゆる分野の達人たちの叡智を借りることは「巨人の肩の上に立つ」と喩えられます。本を読むことで「知の巨人」たちの大きな肩の上に乗せてもらい、そのテーマについて深く学び考え抜いてきた成果を、同じ視点に立って、遥か遠くまで見渡せてしまうのです。

一冊の本のみならず、図書館には分野や思想による偏りなく、多くの本が集められます。近いテーマが隣接するよう並べられているため、ある本の近くの棚を見渡してみると、次々に新たな興味関心への連鎖が生まれます。
さらに一歩踏み込んで、これまで興味のなかった本棚を含めて背表紙を隅々まで眺め歩いてみると、未知の世界にまで出逢いが広がり、自分の中で「知の系統樹」が育ちます。

これまで見てきたように、「いま起きていること」や「他者との情報交換」等を求めるときはネットを使い、ある事柄について背景を含めて体系的に知りたいときは本を読み、特定のテーマや先端情報を知りたいときは専門雑誌の記事・論文まで探す等、多様な方法があります。
このように、目的に応じてあらゆる情報源を使い分けられるようになれば、基礎知識という強固な土台に立脚した上で最新の情報で補完ができるため、まさに「鬼に金棒」となります。

ただし、情報や知識は、集めるだけではいずれ錆びつき、埋没してしまいます。そこから探求すべき問題点を見出し、それに対して自らの知見や経験から解決策やアイデアを生み出して、言葉や文章で人に伝えることで、初めて活かされるのです。

いよいよ次回は、最終目標である知的生産と情報の発信(アウトプット)について考えます。

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

◇開催日時:2020年10月21日(水)9:30~11:30

◇講師:岡本真

◇主催者:JPI(日本計画研究所)

◇講義概要:
・コロナは交流や賑わいをキーワードとする「図書館×まちづくり」に少なくとも2つの課題を突き付けた。
・1つは、実空間としての図書館が閉館せざるを得ないとき、図書館はウェブ等の情報空間でほぼ機能しないことだ。もう1つは近年限界を迎えつつあったNPM的な手法がより難しい局面に立たされたことだ。
・本セミナーでは、この2課題に対して、「実空間・情報空間の融合」と「産官学民による共創」の可能性を提起する。

◇講義項目:
1.With/Afterコロナで転換期に入る「図書館×まちづくり」
(1)コロナの図書館への影響
(2)露になった課題-saveMLAKの悉皆調査から
(3)求められる「しなやかな強さ」-saveMLAKの宣言より
2.実空間・情報空間の融合
(1)2分法を超える融合
(2)「図書館」(仮称)という問い
3.産官学民による共創
(1)NPMの限界と公民連携の課題
(2)「公」の再設定
(3)「産官学民」の意義(特に市民の「民」という位置づけ)-須賀川市民交流センターtetteの経験から

◇会場:JPIカンファレンススクエア(東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル)

◇参加費:民間参加費1名:3万3880円(資料代・消費税込)
        2名以降:2万8880円 (社内または関連会社で同時お申込みの場合)
     行政参加費:国家公務員・地方自治体職員の方は、1名1万6500円(資料代・消費税込)

◇申込等: https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

以前紹介しました、第27回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園2020」のブロック審査会WEBレビューが公開されました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら東川町に集まっての撮影はなくなりましたが、こうしたプロセスがしっかり公開されるのは素晴らしいと思います。審査委員のレビューも具体的で高校生も励みになりますね。(李)

・写真甲子園2020 – ブロック審査会WEBレビュー
https://syakou.jp/pre02web/
・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

来月、再び黒石市を訪ねる方向で日程調整をしています。資料の取り扱いやそのための書庫の仕様検討、先々を見据えた情報システムの整備準備等、やることは実にたくさんあります。
この仕事を始めて、もういい加減に長くなってきましたが、いつでも何時でもプロジェクトの始まりというのはワクワクしますね。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

【富谷市】(宮城県)
富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務

富谷市の担当者とオンライン会議の意見交換をしました。富谷市複合施設整備基本方針策定及び民間活力導入可能性検討業務の受託者も決まったので、3者での進め方をまずは富谷市とargの間で少し相談した次第です。
来月には久しぶりに宮城県を訪れ、現地での会議となりそうです。(岡本)

・富谷市 – 2022年度開館予定!富谷市初の図書館へようこそ
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/
・富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

テーマ配架のワークショップでは、「ティーンズ」ゾーンのレイアウトがまとまりました。ティーンズ向けのカテゴリーなので、なかにはセンシティブな内容もあり、あまりオープンになりすぎないようレイアウトにも配慮をしています。
内容に合わせて、設計でも工夫が必要なので、レイアウトの検討はとても重要であると感じています(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

【小千谷市】(新潟県)
旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務

先週この業務の中間報告書をまとめ、市への提出を行いました。想定していたよりかなり分量が多くなってしまい、まとめている最中はとても大変でした。
ですが、この作業を通して、自分自身のなかでも調査した内容を整理し、あらためてよく考えるというプロセスを踏めて非常に貴重な経験になったと感じています。中間報告後も業務は続きますので、気を抜かずに引き続き頑張ります。(有尾)

・小千谷市 – 旧小千谷総合病院跡地整備事業について
https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kensetsu/atochi-1-1.html
・旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/

【真庭市】(岡山県)
真庭市図書館基本計画策定支援業務

真庭市では、リサーチの一環で、図書館職員の方のグループインタビューを実施予定です。argはオンラインでの参加になるため、現場との連携をどのようにすべきか検討しています。
現場のインタビュアーの方との対話を中心とした形式は初めてなので、難しそうですが、みなさんの本音の話が聞けるようサポートしていきます。(小林)

・真庭市立図書館
http://lib.city.maniwa.lg.jp/
・真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

9月12日(土)、ちづの農家旬菜屋によるガーデンマルシェが開催されました。この日は季節が始まった、旬菜屋自慢のピオーネが並んでようです。このピオーネが本当に美味しいのです。このぶどうは全国発送も行っています。智頭町の美味しいぶどうをぜひ楽しんでみてください!(李)

・鳥取県智頭町ちづの農家旬菜屋
https://syunsaiya.jimdofree.com/
・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【琴浦町】(鳥取県)
図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務

琴浦町で実施したワークショップの報告書をまとめています。今回は7グループもあったので、グループによってさまざまな意見が出ていました。「まちの魅力と課題さがしのワークショップ」では、町民のみなさんの視点での琴浦町のいろいろな姿が見えました。まちだけ、施設だけの発展ではなく、どうつなげていくのか今後考えていきます。(小林)

・琴浦町 – 調達公告(生涯学習センター改修工事基本設計業務委託)※訂正8月7日
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020080400024/
・琴浦町 – 募集【8月30日】図書館・まなびタウンとうはくの未来を考えよう!
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200056/
・琴浦町 – 図書館・まなびタウンとうはく~再生、はじまりました~
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200063/
・琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/

【宇部市】(山口県)
宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務

9月12日(日)に第0回市民委員会を開催しました。完全オンラインでの開催にも関わらず30名近い参加があり、各自の図書館や読書に対する想いや考えを自由に話し合う場となりました。
予定時間いっぱいまで活発に議論が交わされ、どの意見も今後の委員会のテーマになるような大切な論点となるものでした。来月から本格始動となる委員会が、いまからとても楽しみです!(下吹越)

・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル市民委員会委員募集
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/dokushosuishin/riyuar…
・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/riyouannai/senteikeka…
・宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/

【美祢市】(山口県)
美祢市立図書館基本構想策定業務

今回の業務を主管する龍環境計画の代表である内田文雄さんとメールで調整を進めています。先日、内田さんが現地に赴かれたので、その様子をメールでうかがいつつ、実際に対面して一気に検討を進める予定です。
内田さんとはもう何年か前に知り合ったのですが、今回は長年山口大学で教鞭をとった内田さんのホームグラウンドである山口県内の仕事であるだけに、この先の展開が非常に楽しみです。(岡本)

・美祢市 – 美祢市立図書館基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
http://www2.city.mine.lg.jp/www/contents/1598403799331/
・美祢市立図書館基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/08/28/mine/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

8月に第1回の町民ワークショップが開催されましたが、10月にも町内でワークショップを開催予定であり、詳細を詰めているところです。第1回とはまた少し違った形態での実施になりそうで、こちらについても非常にわくわくしています。
また、10月のワークショップは私は現地で参加予定のため、四万十町のみなさんに久しぶりにお会いできるのがとても楽しみです。(有尾)

・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

9月に順延となったワークショップ報告会の準備が続いています。とはいっても、このフェーズになると、あまりargのやることはないのですが……。
ということで、いまできる極めて重要なこととして、出張手配をしました。宿泊はこれまではおおむね小倉にすることが多かったのですが、今回は門司港にしてみました。門司港の夜の風景が楽しみです。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

美祢市立図書館基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/08/28/mine/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3297095910336008

琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3228876593824607

真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3213723282006605

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

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◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◆2020-09-16(Wed):
アーカイブOSSフォーラム2020~ArchivesSpaceを使ってみよう!~
オンライン開催
https://archivesspac.connpass.com/event/186841/

◆2020-09-16(Wed):
第八回パブリックヒストリー研究会「古代世界とパブリックヒストリー/デジタルヒストリー」
オンライン開催
https://public-history9.webnode.jp/l/%E7%AC%AC%E5%85%AB%E5%9B%9E%E5%85%A…

◆2020-09-17(Thu)~2020-09-18(Fri):
位置情報・ビッグデータカンファレンス2020
オンライン開催
https://www.blogwatcher.co.jp/locationdata_bigdata_conference2020/

◇2020-09-19(Sat):
第4回京都大学研究データマネジメントワークショップ
オンライン開催
https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/event/2170.html

◇2020-09-22(Tue):
園田学園女子大学 歴史・文化シンポジウム「地域歴史遺産の『保存』と『活用』-博物館・公文書館の役割」
オンライン開催
https://www3.sonoda-u.ac.jp/cgibin/topics.asp?TCODE=15546

◇2020-09-25(Fri):
日本図書館研究会 第360回研究例会「国立国会図書館令和元年度図書館及び図書館情報学に関する調査研究「地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能に関する調査研究」について」(木下雅弘)
大阪市立難波市民学習センター
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2020/360invit.html

◆2020-09-25(Fri):
DAPCONシンポジウム「Out-of-commerceコンテンツをビジネス活用する-公共利用を基盤として」
オンライン開催
https://dapcon.jp/news/symposium2020/

◆2020-09-26(Sat):
三田図書館・情報学会 第183回月例会「相互協力から協働へ:早慶大学図書館システム共有がもたらすもの」(松本和子、河野江津子)
オンライン開催
http://mslis.jp/monthly.html

◆2020-09-26(Sat):
ICOM京都大会1周年記念シンポジウム「SDGsと博物館」
オンライン開催
https://icomjapan.org/updates/2020/09/05/p-1326/

◇2020-10-03(Sat)~2020-10-04(Sun):
日本図書館情報学会 第68回研究大会
オンライン開催
http://jslis.jp/events/online-annual-conference/

◇2020-10-10(Sat)~2020-10-11(Sun):
大学図書館問題研究会第51回全国大会
オンライン開催
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2020/

◆2020-10-17(Sat)~2020-10-18(Sun):
デジタルアーカイブ学会 第5回研究大会
オンライン開催
http://digitalarchivejapan.org/kenkyutaikai/5th

◇2020-10-18(Sun):
日本図書館研究会 第361回拡大研究例会「例会1:寄贈図書による文庫」(西野稔)、「例会2:私的回想・70年を重ねた図書館法-図書館法70周年を記念して」(塩見昇)
(於・大阪府/エル・ライブラリー)、オンライン開催
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2020/361invit.html

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

===================================
 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
===================================

<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2020-10-04(Sun):
横浜市金沢図書館 開館40周年記念講演会「未来の図書館をはじめる-金沢文庫と金沢図書館に育まれて」(岡本真)
(於・神奈川県/金沢地区センター)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/library/tshokan/kan…

◇2020-10-12(Mon):
総合研究大学院大学附属図書館職員研修会「コロナ禍における図書館サービス」
オンライン開催
http://www.lib.soken.ac.jp/sokenlib/libs.html

◇2020-10-21(Wed):
第15199回JPI特別セミナー「With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」(岡本真)
(於・東京都/JPIカンファレンススクエアほか)
https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-09-07(Mon): 今日も都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」の準備

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10307

先週あたりから一気に進めている

・都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」
https://www.ppp-ps.net/program/school/course-library

の映像収録等、諸準備にあたりました。当面、ひたすらこの準備になりそうです。受講者の方々はご期待ください。

◆2020-09-08(Tue): 『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)の連載方向性でZoom会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10308

・『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)
https://www.facebook.com/LRGjp/

で連載していただいている佐藤翔さんとZoom会議をしました。今後の連載の方向性について、楽しみな相談をしっかりとできました。今後徐々に連載内容に反映されてきますので、お楽しみに。

◆2020-09-09(Wed): そろそろ2021年度が見えてきたという実感とご相談がある自治体への願い

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10309

9月議会が始まる段階ということもあるのでしょう。ここのところ、急速に来年度に向けた新たな業務の相談が立て込んできています。本当にありがたいことです。今年度はコロナインパクトが大きいですが、それでもなんとか来年度が見えてきた実感があります。

なお、来年度に向けてのご相談がある自治体等の方々はお気軽にご連絡ください。ご連絡は基本的にメールでお願いします。

なお、ご相談の大前提として、予算化がありますが、こればかりは水物ですので、予算化の成否は気になさらずで大丈夫です。ただし、予算化に向けた熱意や必至さは必ずご用意ください。そして、双方で協議のうえ、いい形での来年度の仕事を一緒に設計していける、そういう楽しさと出会えることを楽しみにしています。

◆2020-09-10(Thu): デジタルアーカイブ産学官フォーラム(第4回)を拝聴

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10310

・デジタルアーカイブ産学官フォーラム(第4回)「ジャパンサーチの挑戦-ポストコロナ社会とデジタルアーカイブ」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/

を聞きつつ、仕事していました。このフォーラムは関心がありつつも、毎回スケジュールが合わなかったのですが、出張減少と在宅ワーク、そしてオンライン開催によって参加することができました。こういう働き方はぜひニューノーマルになってほしいですね。

同時に拝聴していて思いましたが、オンライン開催となるフォーラムには新たな文法が必要ですね。他人ごとではないので、自分でもしっかりと考えて行かなくてはいけません。

◆2020-09-11(Fri): 映像収録で公民連携事業機構へ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10311

・都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」
https://www.ppp-ps.net/program/school/course-library

の映像収録で一般社団法人公民連携事業機構に出かけてきました。収録後、木下斉さんらと楽しい会食のひとときを持ちました。誰と仕事をするかは本当に大事と感じます。

◆2020-09-12(Sat): 宇部市立図書館リニューアル市民委員会の第0回開催

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10312

コロナの感染拡大で開催延期になった

・宇部市立図書館 – 宇部市立図書館リニューアル市民委員会
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/dokushosuishin/riyuar…

の第1回の代替的措置として第0回となる意見交換会を行いました。当然、オンライン開催です。あくまで第0回ですが、市民の方々も完全に個別オンライン参加での開催で、新しい体験でした。

コロナの動向に左右されずに事業を進めるべく、この先も必要に応じて技術を駆使しながら、臨機応変に対応していきます。

◆2020-09-13(Sun): 休養しつつ、ようやく横浜市の新庁舎へ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10313

心身を休める一日。

・横浜市 – 新市庁舎のご案内
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/shinshichosha/iten.html
・北仲ブリック&ホワイト
https://kitanaka-brickandwhite.yokohama/

を散策。横浜市の新庁舎は初訪問でした。新庁舎整備そのものには賛成ですが、このような形がよかったのかは考えてしまうところです。市民としては、750億円とされる事業費も踏まえて、評価を見定めていく必要があるのでしょう。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-815]2020年09月14日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
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814号(2020-09-07、4073部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の814号(2020-09-07、4073部)を発行しました。

主な記事は、

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第14回(嶋田学)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」
-LRGのFacebookページから
・【総理辞任表明に想う岸文庫と佐藤文庫のこと】
・【総理大臣が残した図書館】
・【ゲストエディター制度のこれまで-実は多い持ち込み相談】

○連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第8回(梅澤貴典)

○お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -Library of the Year 2020の二次選考会
 -都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」の準備に励む
 -「図書館」(仮称)リ・デザイン会議 実行委員会 第003回運営会議を開催し、図書館総合展でのフォーラム開催を決定
                             など、7日分

○奥付

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-09-07発行   ‡No.814‡   4073部発行

-「図書館」(仮称)リ・デザイン会議、11/3(火・祝)にフォーラム開催を決定-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
-----------------------------------

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第14回(嶋田学)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」
-LRGのFacebookページから
・【総理辞任表明に想う岸文庫と佐藤文庫のこと】
・【総理大臣が残した図書館】
・【ゲストエディター制度のこれまで-実は多い持ち込み相談】

○連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第8回(梅澤貴典)

〇お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -Library of the Year 2020の二次選考会
 -都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」の準備に励む
 -「図書館」(仮称)リ・デザイン会議 実行委員会 第003回運営会議を開催し、図書館総合展でのフォーラム開催を決定
                             など、7日分

○奥付

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第14回

                        嶋田学(奈良大学教授)

前回、ジョン・デューイの「社会は、社会をつくりあげているすべての個人の十全な成長にそむかないようにすることによってのみ、いかなる場合でも、社会自体に対して誠実でありうるのである」という言葉を紹介した。
そして、社会がもし、「私」を抑圧する機能を持つのであれば、それは教育の力によって救済されるとともに、その社会のあり様を「私」たち自身が変革していけるものとして機能させねばならないだろう、という理想も掲げた。

しかしながら現実は大きく異なっている。本田由紀は、「ある社会が個々人に対して『どんな人』であることを求めているかは、個々人のふるまいや人生に影響するだけでなく、その個々人が大量に集まって日々の仕事や生活を営み続けることにより、一周回ってまた社会全体のあり方にも反映される」と述べたうえで、「社会全体と個々人とが相互に規定し合う関係の中で生み出されてくる具体的な現象は(中略)総じてなかなか変わりにくい」と指摘している*1。

その背景にある要因はさまざまである。本来無限にありうるその人が「どんな人」か、という指標は、とりわけわが国においては、学歴や職歴、あるいは自己表現能力のようなもので図られると本田は指摘する。そして、それは「能力」「資質」「態度」という三つの言葉が、人々の「どんな人」という評価を固定化することに影響を与えていると看破する。
また、エマニュエル・トッドは、『大分断』の中で教育が人々の階層化をより一層進める機能を果たしているばかりか、そのことが民主主義の機能不全をもたらしていること、そして、教育は支配階級を再生産するためのものになったとも指摘している*2。

人間は、生存戦略として複数の人間の関係性によって構成される活動状態や、共同体という連続的な関係性で相互連関する活動体などを構築し、「社会」と呼ぶ「名目」あるいは「実在」を形成してきた。
それは、生存維持を目的としたものから、量や質といった豊かさの最大化を図ろうとする欲望をエネルギーとして、その活動をより合理的に行い、その都度の目的を達成する営みとして社会を構築してきた。
そして言語を有し、知的活動によって行動を調整する人間は、喜怒哀楽という精神活動をエンパワーメントの調整弁としながら、それらの活動を設計ないし調整する思弁として、哲学や倫理学あるいは宗教を、そして人文学、社会科学、自然科学を発展させてきた。

教育は、こうした知的活動を再生産することによって人間社会を維持、発展させるものとして構想され、営まれてきたはずである。そこには、生きる目的というものが自ずと問われることになり、人間は「善」ということをひとつの価値として掲げ、「より善く生きる」という倫理規範を持つに至った。
また、一方で、18世紀の産業革命以後は、「より豊かに」という発展志向が台頭し、ここに教育の手段と目的の混乱の萌芽が生じることになるのである。

私たちの思考は、「より善く生きる」ことを志向しつつも、そのための手段として「より豊かに」を模索することを宿命づけられている。そのために社会の発生は必然であり、その営み自体が人間らしさの現れであり、その中で善きことも、豊かな内実も生成されている。
社会は、人間にとって矛盾ではないはずである。しかし、実態としての社会は、人間に必ずしも善きことや豊かさをもたらす訳ではないことは言うまでもない。それを是正するものとしての教育が、逆の作用に機能しているのであれば、これは社会というものの構築が正しく機能していないと評価すべきである。

このような堂々巡りを断ずるには、私たちの思考の閉じた循環を穿つ新しい言葉が必要である。つまり、新しい言葉によって象徴される実践的な思想が求められるのである。それは、理性の限界をにらみつつ、私たちの喜怒哀楽を差配する精神の響きを射程に入れた新たな知性だろう。 

この分断され固定化されつつある社会を撹拌させる営みは、どのように生成されるのであろうか。どこかに「出口」があるはずである。

*1:本田由紀『教育は何を評価してきたのか』岩波書店,2020,ii p.
*2:エマニュエル・トッド『大分断-教育がもたらす新たな階級化社会』PHP研究所,2020,77p.

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業等を経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)等。

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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     「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」

◇巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◇特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◇司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◇連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◇連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◇連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◇連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◇連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/
【総理辞任表明に想う岸文庫と佐藤文庫のこと】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2937149796389205
【LoY2020一次選考結果(二次選考対象機関)発表!】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2937165959720922
【渋沢栄一記念財団の理事長交代と組織改編】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2937188876385297
【総理大臣が残した図書館】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2938501336254051
【ゲストエディター制度のこれまで-実は多い持ち込み相談】
https://www.facebook.com/299969570107254/posts/2938573572913494/

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

第8回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その6)地域・郷土資料とレファレンス(調べごと相談)

                       梅澤貴典(中央大学職員)

最近は、本や雑誌に加えて電子版やオンライン版の資料も増えています。さらに、図書館が介在しなくても無料で誰でも利用できる「オープンアクセス化」が進んでいることにもふれてきました。
それでは、もしも未来において「お金で買える情報」がすべてオープンアクセス化したら、果たして図書館やその専門的職員(ここでは「司書」と呼びます)の存在意義は残るのでしょうか?

今回は、その問いに答える形で「地域・郷土資料」と「レファレンス(調べごと相談)」を例に挙げ、図書館と司書がネット時代でも「頼れる味方」となることを紹介します。

さて、本連載の第1回でも取り上げた「地元の活性化」は全国的な課題となっています。いま各地方の町から観光客や若者が減り、商店街がシャッター通りとなってしまう現象が、津々浦々で見られます。
いずれの町にも、歴史の歩みや名産品等、それぞれの魅力がありますが、それらをネットや観光案内マップで丁寧に紹介しても、なかなか大きな集客力につなげるのは難しいようです。

そこで、最近は「謎解きイベント」による町おこしが注目を集めています。町を訪れた参加者は、観光案内所や公共施設で専用の地図(説明書)を受け取り、その町を舞台とした物語の主人公(探偵や宝探し役)となって、スタンプラリーのように町を歩きます。
博物館や寺社仏閣、銅像や石碑等、指示された場所ごとに仕掛けられた謎(クイズ)を解かないと次に進めないため、知らず知らずのうちに歴史や文化も学べて、ゴールしたときには主な名所も一巡しているという仕掛けです。
謎解きの題材には、お城や武将にまつわる歴史のほか、その地に伝わる民話や童謡、お祭りのような伝統行事も最適です。古地図と現在の町を組み合わせて謎を解く例もあります。

現在はコロナ禍で遠出には制限がありますが、在宅でも楽しめるように動画や地図サイト(ストリートビュー)も活用してネットに公開すれば、謎解きを楽しんでその町の魅力を知った人が「未来の来訪者」に変わる呼び水にもなります。
他には真似のできない内容を目指すためには「我が町ならではの魅力」を調べる必要がありますが、そこで地元の公共図書館が大いに役立ちます。なぜなら、図書館はその地域の歴史や文化、行政や防災の情報(地域・郷土資料)を集めて保管する役割も担っているからです。

たとえば、お城や遺跡の発掘調査報告書については、出版社ではなく市区町村の教育委員会が発行することが多いのですが、まず一般の書店では手に入りません。国立国会図書館ならば、国内の出版物を原則的にすべて所蔵していますが「ホチキス留めなど簡易綴じのもの」は対象としない等、例外もあります。

筆者が講演で訪れた広島県立図書館では、新聞の地方紙をはじめ、クーポン付きタウン情報誌「ホットペッパー」のバックナンバーまでも保管しており、町の姿や流行のリアルな移り変わりもわかりました。
また、小中学校の周年記念誌や市民団体のミニコミ誌等は、本でも雑誌でもないため「灰色文献」と呼ばれ、一般の流通ルートでは入手できませんが、公共図書館ならば資料として保管している場合があります。このように、図書館は「お金では買えない」「ネットでも入手できない」情報を集めて提供する役割も担っているのです。

このような地域・郷土資料の活用に加えて、たとえば謎解きの問題を地元の小中学生や高校生に自由な発想で創作してもらい、そこに昔からの住民を呼んで文献にも載らない知恵を借りれば、さらに町の魅力が掘り起こされるうえに、図書館が「知の継承の場」としての役割を担う等、可能性は無限に広がります。
また、コロナ禍で話題の妖怪アマビエの図は、京都大学附属図書館が所蔵していますが、誰でも使えるオープンアクセスデータとして画像を公開しています。
< https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00000122/explanation/amabie >

この「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」には、なんと国宝の「今昔物語集(鈴鹿本)」もあり、博物館のガラス越しではわからない細かな筆遣いまでも拡大して確認できます。
このように、オープンアクセス時代だからこそ、人類共有の文化遺産を保管している図書館が広く公開することも、新たな使命となっているのです。

ここまで図書館の存在意義について、資料の観点から紹介してきました。もう一つの側面として、司書による支援力があります。
司書は、利用者が情報を使って課題を解決する手助けをするため、調べごとの相談に乗る役割(レファレンス)を担っています。
質問はあらゆる領域に及び、幅広い知識があるほど解決の糸口が探れるため、司書にとってレファレンスの仕事は「腕の見せ所」であると同時に「一生涯続く修行の道」でもあります。

知識以外にも、多様な技能が求められます。たとえば対話によって質問の真意を推し測るインタビュー能力は必須です。幼児が「いちばん大きい動物」と言った場合は、必ずしも「正解」のクジラではなく、ゾウについて話している可能性が高いように、言葉以外の背景を含めて類推しながら調べごとをサポートする必要があるからです。

このように、検索エンジンとは異なり、相談者として生身の人間が介在することで、表面的なキーワードだけでは忖度してもらえない、潜在的な問いが掘り起こされます。
司書は場数を積むほど腕を上げるため、利用者の側も「頼れる図書館」を一緒に育てるつもりで、大いに相談してください。たとえば先に挙げた謎解きイベント企画ならば、司書もその地域社会の一員であるため、強い味方となります。

ただし、現在はどこの図書館も財政的に苦しく、必ずしも対応者のすべてが司書の資格や専門知識を持っていたり、研鑽を積める立場とは限りません。求めた回答がすぐに出ない場合もありますが、相談することが「利用者の要望」の表れとなり、長期的には専門的人材の育成や採用等によって図書館が期待に応えるための検討材料となります。

ちなみに、全国の図書館に寄せられた質問や相談と「どのような資料を使い、どう回答をしたか」の情報は蓄積され、国立国会図書館が「レファレンス協同データベース」として無料公開しています。
たとえば「夏目漱石が『I love you』を『月が綺麗ですね』と訳したとされる根拠となる文献はないか」という相談が岐阜県図書館に寄せられ、担当者は17点の図書館資料を探し出して調べ、「英語教師としての漱石」「明治期の英語表現」「漱石と逸話」等の切り口から検証し、「確かな根拠を示す資料を見つけることはできませんでした」という結論に至ったことが紹介されています。
< https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000160743 >

レファレンスの目的は、単発的に求められた情報を手渡すだけではなく、利用者が資料の探し方を知ることで、次回からは自力で乗り越えられる応用力を身に付けてもらうことです。
筆者は、この考え方を「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という格言と共に習い、うろ覚えで中国の哲学者の言葉と思い込んでいたのですが、なんとこの件も「レファレンス協同データベース」にあり、その起源には諸説あって定かではないことを知りました。
やはり、司書には一生涯にわたる学びが必要で、筆者もまだまだ修行が足りないようです。
< https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000133786 >

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

◇開催日時:2020年10月21日(水)9:30~11:30

◇講師:岡本真

◇主催者:JPI(日本計画研究所)

◇講義概要:
・コロナは交流や賑わいをキーワードとする「図書館×まちづくり」に少なくとも2つの課題を突き付けた。
・1つは、実空間としての図書館が閉館せざるを得ないとき、図書館はウェブ等の情報空間でほぼ機能しないことだ。もう1つは近年限界を迎えつつあったNPM的な手法がより難しい局面に立たされたことだ。
・本セミナーでは、この2課題に対して、「実空間・情報空間の融合」と「産官学民による共創」の可能性を提起する。

◇講義項目:
1.With/Afterコロナで転換期に入る「図書館×まちづくり」
(1)コロナの図書館への影響
(2)露になった課題-saveMLAKの悉皆調査から
(3)求められる「しなやかな強さ」-saveMLAKの宣言より
2.実空間・情報空間の融合
(1)2分法を超える融合
(2)「図書館」(仮称)という問い
3.産官学民による共創
(1)NPMの限界と公民連携の課題
(2)「公」の再設定
(3)「産官学民」の意義(特に市民の「民」という位置づけ)-須賀川市民交流センターtetteの経験から

◇会場:JPIカンファレンススクエア(東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル)

◇参加費:民間参加費1名:3万3880円(資料代・消費税込)
        2名以降:2万8880円 (社内または関連会社で同時お申込みの場合)
     行政参加費:国家公務員・地方自治体職員の方は、1名1万6500円(資料代・消費税込)

◇申込等: https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

9月19日(土)まで、東川町複合交流施設せんとぴゅあで「mt art project at HIGASHIKAWA CALUTURAL EXCHANGE CENTER」が開催されています。マスキングテープを使ったさまざまなアート作品が、世界中から集められ展示されているようです。期間内にワークショップで訪れますので、ぜひ見てこようと思います!(李)

・mt ウェブサイト – mt art project at HIGASHIKAWA CALUTURAL EXCHANGE CENTER開催のお知らせ
https://www.masking-tape.jp/sp/event/2020/06/mt-art-project-at-higashika…
・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

先週後半、やや弾丸ツアーでしたが、現地訪問をしてきました。目的は閉架書庫等にある資料群の調査です。これから生まれる図書館では、これまで大事に保存・継承されてきた貴重な資料群をどのように取り扱っていくかも決めなくてはなりません。
ということで、そのために実際にどのような資料があるかを調査したのでした。人によって好き好きがありますが、私には好みの仕事であり、楽しい時間を過ごせました。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

【富谷市】(宮城県)
富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務

プロポーザルを実施していた富谷市複合施設整備基本方針策定及び民間活力導入可能性検討業務を担う候補者が発表されました。これから富谷市との協議を経て、契約締結に至ると思われます。これでargとしても業務が本格的に動き出しそうです。(岡本)

・富谷市 – 公募型プロポーザル選定結果の公表について
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/fukugo-1.html
・富谷市 – 2022年度開館予定!富谷市初の図書館へようこそ
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/
・富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

図書館のサインの制作も進んでいます。まだ検討段階ですが、既存の図書館サインを活かしたデザインと、アメリカンなイメージを落とし込んだデザインで、とても素敵なサインになりそうです。
公共施設のサインはシンプルで画一的になりがちですが、その地域の特徴や背景を活かしたサインは、住む人にとってより愛着が持てるサインになるのではないかと思います(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

【小千谷市】(新潟県)
旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務

本業務の中間報告のとりまとめを行っています。7月の下旬に契約が締結され、ここまでの間にフィールドワーク・フォーカスグループインタビュー・オンライン研修を実施してきました。
それぞれの結果を振り返り分析することでわかってくる現状があったり、仮説が立てられたりと、非常に興味深く感じています。ここでの分析結果も着実にこの先の検討につないでいけるようにしていきたいと思います。(有尾)

・小千谷市 – 旧小千谷総合病院跡地整備事業について
https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kensetsu/atochi-1-1.html
・旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/

【真庭市】(岡山県)
真庭市図書館基本計画策定支援業務

市民ワークショップのタイトルは「図書館そだて会議」になりました。内容も、市民が評価を行うのではなく、一緒に考え図書館をそだてるという方向性が決まりました。
施設が完成したら終わりではなく、そこから育てていくという考え方はとてわかりやすく、市民の皆さんにも共感してもらえるといいなと思っています(小林)

・真庭市立図書館
http://lib.city.maniwa.lg.jp/
・真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

引き続き、新図書館のサインの制作を進めています。サインの制作には、デザインをしてくれている地元の姉妹のほかに、図書館のみなさん、設計事務所のみなさんや我々がチームで取り組んでいるのですが、主なコミュニケーションツールはLINEです。
確認事項もほぼLINEでできるのですが、現場のスケールの確認だけはできません。そこは設計のみなさんと現場のキャプテンを信頼してお任せしています!(李)

・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【琴浦町】(鳥取県)
図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務

ワークショップを通して、コロナ対策下でのワークショップ実施の注意点も見えてきました。お互いが向かい合わないような机の配置にしたり、換気の時間を設けたりと、配慮の上対策をしていますが、やはり会話が盛り上がると近づいたり大きな声になったりしてしまいます。
さまざまな自治体でワークショップを実施しているので、気づきや反省を生かしてよりよいワークショップになるよう改善していきます。(小林)

・琴浦町 – 調達公告(生涯学習センター改修工事基本設計業務委託)※訂正8月7日
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020080400024/
・琴浦町 – 募集【8月30日】図書館・まなびタウンとうはくの未来を考えよう!
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200056/
・琴浦町 – 図書館・まなびタウンとうはく~再生、はじまりました~
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200063/
・琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/

【宇部市】(山口県)
宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務

8月末に開催予定だった第1回市民委員会の代替措置として、オンラインでの意見交換階の開催が正式に決定しました。このような状況であっても、参加表明した委員の想いを汲み取ろうと柔軟に対応し続ける宇部市立図書館の姿勢は、我々もたいへん勉強になります。
参加するみなさんにとってよりよい時間となり、第1回の委員会につながっていくよう、今週も引き続き資料をブラッシュアップしていきます。(下吹越)

・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル市民委員会委員募集
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/dokushosuishin/riyuar…
・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/riyouannai/senteikeka…
・宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

8月下旬に続き、9月下旬にも四万十町を訪問し、各種協議を進める予定です。現在、そのスケジューリングを進めています。四万十町側、arg側、設計側、そして四万十町のみなさんと関係者が多いだけにこの日程調整がなかなか厄介です。
とはいえ、できる限りフレキシブルに動けるように、予定を詰めすぎないように準備を進めています。(岡本)

・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

前回書いた通り、報告会の日程が8月末から9月末に変更となりました。会場の都合上、過去2回と異なり、午前中の実施となったので、前泊での現地入りが必要になります。しかし、そのためには前々日にいる予定の高知から移動しなくてはいけません。
実は高知・福岡を結ぶ空路があるのですが、現在は1日1便のうえ、夕刻の出発便です。万一、欠航した場合、リカバリーが相当難しいというのが気になり、陸路での移動にするかと思案中です。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

美祢市立図書館基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/08/28/mine/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3297095910336008

琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3228876593824607

真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3213723282006605

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

http://arg-corp.jp/

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   共著『未来の図書館、はじめませんか?』発売中-三刷も、決定!

            岡本真、森旭彦著
    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◇2020-09-08(Tue):
第2回関西デジタルヒストリー研究会
オンライン開催
https://www.facebook.com/events/2589103038007323/

◆2020-09-10(Thu):
デジタルアーカイブ産学官フォーラム(第4回)「ジャパンサーチの挑戦-ポストコロナ社会とデジタルアーカイブ」
オンライン開催
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/

◆2020-09-11(Fri):
筑波大学附属図書館オンラインワークショップ「CMSを利用したデジタルアーカイブの構築」
オンライン開催
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/lib/ja/information/20200806

◇2020-09-11(Fri):
CAUA FORUM 2020「コロナ禍での大学のオンライン授業~授業は上手くいっていますか?~」
オンライン開催
https://caua.ctc-g.co.jp/events/2020-forum/

◇2020-09-12(Sat):
アート・ドキュメンテーション学会行事 第3回オンラインイベント「新型コロナ資料の収集」
オンライン開催
https://peatix.com/event/1553834

◇2020-09-12(Sat):
日本出版学会 2020年度 春秋合同研究発表会
オンライン開催
http://www.shuppan.jp/yotei/1177-2020-2020912.html

◇2020-09-12(Sat):
日本図書館研究会 情報組織化研究グループ 9月月例研究会「手品と目録のあいだ-いつか記憶からこぼれ落ちるとしても-」(岡村真衣)
オンライン開催
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202009

◇2020-09-19(Sat):
第4回京都大学研究データマネジメントワークショップ
オンライン開催
https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/event/2170.html

◆2020-09-16(Wed):
アーカイブOSSフォーラム2020~ArchivesSpaceを使ってみよう!~
オンライン開催
https://archivesspac.connpass.com/event/186841/

◆2020-09-17(Thu)~2020-09-18(Fri):
位置情報・ビッグデータカンファレンス2020
オンライン開催
https://www.blogwatcher.co.jp/locationdata_bigdata_conference2020/

◇2020-09-25(Fri):
日本図書館研究会 第360回研究例会「国立国会図書館令和元年度図書館及び図書館情報学に関する調査研究「地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能に関する調査研究」について」(木下雅弘)
大阪市立難波市民学習センター
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2020/360invit.html

◆2020-09-26(Sat):
三田図書館・情報学会 第183回月例会「相互協力から協働へ:早慶大学図書館システム共有がもたらすもの」(松本和子、河野江津子)
オンライン開催
http://mslis.jp/monthly.html

◇2020-10-10(Sat)~2020-10-11(Sun):
大学図書館問題研究会第51回全国大会
オンライン開催
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2020/

◆2020-10-17(Sat)~2020-10-18(Sun):
デジタルアーカイブ学会 第5回研究大会
オンライン開催
http://digitalarchivejapan.org/kenkyutaikai/5th

◇2020-10-18(Sun):
日本図書館研究会 第361回拡大研究例会「例会1:寄贈図書による文庫」(西野稔)、「例会2:私的回想・70年を重ねた図書館法-図書館法70周年を記念して」(塩見昇)
(於・大阪府/エル・ライブラリー)、オンライン開催
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2020/361invit.html

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◆2020-10-04(Sun):
横浜市金沢図書館 開館40周年記念講演会「未来の図書館をはじめる-金沢文庫と金沢図書館に育まれて」(岡本真)
(於・神奈川県/金沢地区センター)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/library/tshokan/kan…

◆2020-10-12(Mon):
総合研究大学院大学附属図書館職員研修会「コロナ禍における図書館サービス」
オンライン開催
http://www.lib.soken.ac.jp/sokenlib/libs.html

◇2020-10-21(Wed):
第15199回JPI特別セミナー「With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」(岡本真)
(於・東京都/JPIカンファレンススクエアほか)
https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-08-31(Mon): 淡路島から直帰

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10299

淡路島で迎える朝。寄り道したい気もあったのですが、コロナもあり、同時にそれ以上に猛暑もあり、自重して早々に帰宅しました。好むと好まざるといままでとは異なる生活様式に配慮せざるを得ないですね。

◆2020-09-01(Tue): 四万十町プロジェクトの全体定例会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10300

オンラインで四万十町プロジェクトの全体定例会議を行いました。先週の出張の成果を振り返りつつ、各人のやるべきことを明確にしつつ、あれこれと検討が進んでいきます。

◆2020-09-02(Wed): Library of the Year 2020の二次選考会

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10301

Library of the Year 2020の二次選考会に出席しました。当然のオンライン開催です。

・Library of the Year 2020 – LoY2020一次選考結果(二次選考対象機関)発表!
https://www.iri-net.org/loy/loy2020-first-result/

結果につきましては、受賞機関の意向確認等もあるので、しばらくお待ちください。

◆2020-09-03(Thu): 黒石市へ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10302

かなり早朝に出て青森は黒石へ。いくつか重要な調査を行いつつ、市の担当者の方々と意見交換。

◆2020-09-04(Fri): つがる市立図書館を見学

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10303

なかなかの荒天だったのですが、少し足を延ばして、

・つがる市立図書館
http://tsugaru-city-lib.sakura.ne.jp/

を見学しました。日本初のイオン内図書館ですね。

◆2020-09-05(Sat): 都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」の準備に励む

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10304

ほぼ終日、

・都市経営プロフェッショナルスクール「次世代図書館専門課程」
https://www.ppp-ps.net/program/school/course-library

の準備に励みました。10月開講の予定で進んでいます。すでに参加申込は〆切っていますが、いまからでもどうしてもという方はご相談ください。

図書館の世界でこれまで「研修」と言われてきたものを変えていきます。

◆2020-09-06(Sun): 「図書館」(仮称)リ・デザイン会議 実行委員会 第003回運営会議を開催し、図書館総合展でのフォーラム開催を決定

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10305

・「図書館」(仮称)リ・デザイン会議
https://library-redesign.main.jp/

の実行委員会第003回運営会議を開催しました。よき議論ができました。

なお、「図書館」(仮称)リ・デザイン会議では11月3日(火・祝)に、オンライン開催となった第22回図書館総合展でフォーラムを開催する予定です。時間帯は当日の午後まるまると考えています。

気になる方は、スケジュールの確保、ぜひお願いします。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-814]2020年09月07日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
     http://arg-corp.jp/ (コーポレート)
【Facebook】https://www.facebook.com/arg.ne.jp/ (メルマガ)
      https://www.facebook.com/ARGjp/ (コーポレート)
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
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813号(2020-08-31、4070部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の813号(2020-08-31、4070部)を発行しました。

主な記事は、

○LRG編集部から
-「本日8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」
-LRGのFacebookページから
・【CCC:茅野市民館を堪能-古谷誠章さんのお仕事】
・【佐倉市の社会実験「公共空間×移動図書館×豊かな日常」にみる指宿市の可能性】
・【福田康夫・元首相が明かした「父・赳夫のこと」「公文書管理のこと」】

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第13回(嶋田学)

○お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

○連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第7回(梅澤貴典)

〇お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -高知出張3日目-高知こどもの図書館で会議
 -完全休養日
 -淡路市で図書館サービス計画骨子策定ワークショップ
                             など、7日分

○奥付

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-08-31発行   ‡No.813‡   4070部発行

  -本日8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
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○LRG編集部から
-「本日8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」
-LRGのFacebookページから
・【CCC:茅野市民館を堪能-古谷誠章さんのお仕事】
・【佐倉市の社会実験「公共空間×移動図書館×豊かな日常」にみる指宿市の可能性】
・【福田康夫・元首相が明かした「父・赳夫のこと」「公文書管理のこと」】

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第13回(嶋田学)

○お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

○連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第7回(梅澤貴典)

〇お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -高知出張3日目-高知こどもの図書館で会議
 -完全休養日
 -淡路市で図書館サービス計画骨子策定ワークショップ
                             など、7日分

○奥付

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「本日8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」

中俣保志さん(香川短期大学)の企画で本日8月31日(月)15時から、

・オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)
https://www.facebook.com/events/1098626580538120/

が開催されます。責任編集を務めた福島幸宏さん(東京大学大学院情報学環)が登壇されるのはもちろん、お二人の指定コメンテーターからのコメントとそのコメントへの応答からの討論も予定されています。

指定コメンテーター:
・新出さん(富谷市図書館開館準備室)
・滝口克典さん(よりみち文庫 共同代表・東北芸術工科大学、東北公益文科大学ほか 非常勤講師)

オンライン開催ですので、通常のイベントよりもむしろ参加の敷居も低いでしょう。ぜひご参加ください。

     「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」

◇巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◇特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◇司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◇連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◇連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◇連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◇連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◇連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/

【本になったLRG特集-『図書館100連発』】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2906418452795673
【CCC:茅野市民館を堪能-古谷誠章さんのお仕事】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2908358772601641
【佐倉市の社会実験「公共空間×移動図書館×豊かな日常」にみる指宿市の可能性】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2908437005927151
【福田康夫・元首相が明かした「父・赳夫のこと」「公文書管理のこと」】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2908660795904772
【本になったLRG連載-嶋田学さんの「図書館資料の選び方・私論」】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2905955819508603

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第13回

                        嶋田学(奈良大学教授)

一人ひとりの「私」の「ものがたり」を提供していくのが図書館の仕事である、という思想と内実を考えてきた。世界を感知し認識する「私」が、そこで生きることを通して様々なことを感じ、考え、判断し、そして行動することでその実存を成立させている。
その営みの中で「ものがたり」は現れ、時間の中で「私」という存在の意味がつくられていく。

しかし一方で、「私」の思考は「私」という実在から自己完結的に生成されたものばかりではない。他者との「対話」やそこから現れる相互主観性という共同性を帯びた「思考」によって「私」の認識は形成される。
つまり、「私」によって紡ぎ出される「ものがたり」は、何らかの関係性の影響のもとに現れるものでもある。

図書館が個人の「ものがたり」の生成を支えるのであれば、この関係性というものについても考えておく必要がある。しかし、一人ひとりの「私」を取り巻く関係性のすべてを考慮した上で、「私」特有の「意味の流れ」の生成に図書館が向き合うことなどできるのであろうか。
本人が望まないかぎり、図書館が「私」の領域に入り込むことは慎むべきである。

ただ、「私」を存在させている環境に目を向け、その特性をつぶさに観察、分析することで、「私」を取り巻く状況や状態を知ることはできるだろう。
つまり、「私」が暮らす地域社会であったり、何らかのコミットメントを保持しているコミュニティであったり、あるいはそれらの総体としての社会という現実の中から、「私」の関係性というものを一定程度理解することは可能であろう。

「私」と「私」を取り巻く社会との関係性のあり様を考えてみれば、「私」に影響を及ぼす「関係性」と、「私」が影響を及ぼす「関係性」とが考えられる。
つまり、「私」が関係に対して能動的な関わりを持つ場合と、「私」が関係の中で受動的な立場におかれる場合があるということである。

関係との能動的な関わりを持つ場合は、図書館から「私」にアプローチすることは比較的容易であると思われる。しかし、「私」が、受動的にある関係性の影響下にあるときは、図書館からアプローチすることは容易ではない。
なぜなら、その関係性に内在する「問題」を、「私」が内面化してしまうことが往々にしてあるからである。「私」の中で滞る「意味」の断片は紡がれることなく、内的コミュニケーションはこじれ、問題は外部化されないのである。

社会構築の営みの中で、「私」自身も関係した社会という実在から、「私」が本意ではない影響を受けることがある。
こうした「私」の社会との向き合い方に求められるのは、「私」自身の自己内対話を越えた外部との「対話」を促す教育の力、とりわけ図書館という「知」との関係性づくりである。

教育哲学者であり社会思想家でもあったジョン・デューイの次の言葉に耳を傾けたい。
「社会は、社会をつくりあげているすべての個人の十全な成長にそむかないようにすることによ
ってのみ、いかなる場合でも、社会自体に対して誠実でありうるのである」。

デューイのこの言葉は、個人が個人として尊重される相互の関係性の集合によってはじめて、社会というものは成立することを看破している。
社会がもし、「私」を抑圧する機能を持つのであれば、それは教育の力によって救済されるとともに、その社会のあり様を「私」たち自身が変革していけるものとして機能させねばならないだろう。

「私」の「ものがたり」を豊かに語ることは、「私」たちの社会の有機的な発展に欠かせないものであると考えたい。

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業等を経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)等。

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「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

本誌編集兼発行人である岡本真らの個人的なプロジェクトとして、築100年以上の京町家を使った「京都建築」レジデンス・鍵屋荘の運営を開始します。

鍵屋荘は従来、来訪型シェアハウスとしてアカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)の補助を得て有志で運営してきたものです。

・来訪型シェアハウス「鍵屋荘」整備・運営事業(2012年度~2019年度)
https://arg-corp.jp/projects/kagiyaso/

会員の利用形態の変化等を踏まえて、このたび運営の目的と形態をリニューアルし、同時にプロジェクトの実施主体を岡本と清田陽司の体制に変更しました。

新しい運営目的は、冒頭に掲げたように「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンス」の実現です。鍵屋荘は築100年以上かつ珍しい長屋造りの京町家で、西山夘三の名著『日本のすまい』にも登場する重要な建物です。

今回のリニューアルでは、鍵屋荘のこの物件としての歴史ある特性を最大限に尊重し、京都で建築を学ぶ若手・中堅世代の住居を中心機能とします。運営アドバイザーに京都大学で建築学を講じる神吉紀世子さんを個人の立場として迎え、京都で建築を学ぶという生活に「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」という研究スタイルを導入します。

また、このような取り組みに関心があり、鍵屋荘で「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」居住者と交流を図りながら、一定の範囲で本物件を利用できる会員を募集します。ご関心のある方は以下の注意事項をよくお読みいただき、下記のフォームよりお申込みください。

運営者と居住会員*1での話し合いを踏まえ、会員候補となった方々にのみ折り返し連絡します。その後、オンライン、ないしはオフラインでの相互面談等を行います。最終的には双方の一致をもって、会員として受け入れます。

<物件情報>
・場所:京都市営地下鉄「五条駅」至近、徒歩3分
・施設:木造、2階建、4室(各4.5畳程度)
・設備:バス・トイレ改装済み、空調・キッチンあり、インターネット回線は自己負担

<募集内容(全体で8口程度)/9月からの利用開始前提>
・団体会員:月額1万円/団体としての会議利用*2を想定
・個人会員:月額1万円/個人としての宿泊利用*3を想定

なお、あくまで居住会員の都合がつく範囲での利用に限られます。言うなれば、団体会員は隣人として、個人会員は旅人として受け入れてもらう*4というスタンスでの利用とお考えください。

*1:居住会員:「京都建築」レジデンスの趣旨にあう居住者。現在は京都大学にて建築を研究する男子大学院生2名。
*2:会議利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。
*3:宿泊利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。同伴者は別途料金が必要。
*4:サービスを利用するという意識の場合は確実にミスマッチとなります。

・「京都建築」レジデンス・鍵屋荘第2期会員申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScLY4hUZ-r19co3IiIrT55UVaZxdPZY…

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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

第7回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その5)統計と公的データベース

                       梅澤貴典(中央大学職員)

課題の解決策を提案するにあたり、個人的な意見だけでは説得力が弱いので、裏付けとして統計等の数値データを使うことがあります。
このため、図書館には年鑑や白書等の統計資料もあります。さらに、最近は政府や自治体が公開している統計データベースも、重要な情報源となっています。

ネットのニュースでは「最近、少年犯罪が増加している」等と報じられ、根拠らしき数値が示されていると真実味があり、あたかも世間の常識のようになってしまっています。
しかし統計データは、解釈や切り取り方しだいで都合よく論じられる場合があります。また、そもそも材料にするデータの選択自体が不適切な場合もあります。

少年犯罪を例に挙げると、内閣府の「少年非行に関する世論調査」(2015年度(最新))によれば「実感として,おおむね5年前と比べて,少年による重大な事件が増えていると思うか聞いたところ,『増えている』とする者の割合が78.6%」とあります。
しかし、これはあくまでも世論調査なので「そう実感している人が多いこと」を示しているに過ぎません。もちろん世論も大切な指標ではありますが、「少年犯罪の増加」という事実を裏付ける証拠(エビデンス)にはなりません。

そこで、実際の数値を調べるために法務省の「犯罪白書」を見てみましょう。白書とは「政府の各省庁が、その所管とする行政活動の現状や対策・展望等を国民に知らせるための報告書」(小学館デジタル大辞泉)です。ネットでも公開されており、最新版まで入手可能です。
この世論調査と同じ2015年度版の「犯罪白書」 < http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/62/nfm/n62_2_3_1_1_1.html > によると、少年による一般刑法犯の数は、この時点までの5年間では2010年(103,627人)から2014年(60,251人)までに、じつに4割以上も減少しています(この後も減少を続け、2018年には30,458人まで下がります)。ピークは昭和まで時代がさかのぼり、1983年の261,634人でした。また、重大な事件に限定しても、やはり減少しています。

この減少には少子化の影響もありそうに思えますが、内閣府による「子供・若者白書」 < https://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hakusho.html > によると、同じ5年間の刑法犯少年の人口比(14~19歳人口1千人当たりの検挙人員)は11.8人から6.8人に減少しており、少子化の影響を除外しても、少年犯罪が減っていることがわかります。

さらに、冒頭の「少年非行に関する世論調査」では、「おおむね5年前と比べて,少年非行はどのようなものが増えていると思うか聞いたところ,『掲示板に犯行予告や誹謗中傷の書き込みをするなどインターネットを利用したもの』を挙げた者の割合が63.0%」と最も高かったとあります。
ネットが普及すれば関連する現象は増えて当然ですが、犯行予告のような特殊な事件は、珍しいからこそニュース等で大きく取り上げられるのです。このため、発生件数が少ないにも関わらず強く印象に残り、まるで少年犯罪自体が増加しているような錯覚による誤解を生じさせます。

このように、主張の裏付けとして数字を用いる場合は「世論ではなく実数」等、目的に応じて適切な統計データを選択する必要があります。
それでは、各省庁の統計データの探し方に進みましょう。

まず「電子政府の総合窓口(e-gov)」 < https://www.e-gov.go.jp/publication/white_papers.html > には「白書・年次報告書等」として、各省庁の統計サイトにリンクがあります。また、国立国会図書館の「リサーチ・ナビ」には、「日本-白書・年報」 < https://rnavi.ndl.go.jp/politics/entry/JGOV-hakusyo.php > として、より詳細なリストが掲載されています。。
さらに、代表的な白書の目次・図表の抜粋等を掲載した『白書の白書』(木本書店・年刊)という資料もあります。

このような統計の一覧リストに輪をかけて便利なのが、各省庁の統計情報をキーワードで検索できる「e-stat」(総務省統計局)というデータベースです。
たとえば「りんご」で探すと、収穫や出荷の量に始まり、品種別の果樹栽培面積、家計の支出内訳や地域と属性による違い等、精緻で膨大な数値データを得られます。掲載された情報を加工しづらいPDFではなく、数字データとして利用しやすいExcel ファイルでダウンロードもできるため、たとえば経年変化を見るグラフも自由に作成が可能です。これにより、白書等の説明では見えなかった部分についても、利用者それぞれの視点で再分析し、評価や検証ができるのです。

ここまで大規模なデータを個人の力でゼロから集めるのはもちろん非現実的ですが、企業においても、調査会社に依頼する前に公的データベースで俯瞰的な情報を入手する等、各省庁をシンクタンクのように使いこなしてみてはいかがでしょうか。
各省庁が公開している統計データは、誰でも無料で使えます。これまでに強調して来た「価値ある情報は有料である」という原則とは矛盾するようですが、膨大な情報を集めるには当然ながら税金が使われており、国民全員が間接的に費用を負担しています。だからこそ、これらを使わない手はありません。

ただし、統計データは取り扱いと読み取り方に注意が必要です。たとえば新聞や雑誌の記事等の「加工された資料」は、すでに書き手の意図が反映されています。
さすがに数値の改ざんはしないまでも、主張を強調するためにグラフに意図的な加工をすることがあります。たとえば、通常はゼロとするグラフの起点をあえて高い数値に設定すると、僅かな差なのに大きく見えてしまいます。

こうした数字のマジックに騙されないための定番の本として『統計でウソをつく法-数式を使わない統計学入門』(ダレル・ハフ 著、講談社ブルーバックス、1968年)があります。変わったタイトルですが、「ウソのつき方」を通して、逆説的に「ウソの見破り方」と「公正な使い方」を学べます。

ある統計データの解説資料に興味を持ち、さらに細かく分けて考えてみたくても、加工前のデータが入手できなければ、分析はできません。たとえば「5年単位で数値をまとめたグラフ」からは、ある1年にだけ大きな増減があっても読み取ることができません。また、知りたい特定の事象について公的機関が統計を取っているとは限りません。

そこで、自力でアンケートを取れば、狙った通りの細かいデータが獲得できます。しかも、他の誰も持っていない情報なので、その価値は絶対的です。その際には、アンケート設計法等、社会調査と統計学の基礎知識が大いに役立ちます。まずは本で学ぶのが近道で、入門書やマンガも増えています。

今回、少年犯罪の事例については、統計データを単に並べて比較する「単純集計」のみを用いましたが、性別等の属性による差を分析する「クロス集計」や、「年齢が高いほど数が増える」のような相関を明らかにする「回帰分析」等を使うと、さらに分析が深まって説得力が増し、強い味方となります。

図書館というと文献情報(本・論文・記事)をつい連想しがちですが、統計データのみならず、「理科年表」(国立天文台)のような観測記録等も広く含めた「数値データ」もまた、課題解決のための重要な情報源の一つなのです。

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

◇開催日時:2020年10月21日(水)9:30~11:30

◇講師:岡本真

◇主催者:JPI(日本計画研究所)

◇講義概要:
・コロナは交流や賑わいをキーワードとする「図書館×まちづくり」に少なくとも2つの課題を突き付けた。
・1つは、実空間としての図書館が閉館せざるを得ないとき、図書館はウェブ等の情報空間でほぼ機能しないことだ。もう1つは近年限界を迎えつつあったNPM的な手法がより難しい局面に立たされたことだ。
・本セミナーでは、この2課題に対して、「実空間・情報空間の融合」と「産官学民による共創」の可能性を提起する。

◇講義項目:
1.With/Afterコロナで転換期に入る「図書館×まちづくり」
(1)コロナの図書館への影響
(2)露になった課題-saveMLAKの悉皆調査から
(3)求められる「しなやかな強さ」-saveMLAKの宣言より
2.実空間・情報空間の融合
(1)2分法を超える融合
(2)「図書館」(仮称)という問い
3.産官学民による共創
(1)NPMの限界と公民連携の課題
(2)「公」の再設定
(3)「産官学民」の意義(特に市民の「民」という位置づけ)-須賀川市民交流センターtetteの経験から

◇会場:JPIカンファレンススクエア(東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル)

◇参加費:民間参加費1名:3万3880円(資料代・消費税込)
        2名以降:2万8880円 (社内または関連会社で同時お申込みの場合)
     行政参加費:国家公務員・地方自治体職員の方は、1名1万6500円(資料代・消費税込)

◇申込等: https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

9月17日(木)に開催予定の図書機能運営スタッフサービスデザイン研修のワークショップですが、今回は現地にうかがって行うことになりました。久しぶりに東川町に行けるのが楽しみで仕方ありません!もちろん状況によっては変更する可能性はありますので、備えもしっかりしておきます。(李)

・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

9月上旬に現地で調査を行う予定で準備を進めています。今回は資料関係の調査を中心にスケジュールを組んでいますが、余裕があれば黒石市にとって参照点になっているであろう近隣の図書館等の施設も見学できればと思っています。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

【富谷市】(宮城県)
富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務

先週、富谷市複合施設整備基本方針策定及び民間活力導入可能性検討業務委託プロポーザルの審査会が開催されたようです。当然、結果はまだ知らないのですが、argの業務と密に関わるものなので、どのような事業者が選定されたのか、大いに気になっています。
とにかく願うのは、結論ありきの検討ではない仕事を誠実にしてくださる事業者であることです。同時にargとしては現実感のある検討と随伴していくことを強く意識して行動していきます。(岡本)

・富谷市 – 2022年度開館予定!富谷市初の図書館へようこそ
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/
・富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

テーマ配架のワークショップで、カテゴリーに合わせて書籍を選定していると、小学生向けのSNSの使い方や、プログラミングの本がいくつもありました。私が子どもの頃はなかったようなジャンルの書籍が増えていて、だからこそテーマ配架による新しいカテゴリー化が必要だとあらためて実感しました(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

【小千谷市】(新潟県)
旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務

先週小千谷市へ2回目の出張に行ってきました。先日の出張ではフィールドワークが中心でしたが、今回はグループインタビューが中心の出張になりました。複数のコミュニティの方々のお話を聞くことで、視点や課題に感じていることが違の違いを感じたり、同じコミュニティのなかでも別のことを感じている人がいたりと、とても興味深く感じました。
今後のこの事業を考えるための検討材料として、うかがった内容の分析も丁寧に進めていきたいと思います。(有尾)

・小千谷市 – 旧小千谷総合病院跡地整備事業について
https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kensetsu/atochi-1-1.html
・旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/

【真庭市】(岡山県)
真庭市図書館基本計画策定支援業務

真庭市は、中央図書館のほか、分館が6つあり、ワークショップは各地域図書館でも実施するため、全7回も実施となります。
自治体によって考慮すべきことは大きく異なりますが、真庭市においては地域間のケアがポイントの一つです。ワークショップではそれぞれの地域でどんな特色や意見が出るか楽しみです。(小林)

・真庭市立図書館
http://lib.city.maniwa.lg.jp/
・真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

新図書館のサインの制作が進んでいます。図書館には「知識や情報へのアクセスを保障する」という重要な役割がありますが、知識や情報をただ置いただけでは、アクセスできないということが多々起こります。
サインはアクセスをサポートする大事な機能を果たしています。表記の仕方からサイズやレイアウトまで、細かくシミュレーションを行いながら進めています。(李)

・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【琴浦町】(鳥取県)
図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務

琴浦町で第1回ワークショップを実施しました。私にとっても初ワークショップでしたが、町民の皆さんのまちへの熱い想いや、もどかしく思ってることなどが伝わり、やはり画面越しではなく、現地だからこそ感じることが多いと実感しました。次回は施設についてさらに深く考えいきたいと思います。(小林)

・琴浦町 – 調達公告(生涯学習センター改修工事基本設計業務委託)※訂正8月7日
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020080400024/
・琴浦町 – 募集【8月30日】図書館・まなびタウンとうはくの未来を考えよう!
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200056/
・琴浦町 – 図書館・まなびタウンとうはく~再生、はじまりました~
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200063/
・琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/

【宇部市】(山口県)
宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務

宇部市や近隣自治体で新型コロナウイルスの感染者数が拡大していることを受けて、8月29日(土)に開催予定だった第1回市民委員会は10月以降に延期となりました。残念ではありますが、このような状況下では致し方ありません。
この延期にともなって、現在、委員の方々とのオンライン意見交換の場を調整しています。本番の市民委員会に向けて、みなさんとモチベーションを保ちながら、いまできることを行っていきたいと思います。(下吹越)

・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル市民委員会委員募集
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/dokushosuishin/riyuar…
・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/riyouannai/senteikeka…
・宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

昨年度策定された四万十町文化的施設基本計画内で、施設の具体的な5つの役割の一つとして「STEAM教育に基づく試行錯誤の場」が挙げられています。STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとったものです。
これらを統合的に学んでいくかたちの実現に向けた検討もはじまっています。子どもたちが楽しくまなぶ様子を想像して、私はいまからとても楽しみに思っています。(有尾)

・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

諸般の事情から8月末に予定していた報告会が9月26日(土)に延期となりました。時間の余裕ができたこともあり、北九州市、設計JVでの協議を密にして、報告内容の調整を進めています。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

美祢市立図書館基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/08/28/mine/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3297095910336008

琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3228876593824607

真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3213723282006605

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

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    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◇2020-09-01(Tue)~2020-09-03(Thu):
第19回情報科学技術フォーラム(FIT2020)
オンライン開催
https://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2020/

◇2020-09-02(Wed)~2020-09-04(Fri):
CEDEC 2020
(於・神奈川県/パシフィコ横浜ノース)
https://cedec.cesa.or.jp/

◆2020-09-10(Thu):
デジタルアーカイブ産学官フォーラム(第4回)「ジャパンサーチの挑戦-ポストコロナ社会とデジタルアーカイブ」
オンライン開催
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/

◆2020-09-11(Fri):
筑波大学附属図書館オンラインワークショップ「CMSを利用したデジタルアーカイブの構築」
オンライン開催
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/lib/ja/information/20200806

◇2020-09-12(Sat):
アート・ドキュメンテーション学会行事 第3回オンラインイベント「新型コロナ資料の収集」
オンライン開催
https://peatix.com/event/1553834

◇2020-10-10(Sat)~2020-10-11(Sun):
大学図書館問題研究会第51回全国大会
オンライン開催
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2020/

◇2020-10-28(Wed)~2020-10-30(Fri):
第11回 Japan IT Week 【秋】
(於・東京都/幕張メッセ)
https://www.japan-it-autumn.jp/

◇2020-10-20(Tue)~2020-04-23(Fri):
CEATEC 2020「つながる社会、共創する未来」
(於・千葉県/幕張メッセ)
https://www.ceatec.com/ja/

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2020-10-21(Wed):
第15199回JPI特別セミナー「With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」(岡本真)
(於・東京都/JPIカンファレンススクエアほか)
https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-08-24(Mon): 高知出張3日目-高知こどもの図書館で会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10291

昨晩は四万十町に宿泊したので朝から高知市へ。

・高知こどもの図書館
https://kodomonotoshokan.org/

にお邪魔しました。今日は総務省の地域情報化アドバイザーとしての仕事です。移転してのリニューアルオープンを受けてのこれからの事業の進め方について話し合いました。

高知市内に泊。

◆2020-08-25(Tue): 高知出張4日目-四万十町・窪川をめぐる

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10292

再び四万十町へ。今日・明日は四万十町でのフィールドワークです。今日は窪川地域が対象。施設予定地周辺をあらためて歩き回りました。この数ヶ月の間でも明確に読み取れる変化に気づきます。

◆2020-08-26(Wed): 高知出張5日目-四万十町・十和、大正をめぐる

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10293

昨日に続き、四万十町のフィールドワーク。新たに登場したアトラクションや現在テコ入れ中の施設等をじっくりと拝見。

◆2020-08-27(Thu): 高知出張6日目-帰京

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10294

久々の長い出張でしたが、ここで帰京です。いままではどうといいうこともなかった5泊6日ですが、今回は疲れを感じます。習慣というものですね。

◆2020-08-28(Fri): 在宅ワークデー

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10295

長期出張帰りなので、在宅でややマイペースで仕事。緩急は大事です。

◆2020-08-29(Sat): 完全休養日

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10296

8月も終わりつつあります。明日からまた出張なので、今日は一休みで完全休養。

◆2020-08-30(Sun): 淡路市で図書館サービス計画骨子策定ワークショップ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10297

淡路市へ。淡路市図書館サービス計画骨子策定ワークショップの第1回として、オリエンテーション「 『 ほしい 』 から 『 したい 』 へ」を実施しました。

まずはスタートです。なお、総務省地域情報化アドバイザーとしての仕事になります。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-813]2020年08月31日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
     http://arg-corp.jp/ (コーポレート)
【Facebook】https://www.facebook.com/arg.ne.jp/ (メルマガ)
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
悪質な例に対しては、法的手段を含め相応の対応をします。なおメーリングリスト等、複数による閲覧が可能なアドレスでの登録はご遠慮ください。

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812号(2020-08-24、4063部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の812号(2020-08-24、4063部)を発行しました。

主な記事は、

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第12回(嶋田学)

○お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

○連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第6回(梅澤貴典)

〇お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○LRG編集部から
-「8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」
-LRGのFacebookページから
・【池川佳宏「マンガはいくつあるのか?果てしなき探求」】
・【“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシーの動画公開】
・【心底感じるアーカイブの重要性-あるメールマガジンのバックナンバーをめぐって】

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -8月の全大会
 -「キテンプロジェクト」オンライントークイベントを拝聴
 -高知出張1日目-四万十町でサウナをまなぶ
                             など、7日分

○奥付

*

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
-----------------------------------
      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-08-24発行   ‡No.812‡   4063部発行

      -8/31(月)開催:「図書館からLibraryへ」-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
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○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第12回(嶋田学)

〇お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

○連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第6回(梅澤貴典)

〇お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

○LRG編集部から
-「8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」
-LRGのFacebookページから
・【池川佳宏「マンガはいくつあるのか?果てしなき探求」】
・【“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシーの動画公開】
・【心底感じるアーカイブの重要性-あるメールマガジンのバックナンバーをめぐって】

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -8月の全大会
 -「キテンプロジェクト」オンライントークイベントを拝聴
 -高知出張1日目-四万十町でサウナをまなぶ
                             など、7日分

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           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第12回

                        嶋田学(奈良大学教授)

図書館が提供すべきは「ものがたり」である、と鈴木均は言った。さて、それは具体的な仕事として、またサービスとしてはどのようにして「提供」されるのであろう。
言うまでもなく、図書館では多くの文学作品が貸出され、恐らくは少なくない確率で実際に読まれている。まずはこのようにして文学作品という形で図書館は「ものがたり」を提供している。

しかし、図書館で提供される「ものがたり」はそれだけではない。もう少し言うと「ものがたり」が記録されたパッケージを提供するという形式だけではない、ということである。
ここでは、以下のことを、私たちに「ものがたり」が現れると表現しておく。まず私たちは、人知を記録した図書、雑誌、新聞、ネットワーク情報資源を含め、図書館で提供される記録物と出会う。このことで、私たちの側に一連の「意味の流れ」が意識化され、その思考や情念が、過去または未来への時間軸に沿って活動を始めることになる。
すでに内在する記憶心象も動員して、そこに「私」の何らかの精神活動や身体活動を動機づける。そして、それはやがて「私」がいつか振り返ることを必然にする程度に記憶される心象として生成される。

それは、ある一篇の小説が心に刻まれるのと同様に、ある事実の理解や認識によって「私」の判断を支え、あるいは具体的な行動を動機づけ、または念願の資格取得につながったり、逡巡していた治療へと自らを鼓舞させたり、絡まっていた人間関係をほどく糸口を差し出してくれたりと、「私」の人生の日常に大小様々な「波紋」をつくってくれる。
つまりここで生み出されるものが、長く短い人生の途切れることなく流れる表象の中にありながら、私たちが確かな手触りとして感じ取ることの難しい「生きる」という瞬間を、ひとかたまりの「意味の流れ」として差し出してくれる「ものがたり」なのである。

住民1人あたりの貸出冊数で図書館の仕事を図ることは、ひとつの仕事の現れ方を、あるいは人間社会での情報消費を図る目安にはなるだろう。しかし、それを図書館の政策の旗印にすることは、鈴木の指摘にあるように、いずれ限界をみることになる。そもそも、それが図書館という仕事の目的や使命として掲げられるものであるかどうかが問われなくてはならない。

私たち人間は、有機物として存在し、その生存戦略として社会を形成し、様々な活動を行っている。そして、生命の維持だけを目的とするのではなく、生存している時間を意味あるものとして認知する機能として、喜怒哀楽に現れる精神活動を持ち、その創造と蓄積としての文化を形づくってきた。
私たちは、ただ、生きているという客観的事実の中に存在していることに飽き足らず、「私」という主観として現れるために、「意味」を求め、そして「ものがたり」を紡いできたのである。

その「私」という存在が、複雑化する社会システムの中で、様々に消費される「価値」と交換される消費財として扱われ始めている。たとえば、貸出冊数とともに図られる「来館者数」は、公共サービスの消費の計量可能な値として理解されている。それが、公共という名の下に繰り広げられる図書館活動の現われとして、市民権を得ている。
鈴木の言う「ものがたり」とは、「みんな」にそれぞれかけがえのないものとして実在し、それは社会構成主義の理屈には回収されないものとして、一人ひとりの、一つひとつの「ものがたり」として、存在することを意味していたのだと思う。

その一人ひとりの大切な人生の瞬間に現れる「ものがたり」を、図書館は人々ともに一緒に紡いでいく。そのことが、公共として、「みんなの」ものとして、大切にされなくてはならない。
図書館という知の蓄積と活用の場に足を踏み入れたすべての人びとが、自身の「ものがたり」を生成するために、その触媒となる「知の記録」との「考えられる限りのもっとも有益な関係」に立てるよう、サービスを行うのが、図書館、そして図書館員の仕事である。

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業等を経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)等。

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「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

本誌編集兼発行人である岡本真らの個人的なプロジェクトとして、築100年以上の京町家を使った「京都建築」レジデンス・鍵屋荘の運営を開始します。

鍵屋荘は従来、来訪型シェアハウスとしてアカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)の補助を得て有志で運営してきたものです。

・来訪型シェアハウス「鍵屋荘」整備・運営事業(2012年度~2019年度)
https://arg-corp.jp/projects/kagiyaso/

会員の利用形態の変化等を踏まえて、このたび運営の目的と形態をリニューアルし、同時にプロジェクトの実施主体を岡本と清田陽司の体制に変更しました。

新しい運営目的は、冒頭に掲げたように「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンス」の実現です。鍵屋荘は築100年以上かつ珍しい長屋造りの京町家で、西山夘三の名著『日本のすまい』にも登場する重要な建物です。

今回のリニューアルでは、鍵屋荘のこの物件としての歴史ある特性を最大限に尊重し、京都で建築を学ぶ若手・中堅世代の住居を中心機能とします。運営アドバイザーに京都大学で建築学を講じる神吉紀世子さんを個人の立場として迎え、京都で建築を学ぶという生活に「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」という研究スタイルを導入します。

また、このような取り組みに関心があり、鍵屋荘で「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」居住者と交流を図りながら、一定の範囲で本物件を利用できる会員を募集します。ご関心のある方は以下の注意事項をよくお読みいただき、下記のフォームよりお申込みください。

運営者と居住会員*1での話し合いを踏まえ、会員候補となった方々にのみ折り返し連絡します。その後、オンライン、ないしはオフラインでの相互面談等を行います。最終的には双方の一致をもって、会員として受け入れます。

<物件情報>
・場所:京都市営地下鉄「五条駅」至近、徒歩3分
・施設:木造、2階建、4室(各4.5畳程度)
・設備:バス・トイレ改装済み、空調・キッチンあり、インターネット回線は自己負担

<募集内容(全体で8口程度)/9月からの利用開始前提>
・団体会員:月額1万円/団体としての会議利用*2を想定
・個人会員:月額1万円/個人としての宿泊利用*3を想定

なお、あくまで居住会員の都合がつく範囲での利用に限られます。言うなれば、団体会員は隣人として、個人会員は旅人として受け入れてもらう*4というスタンスでの利用とお考えください。

*1:居住会員:「京都建築」レジデンスの趣旨にあう居住者。現在は京都大学にて建築を研究する男子大学院生2名。
*2:会議利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。
*3:宿泊利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。同伴者は別途料金が必要。
*4:サービスを利用するという意識の場合は確実にミスマッチとなります。

・「京都建築」レジデンス・鍵屋荘第2期会員申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScLY4hUZ-r19co3IiIrT55UVaZxdPZY…

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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

第6回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その4)専門雑誌とオープンアクセス

                       梅澤貴典(中央大学職員)

今回は、専門雑誌の記事・論文を探す方法です。村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』は、「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」という言葉で始まりますが、データベースのような「情報を探す道具」にも完璧なものは存在しないのです。それぞれの特性を知って使い分ける大切さも、もう一つのメッセージです。

雑誌と聞いて、まず思い浮かぶのは『日経ビジネス』や『東洋経済』等、お馴染みのタイトルでしょう。しかし、これらはコンビニでも買えるほど幅の広い読者層に向けたものであり、じつは氷山の一角に過ぎません。
この世界には無数の業種や研究領域があり、求める情報の特殊性によって『月刊住職』や『養豚の友』、さらに『月刊廃棄物』や『月刊糖尿病』といった、専門性の高い雑誌が存在します。国立国会図書館では、日本の雑誌だけでも約7万タイトルを所蔵しており、その奥深さは計り知れません。
< https://www.ndl.go.jp/jp/use/collections/ >

研究者等の専門家は、過去100年以上の専門雑誌を検索して「これまで誰も達成できてない事は何か」を見出すことから、未知の世界を切り拓いています。
また、失敗の事例集としても使えます。「そのやり方ではダメだった」と知っているのは基本的には挑んでみた人だけですが、それを記録として蓄積することで人類共有の財産となっているのです。
それでは、専門雑誌の各号に載った記事・論文を実際に探してみましょう。まずよくある間違いとして、図書館の蔵書検索サイトで探してしまいがちですが、そこでは『月刊○○』という雑誌自体と「どの号があるか」は見つかるのですが、各号に掲載された記事・論文の題名はデータとして持っておらず、検索してもヒットしません。

そこで、『CiNii (サイニィ)Articles』(国立情報学研究所)(無料) < https://ci.nii.ac.jp/ > 等の「雑誌記事・論文を探すためのデータベース」を使います。
ここで「新型コロナウイルス」を検索してみると、2020年8月20日時点で1907件がヒットし、前の日から約200件増えていました(SARS等の4件以外は、すべて今年の記事・論文でした。ちなみに「新型コロナ」だと1982年の『トヨタ技術』という自動車専門誌に載った「新型コロナの開発」という論文もヒットしてしまいました)。
新型コロナウイルスについては、医学誌だけではなく、ビジネスや教育、社会保障や労務管理等、さまざまな雑誌が多角的に扱い、それぞれの専門家が執筆しています。
検索結果には「抄録(要点の紹介)」が載っている場合もあり、実際に手にする前に「参考になるかどうか」を見極めるのに役立ちます。

こうした知見が本になるには時間がかかり、しかも専門性の高い雑誌は書店にさえも並ばないので、探し方さえ知っていれば、得られる情報の質と量には差がつきます。
他にも、国立国会図書館の『雑誌記事索引』(無料) < http://www2.chuo-u.ac.jp/library/db_zasaku.htm > 等があります。データベースごとに収録雑誌の範囲や対象が異なるため、同じキーワードでもそれぞれ違った検索結果となります。
また国立のような公的機関には「娯楽的な雑誌や記事は収録しない」等の方針があります。したがって、あえて芸能ゴシップを探す必要がある場合には、大衆娯楽誌や風俗誌を専門とする『大宅壮一文庫雑誌記事索引』 < https://www.oya-bunko.com/ > (有料・図書館で契約している場合あり)のほうが有用な場合もあるのです。

一つのデータベースですべてを探せれば理想的に思えますが、あらゆる雑誌を対象にしたものは現在のところ存在しません。たとえばテレビのニュース番組も「政治や経済は知りたいが、グルメ情報は要らない」等、目的によって選ぶように、すべての要素を一ヶ所に盛り込むと、かえって目的の情報は見つけづらくなり、不便になるのです。
これは検索エンジンも同様で、「1つの巨大な情報源」だけに頼ると「玉石混交の情報の山の中から一つ一つ選別し、その信頼性を自力で検証する作業」が必要となります。
しかも各種データベースが持つ「価値と責任のある情報」は、それを使って探すたび動的に展開される「深層Web」という領域にあり、検索エンジンで直接見つかる「表層Web」には存在しないものがほとんどです。

このように「情報を探す道具」は多種多様ですが、「何を使って探すか」で悩んだときは、『リサーチ・ナビ』(国立国会図書館)< https://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/ > が心強い味方になってくれます。
さて、各種の雑誌記事・論文データベースで検索した結果からは「何という雑誌の、何年に発行された何巻の何号に、誰が書いた何という題名の記事・論文が載っているか」がわかります。いよいよ図書館の蔵書検索サイトを使って雑誌名で検索し、図書館が当該の号を持っているかを調べましょう。利用している図書館になかった場合、前回説明した「本の入手方法」と同様に、他館からの取り寄せ等の相談もできます。

ところで雑誌は、つい最近までは「印刷物を手にする」以外になく、「その図書館に無い」「誰かが読んでいる」「貸し出し中」等の場合には、読めませんでした。
ところが最近は、電子版の雑誌も出てきました。基本的には購読料がかかりますが(図書館で契約している場合あり)、誰でも無料で読めるオープンアクセスの雑誌も増えています。オープンアクセスの定義は「Budapest Open Access Initiative (BOAI)」 < http://www.budapestopenaccessinitiative.org/read > によるものが最も一般的です。ここでは、文献等の研究成果を自由に利用できることに加え、「内容の同一性を保持した上で再利用を認めるべき」として著作権の壁を取り除き、また標準の違い等、技術的な障害もなく利用できることされています。

また、情報の発信者側が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません」と、万国共通のマークを付けて意思表示をするためのツール「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」 < https://creativecommons.jp/licenses/ > も、広く使われるようになってきました。
筆者も、このたびのコロナ禍により在宅での学習を余儀なくされた大学生や高校生に向けた「図書館リモート活用法」の資料を公開しましたが、そこには「CC BY-NC」マークを付けて「著者名・タイトル・本サイトURLを表示し、かつ非営利目的であれば、内容の改変や教材等としての配布ができます」と記し、学校等の現場で広く活用してもらえるようにしました < https://researchmap.jp/umetaka/資料公開 > 。
『CiNii Articles』の収録対象にも、オープンアクセスのものが増えています。たとえば、検索結果に「機関リポジトリ」というボタンが表示された場合、クリックすれば、電車の中でもスマホでも、そこから一歩も動かずに全文をPDFで読めてしまいます。
機関リポジトリとは、大学や研究機関がその研究成果を自発的にネットで公開するものなので、受け手側には一切の費用負担がありません。他にも「J-stage」というボタンも同様に、国立の科学技術振興機構(JST)が、日本の国際情報発信力強化を目指して公開しているために、無料で読めます。

商業雑誌は購読料で成り立っていますが、研究者や研究機関は、対価ではなく研究成果が活用されること自体を目指しています。
たとえば高橋和利と山中伸弥(いずれも京都大学)がiPS細胞について2006年に『Cell』誌に書いた論文”Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors”は、これまでに1万4千回以上引用されており、世界に与えたインパクトと人類への貢献は、とても金銭には換算できません。
ところが『Cell』自体が高額な雑誌の一つであり、こうした一流誌の価格が年々上昇して入手が困難になっている問題があります。これに疑問を持ったランディ・シェクマン(カリフォルニア大学バークレー校・2013 年ノーベル医学・生理学賞受賞)は、対抗措置として自らオープンアクセスの専門誌『elife』を創刊して初代編集主幹となり、世界に無料で公開しました。

このように、オープンアクセスの推進によって「無料の情報は信頼性が低い」というかつての常識は、すでに過去のものとなりました。こうした複雑な状況下、適切な価値基準を持って情報を見極める力は、ますます重要になっています。

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

◇開催日時:2020年10月21日(水)9:30~11:30

◇講師:岡本真

◇主催者:JPI(日本計画研究所)

◇講義概要:
・コロナは交流や賑わいをキーワードとする「図書館×まちづくり」に少なくとも2つの課題を突き付けた。
・1つは、実空間としての図書館が閉館せざるを得ないとき、図書館はウェブ等の情報空間でほぼ機能しないことだ。もう1つは近年限界を迎えつつあったNPM的な手法がより難しい局面に立たされたことだ。
・本セミナーでは、この2課題に対して、「実空間・情報空間の融合」と「産官学民による共創」の可能性を提起する。

◇講義項目:
1.With/Afterコロナで転換期に入る「図書館×まちづくり」
(1)コロナの図書館への影響
(2)露になった課題-saveMLAKの悉皆調査から
(3)求められる「しなやかな強さ」-saveMLAKの宣言より
2.実空間・情報空間の融合
(1)2分法を超える融合
(2)「図書館」(仮称)という問い
3.産官学民による共創
(1)NPMの限界と公民連携の課題
(2)「公」の再設定
(3)「産官学民」の意義(特に市民の「民」という位置づけ)-須賀川市民交流センターtetteの経験から

◇会場:JPIカンファレンススクエア(東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル)

◇参加費:民間参加費1名:3万3880円(資料代・消費税込)
        2名以降:2万8880円 (社内または関連会社で同時お申込みの場合)
     行政参加費:国家公務員・地方自治体職員の方は、1名1万6500円(資料代・消費税込)

◇申込等: https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」

中俣保志さん(香川短期大学)の企画で8/31(月)に、

オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)
https://www.facebook.com/events/1098626580538120/

が開催されます。責任編集を務めた福島幸宏さん(東京大学大学院情報学環)が登壇されるのはもちろん、お二人の指定コメンテーターからのコメントとそのコメントへの応答からの討論も予定されています。

指定コメンテーター:
・新出さん(富谷市図書館開館準備室)
・滝口克典さん(よりみち文庫 共同代表・東北芸術工科大学、東北公益文科大学ほか 非常勤講師)

オンライン開催ですので、通常のイベントよりもむしろ参加の敷居も低いでしょう。ぜひご参加ください。

     「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」

◇巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◇特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◇司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◇連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◇連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◇連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◇連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◇連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/

【池川佳宏「マンガはいくつあるのか?果てしなき探求」】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2902742939829891
【映画「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」のデジタル先行配信開始】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2903026596468192
【本日8月19日(水)実施!「3週間でオンライン開催に転換した図書館総合展の記録と報告」】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2905714046199447
【“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシーの動画公開】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2909115015859350
【心底感じるアーカイブの重要性-あるメールマガジンのバックナンバーをめぐって】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2905980532839465

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

8月21日(金)、第27回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園2020」の最初の審査結果が発表されました。今回発表された80校が次のブロック審査会に進みます。応募総数は337校と昨年より少なかったようですが、これもコロナ禍の影響かもしれません。
今年は、やはりコロナウイルス感染拡大防止のため、東川町に集まっての撮影はなくなり、最後まで応募作品で審査されます。形は変わっても、高校生の写真にかける思いは変わりません。みなさんの熱い作品を楽しみにしています。(李)

・写真甲子園2020 – 初戦審査会結果(ブロック審査会進出校)
https://syakou.jp/pre01/pass/
・東川町 – 東川町のあゆみ
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/special/town-history/
・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

日々あれこれの作業を進めているのですが、9月にまた現地を訪問する方向で準備を進めています。テレワークのこの時代ですから、遠隔でできることも多々あるのですが、それでも現地に行けばこそできることも少なくありません。
現地訪問と遠隔作業を併用しながら、できることを最大限に進めていきます。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

【富谷市】(宮城県)
富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務

もうひたすらコロナの影響を受けているこのプロジェクトです。さまざまな手段でコミュニケーションはしているのですが、依然として万全な体制でのやりとりはできない状況が続いています。
しかし、そろそろさすがに待ったなしの重要局面になってきたので、さてはて、どうしたものでしょうか。(岡本)

・富谷市 – 2022年度開館予定!富谷市初の図書館へようこそ
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/
・富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

今回のワークショップでは、ティーンズコーナーのテーマ配架を検討してします。自分が10代の時はどんな本を読んでいたっけ……と必死に思い出しながら作業しつつ、いまの10代は興味関心も価値観も変わっていると思うので、その点には注意しながらテーマと向き合っています(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

【小千谷市】(新潟県)
旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務

8月21日(金)に小千谷市職員と議員のみなさんを対象としたオンライン研修が開催されました。今回の研修では、須賀川市民交流センターtetteの佐久間センター長に開館後1年半が経過した現在の状況や、整備段階の経験を中心にお話をいただいてています。
1つの施設をつくるために、考えていかないといけないことやそれにかける覚悟を強く感じる内容でした。私自身とっても非常に勉強になり、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思いました。(有尾)(有尾)

・小千谷市 – 旧小千谷総合病院跡地整備事業について
https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kensetsu/atochi-1-1.html
・旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/

【真庭市】(岡山県)
真庭市図書館基本計画策定支援業務

真庭市では、9月に行うワークショップの検討を進めています。当たり前のように「ワークショップ」という言葉を使っていましたが、ワークショップという言葉が与える印象を考慮しなければならないと気づかされました。
どのようなタイトルにするかが、どのような場にしたいかに直結するので、細部まで意識するようにしていきます。(小林)

・真庭市立図書館
http://lib.city.maniwa.lg.jp/
・真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

智頭町の旧那岐小学校改修事業設計業務簡易公募型プロポーザルの審査結果が発表となりました。最優秀賞に選定されたのは、お隣の岡山県西粟倉村の株式会社ようびでした。
ようびは建築や家具からコンサルティングまで幅広いデザイン活動を行っている、非常にユニークな会社です。大手の設計事務所ではなく、こうした会社が選ばれたことに智頭町の進化を感じます。(李)

・智頭町 – 旧那岐小学校改修事業設計業務プロポーザル 旧那岐小学校改修事業(審査結果)について
http://cms.sanin.jp/p/chizu/kikaku/41/
・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【琴浦町】(鳥取県)
図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務

先週紹介したリニューアル設計の受託者募集ですが、参加申込の〆切が明日8月25日(火)となっています。どのような設計者が名乗りを上げてくるか大いに楽しみです。参加をご検討の方々はどうぞよろしくお願いします。
と、設計関係も重要日程を迎えていますが、8月30日(日)には、まなびタウンとうはく再生ワークショップも開催されます。今回はargも現地参加です。あいにく私は留守番なのですが、4月入社の新人が初出張になります。彼女がなにをどう見てくるのか、それもまた楽しみです。(岡本)

・琴浦町 – 調達公告(生涯学習センター改修工事基本設計業務委託)※訂正8月7日
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020080400024/
・琴浦町 – 募集【8月30日】図書館・まなびタウンとうはくの未来を考えよう!
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200056/
・琴浦町 – 図書館・まなびタウンとうはく~再生、はじまりました~
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200063/
・琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/

【宇部市】(山口県)
宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務

8月29日(土)に開催予定の第1回市民委員会ですが、宇部市内で新型コロナウイルス感染者がじわじわと増えているため、我々も現地への訪問を控え、遠隔での参加が決定しました。
フルリモートでの市民委員会の開催支援は、お互いに手探りではありますが、当日参加いただく市民の方々に安全かつ充実した話し合いの場を提供できるよう、企画内容を修正していきます。(下吹越)

・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル市民委員会委員募集
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/dokushosuishin/riyuar…
・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/riyouannai/senteikeka…
・宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

8月23日(日)に町民ワークショップが開催されました。今回のワークショップは、100枚弱の古い四万十町の写真からまちの記憶を探っていくというものでしたが、写真がとっかかりとなって参加者のさまざまな記憶がよみがえり、それが共有されながら若い世代の人たちも含んで非常に盛り上がっていく様子がうかがえました。
ここで出来上がった写真と記憶が集約されたたマップは、この先のワークショップにも引き継がれていきます。これから回を重ねながらどのようなかたちになっていくか、とても楽しみです。(有尾)

・四万十町 – 【8/23(日)開催】四万十町のまちの記憶を探る~町民協働ワークショップ~
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=9046
・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

この先に実施予定の報告会について、設計チーム内での打ち合わせを行いました。報告会もワークショップの一部と言えるので、実施方法を入念に考えます。説明や説得をするのではなく、2回のワークショップのこれまでとこれからを参加者全員で丁寧に見つめるものにしたいと思っています。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3228876593824607

真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3213723282006605

旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3211081728937427

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

http://arg-corp.jp/

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   共著『未来の図書館、はじめませんか?』発売中-三刷も、決定!

            岡本真、森旭彦著
    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~<好評発売中>~~~~~~~~~~~~~~

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◆2020-08-28(Fri):
J-STAGEセミナー「ジャーナルから見た研究データ:研究データ公開の意義」
オンライン開催
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB4/Page1/-char/ja

◇2020-09-01(Tue)~2020-09-03(Thu):
第19回情報科学技術フォーラム(FIT2020)
オンライン開催
https://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2020/

◇2020-09-02(Wed)~2020-09-04(Fri):
CEDEC 2020
(於・神奈川県/パシフィコ横浜ノース)
https://cedec.cesa.or.jp/

◆2020-09-10(Thu):
デジタルアーカイブ産学官フォーラム(第4回)「ジャパンサーチの挑戦-ポストコロナ社会とデジタルアーカイブ」
オンライン開催
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/

◆2020-09-11(Fri):
筑波大学附属図書館オンラインワークショップ「CMSを利用したデジタルアーカイブの構築」
オンライン開催
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/lib/ja/information/20200806

◇2020-09-12(Sat):
アート・ドキュメンテーション学会行事 第3回オンラインイベント「新型コロナ資料の収集」
オンライン開催
https://peatix.com/event/1553834

◇2020-10-10(Sat)~2020-10-11(Sun):
大学図書館問題研究会第51回全国大会
オンライン開催
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2020/

◇2020-10-28(Wed)~2020-10-30(Fri):
第11回 Japan IT Week 【秋】
(於・東京都/幕張メッセ)
https://www.japan-it-autumn.jp/

◇2020-10-20(Tue)~2020-04-23(Fri):
CEATEC 2020「つながる社会、共創する未来」
(於・千葉県/幕張メッセ)
https://www.ceatec.com/ja/

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2020-10-21(Wed):
第15199回JPI特別セミナー「With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」(岡本真)
(於・東京都/JPIカンファレンススクエアほか)
https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-08-17(Mon): 久しぶりの都内行脚

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10283

都内2ヶ所を行脚しました。先日、都庁での会議で新宿には行きましたが、あのときは往復したのみ。今回は多摩方面から23区へと行脚し、会議、視察、座談会でした。

コロナも気になるところですが、猛暑にへこたれています。

◆2020-08-18(Tue): デスクワークの一日

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10284

なにやらあわただしくあれやこれやとデスクワークの追われた一日でした。ひたすらに手を動かすこと自体は嫌いではないので、それはそれで楽しいのですが、こうも暑いと頑張れる限界がありますね。

◆2020-08-19(Wed): 8月の全大会

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10285

恒例の全大会でした。会議のあり方は常に改善を図っているつもりで、今回は予定の時間の半分をワンテーマの徹底した議論にあてました。議事メモもとらず、録音だけはしておくという形です。引き続き試行錯誤していきます。

◆2020-08-20(Thu): 久しぶりにオフィス勤務

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10286

来客の予定があったのと、銀行に行かなければならない用事のため久しぶりにオフィスに出社しました。

しかし、印鑑というものは実に難儀であると感じる一日でした。

◆2020-08-21(Fri): 「キテンプロジェクト」オンライントークイベントを拝聴

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10287

日中の仕事を終え、家事をしつつ、

・「キテンプロジェクト」オンライントークイベント
https://amane-project.jp/tenjitsukenji/

を拝聴しました。いい内容でしたし、刺激も受けました。しかし、合同会社AMANEは本当にいい仕事をしていますね。実は弊社argと創業年が同じなのです。分野は違えど、その存在が励みになる会社です。

◆2020-08-22(Sat): 高知出張1日目-四万十町でサウナをまなぶ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10288

1ヶ月ぶりの高知出張です。1日目の今日は四万十町の十和地区へ。サウナについて勉強になる一日でした。

◆2020-08-23(Sun): 高知出張2日目-四万十町のまちの記憶を探る~町民協働ワークショップ~を実施

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10289

昨晩は高知市内に泊まったので、移動して再び四万十町へ。午後から、

・四万十町のまちの記憶を探る~町民協働ワークショップ~
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=9046

を実施しました。予定以上の参加者があり、大いに盛り上がり、実りの多いワークショップとなったと思います。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-812]2020年08月24日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
     http://arg-corp.jp/ (コーポレート)
【Facebook】https://www.facebook.com/arg.ne.jp/ (メルマガ)
      https://www.facebook.com/ARGjp/ (コーポレート)
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
悪質な例に対しては、法的手段を含め相応の対応をします。なおメーリングリスト等、複数による閲覧が可能なアドレスでの登録はご遠慮ください。

Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg) All Rights Reserved.
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811号(2020-08-17、4067部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の811号(2020-08-17、4067部)を発行しました。

主な記事は、

〇お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

〇お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第11回(嶋田学)

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第5回(梅澤貴典)

○LRG編集部から
-「8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」
-LRGのFacebookページから
・【都立図書館在り方検討委員会(第3回)での議論】
・【アーカイブを考える-瀬畑源さんからの問題提起】
・【メディアとしての図書館・図書館報-「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」を振り返って】

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -第3回都立図書館在り方検討委員会に出席
 -神奈川の県立図書館を考える会 第80回定例会に参加
 -「図書館」(仮称)リ・デザイン会議 実行委員会 第002回運営会議を実施
                             など、7日分

○奥付

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
-----------------------------------
      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-08-17発行   ‡No.811‡   4067部発行

-参加申込受付中:With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
-----------------------------------

〇お知らせ「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

〇お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第11回(嶋田学)

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第5回(梅澤貴典)

○LRG編集部から
-「8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」
-LRGのFacebookページから
・【都立図書館在り方検討委員会(第3回)での議論】
・【アーカイブを考える-瀬畑源さんからの問題提起】
・【メディアとしての図書館・図書館報-「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」を振り返って】

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -第3回都立図書館在り方検討委員会に出席
 -神奈川の県立図書館を考える会 第80回定例会に参加
 -「図書館」(仮称)リ・デザイン会議 実行委員会 第002回運営会議を実施
                             など、7日分

○奥付

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~~<実施中>~~~~~~~~~~~~~~~

      「まちのチカラを引き出したPPPアワード 2020」

           https://nkbp.jp/37ix12L

「新・公民連携最前線」(日経BP)では、人口20万人未満の自治体における
「健康・福祉」「賑わいづくり」「SDGs」の3テーマに関する公民連携の事業
について、それぞれの先進的な取り組みを表彰します(応募〆切:2020年7月31日)。

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 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「コロナが突き付けた2つの課題への対応-With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」

https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

◇開催日時:2020年10月21日(水)9:30~11:30

◇講師:岡本真

◇主催者:JPI(日本計画研究所)

◇講義概要:
・コロナは交流や賑わいをキーワードとする「図書館×まちづくり」に少なくとも2つの課題を突き付けた。
・1つは、実空間としての図書館が閉館せざるを得ないとき、図書館はウェブ等の情報空間でほぼ機能しないことだ。もう1つは近年限界を迎えつつあったNPM的な手法がより難しい局面に立たされたことだ。
・本セミナーでは、この2課題に対して、「実空間・情報空間の融合」と「産官学民による共創」の可能性を提起する。

◇講義項目:
1.With/Afterコロナで転換期に入る「図書館×まちづくり」
(1)コロナの図書館への影響
(2)露になった課題-saveMLAKの悉皆調査から
(3)求められる「しなやかな強さ」-saveMLAKの宣言より
2.実空間・情報空間の融合
(1)2分法を超える融合
(2)「図書館」(仮称)という問い
3.産官学民による共創
(1)NPMの限界と公民連携の課題
(2)「公」の再設定
(3)「産官学民」の意義(特に市民の「民」という位置づけ)-須賀川市民交流センターtetteの経験から

◇会場:JPIカンファレンススクエア(東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル)

◇参加費:民間参加費1名:3万3880円(資料代・消費税込)
        2名以降:2万8880円 (社内または関連会社で同時お申込みの場合)
     行政参加費:国家公務員・地方自治体職員の方は、1名1万6500円(資料代・消費税込)

◇申込等: https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

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 ◆ お誘い ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

本誌編集兼発行人である岡本真らの個人的なプロジェクトとして、築100年以上の京町家を使った「京都建築」レジデンス・鍵屋荘の運営を開始します。

鍵屋荘は従来、来訪型シェアハウスとしてアカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)の補助を得て有志で運営してきたものです。

・来訪型シェアハウス「鍵屋荘」整備・運営事業(2012年度~2019年度)
https://arg-corp.jp/projects/kagiyaso/

会員の利用形態の変化等を踏まえて、このたび運営の目的と形態をリニューアルし、同時にプロジェクトの実施主体を岡本と清田陽司の体制に変更しました。

新しい運営目的は、冒頭に掲げたように「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンス」の実現です。鍵屋荘は築100年以上かつ珍しい長屋造りの京町家で、西山夘三の名著『日本のすまい』にも登場する重要な建物です。

今回のリニューアルでは、鍵屋荘のこの物件としての歴史ある特性を最大限に尊重し、京都で建築を学ぶ若手・中堅世代の住居を中心機能とします。運営アドバイザーに京都大学で建築学を講じる神吉紀世子さんを個人の立場として迎え、京都で建築を学ぶという生活に「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」という研究スタイルを導入します。

また、このような取り組みに関心があり、鍵屋荘で「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」居住者と交流を図りながら、一定の範囲で本物件を利用できる会員を募集します。ご関心のある方は以下の注意事項をよくお読みいただき、下記のフォームよりお申込みください。

運営者と居住会員*1での話し合いを踏まえ、会員候補となった方々にのみ折り返し連絡します。その後、オンライン、ないしはオフラインでの相互面談等を行います。最終的には双方の一致をもって、会員として受け入れます。

<物件情報>
・場所:京都市営地下鉄「五条駅」至近、徒歩3分
・施設:木造、2階建、4室(各4.5畳程度)
・設備:バス・トイレ改装済み、空調・キッチンあり、インターネット回線は自己負担

<募集内容(全体で8口程度)/9月からの利用開始前提>
・団体会員:月額1万円/団体としての会議利用*2を想定
・個人会員:月額1万円/個人としての宿泊利用*3を想定

なお、あくまで居住会員の都合がつく範囲での利用に限られます。言うなれば、団体会員は隣人として、個人会員は旅人として受け入れてもらう*4というスタンスでの利用とお考えください。

*1:居住会員:「京都建築」レジデンスの趣旨にあう居住者。現在は京都大学にて建築を研究する男子大学院生2名。
*2:会議利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。
*3:宿泊利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。同伴者は別途料金が必要。
*4:サービスを利用するという意識の場合は確実にミスマッチとなります。

・「京都建築」レジデンス・鍵屋荘第2期会員申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScLY4hUZ-r19co3IiIrT55UVaZxdPZY…

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第11回

                        嶋田学(奈良大学教授)

県立長野図書館の主催でWeb配信された『これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回』「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」に登壇した。

・【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」
https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/now/news/futurelibnagano_200810….

話者は、アカデミック・リソース・ガイド(arg)代表の岡本真さん、前・県立長野図書館長の平賀研也さんと私。テーマの重要な素材となるのは、2018年5月に早逝した、故・鈴木均さん(松本市出身・浦安市立図書館員)の論考であった。

ビジネスの世界から長野への移住を契機に図書館長となった平賀さんは、公共図書館というものを司書の立場から内向きに考えるのではなく、図書館を存立させる社会の側から検討する議論が不在であることに戸惑っていた。
そんな折、鈴木さんの修士論文『公共図書館の可能性-情報提供・コミュニティ-』*1に出会った。平賀さんは、現代の公共図書館のあり様について、自分と同じような視点から疑問を持ち、その機能や役割を拡張していくような鈴木さんの論考に深く共感した。そのことが、2017年11月の第67回長野県図書館大会で第一分科会「公共図書館の可能性-図書館を通した公共圏・コミュニティづくり-」の開催につながった。

平賀さんを進行役に、鈴木さん、かつて鈴木さんと浦安市で仕事をしていた岩手県紫波町図書館の手塚美希さん、そして私というメンバーで対話をした。その模様は、雑誌『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』 2018 年冬号第22号の特集「図書館とコミュニティ」にまとめられた。また、この特集には、鈴木さんの事実上の遺稿となる書き下ろし「図書館とコミュニティを再度問う」が収録されている。

前置きが長くなった。今回の県立長野図書館の鼎談は、鈴木さんの別荘「一楽荘」を舞台に行われた。鈴木さんの蔵書で埋め尽くされた本棚を背景に、鈴木さんの論じた公共図書館論、とりわけ「コミュニティ」と「ものがたり」という概念を中心に、鈴木さんの考えをなぞり、確認し、それぞれがその受け止め方について意見交換した。
そして、この鈴木論文の次の一歩をどのように踏み出していくかについて議論を展開しようと試みた。

鈴木さんのこの論考のすごいところは、公共図書館のひとつの理想像と言っていい千葉県浦安市立図書館の実践者の立場から、「貸出し」、「資料提供」という言説を経て繰り広げられている「情報提供」という図書館のあり方を、図書館界による一種の「プロバガンダ」であると言い切る批評眼だ。
そして、そのベクトルの先に見える図書館の閉塞した展開図を、社会学的な知見も引きながら、極めて具体的かつ論理的に、しかもしなやかな語り口で綴るのである。

鈴木さんはアメリカの社会学者ジョージ・リッツァの『マクドナルド化の社会』をひき、「効率性」「計算可能性」「予測可能性」「制御(人間の機械への置き換え)」という現代社会全体に進行しつつある「合理化」過程が、現代の図書館の「貸出し」から「情報提供」という実践の背景にある図書館の存在性の訴求行為とまさに一致すると看破する。
リッツァは、このようなマクドナルド化が究極まで進行すると「合理化の不合理」が現れると指摘する。つまり、画一化した無味乾燥なサービスにより、全面的な人間疎外の状況に陥る、と。

図書館のサービスが「情報提供」という名称でブランディングされる中で進んでいることは、自動貸出機、自動予約図書受取機、そしてさらに開館時間延長を志向するサービス拡大とその手段としての人件費抑制という「合理化」の追求である。
こうしたことが、「一見の効率化、サービス向上とそれによる顧客の支持を受けつつ拡大するのが特徴であり、合理的に行動しようとする限り、(中略)そこから抜け出すことは出来ない」と鈴木さんは指摘し、これを「合理化の鉄の檻」と説明する。
では、どうするのか? そこに鈴木さんの「コミュニティ」論が提示される。鈴木さんはこの後、コミュニティ論について丁寧な説明を加えながら、そこで産み出されるべきものは、「ものがたり」であると断言し、それこそが図書館が提供するべきものであると主張する。

従ってコミュニティとは何か、という問いに対して、図書館がコミュニティとして存在するべきであるとも提言している。
今回の「対話」は、この鈴木さんの提唱する図書館で繰り広げられる「ものがたり」のあり様と、それを産出し内包しながら世界とつながる図書館というコミュニティについて、語り合おうというものであった。
とはいえ、平賀さんによると、あくまで今回は「対話」の「キックオフ」であるとのこと。実際に、鈴木さんの問題提起とオルタナティブとしての「ものがたり」論を確認するところでタイムアップとなった。
これからも続くこの対話に、ぜひご注目頂きたい。

*1:鈴木均「優秀論文受賞者寄稿論文 公共図書館の可能性—情報提供・コミュニティ」『21世紀社会デザイン研究』3号,p. 119-127. 以下のURLで全文閲覧可能。  
https://onedrive.live.com/?authkey=%21AKsLEVtdBImljWI&cid=24B2D2A8789C0D…

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業などを経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)など。

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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

      第5回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その3)本

                       梅澤貴典(中央大学職員)

今回は、自分の悩みを解決するカギになる一冊の本に出逢う方法について、同じように「運命の相手」を探し求める、「婚活」を例にして考えてみましょう。
もちろん、本は「数の限りなく縁を結べる」等の違いも多いですが、あくまでも例え話ですので、どうかご容赦ください。

図書館で本を探す人の多くは、キーワードで蔵書を検索した結果を上から順に眺め、よさそうな本を何点かメモして本棚に向かうでしょう。
それも一つの方法ですが、「網羅性(探す範囲の広さ)」と「適合性(理想の条件を満たせるか)」の両面において、万全とは言えません。具体的な弱点として、主に3つが挙げられます。
1.その図書館にある本にしか出逢えない
2.たまたま思い付いたキーワードを含んだ本しか探せない
3.海外の本は見つけづらい

これらの弱点を「婚活」に置き換えると、以下のような理由で、良縁を見逃しかねません。
1.は、地元や勤め先のような「小さな集団」の中だけで探している
2.は、理想の条件が上手く伝わっていない
3.は、外国人の存在に目が向いていない

それでは、解決策を順に考えていきましょう。
まず1.の探す範囲の広さについてです。公立図書館の蔵書データベースは、その館に加えて市区町村内(広くても都道府県内)くらいまでを対象としています(学校や大学の図書館も自校のみ)。
日本国内では年間7万点もの本が新しく発行されますが、たまたま購入していなれば見つかりません。

そこで「Webcat Plus」(国立情報学研究所)というデータベースを使えば、日本で流通するほとんどの本を探せます < http://webcatplus.nii.ac.jp/ > 。捜査網が全国に広がるだけでなく、「江戸の和本から今週の新刊書まで、あらゆる本の情報を集めています」という説明の通り、時間軸においても広がります。遥か昔に生きた人々からも知見が得られるので、学びの世界では、過去さえも出逢いの対象なのです。

また、国内で発行されたすべての出版物は、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。そこで「国立国会図書館オンライン」 < https://ndlonline.ndl.go.jp/ > を使えば、同館の所蔵資料を探せます。さらに「国立国会図書館サーチ」 < http://iss.ndl.go.jp/ > を使えば、全国の公共図書館、公文書館、美術館や学術研究機関等を統合的に検索できます。
また、「カーリル」(株式会社カーリル) < https://calil.jp/ > は全国7,200以上の図書館のリアルタイム貸出状況まで分かり、興味ある本が見つかったときは、直接ここから地元の図書館サイトに飛んで、貸出予約まで可能です。
なお、その図書館にない場合、近隣の市からの取り寄せや購入がリクエストできることが多いので、ぜひ相談してみてください。

次に、2.のキーワードについて考えましょう。図書館の蔵書データベースは、本のタイトルや件名(扱うテーマや分野)に加え、図書館によっては目次・あらすじ情報までも対象としています。
これらのデータに検索語が含まれていればヒットしますが、たまたま自分の頭に思い浮かんだ言葉は、その課題を表す「一つの言い方」に過ぎません。もしも著者が別の言葉を使っていれば、検索できずに見逃してしまいます。

そこで、類語辞典を使えば、さまざまな言い換え方が探せます。『使い方の分かる 類語例解辞典 新装版』(小学館)を収録した「goo類語辞書」 < https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/ > 等、無料で使えるオンライン版も便利です。
たとえば「探究」という言葉であればも、調査・討究・講究・研究・攻究・考究・究明・リサーチ等、当初の発想にはなかった言葉であらためて検索すれば、違った結果が示されます。ふだんの仕事や生活でも、類語辞典でより的確な言葉を探す癖をつければ、語彙の選択肢が増えます。

また、先ほどの「Webcat Plus」には「一致検索」に加えて「連想検索」という選択肢があり、これは「文書と文書の言葉の重なり具合をもとに、ある文書(検索条件)に近い文書(検索結果)を探し出す検索技術」で、嬉しいことに、必ずしも検索語と一致しなくても、関連性の高い本を探し出してくれます < http://webcatplus.nii.ac.jp/faq_002.html > 。

もしも縁結びが、仲介する方の「真の理想条件を忖度する腕前」に左右されるとすれば、こうして「言葉にない意図」までも含めて探してくれる機能は、心強い味方となります。

こうして、解決のカギとなる一冊の本に出逢ったならば、巻末の参考文献・引用文献リストからも、芋づる式に関連する良書が見つかります。また、同じようにデータベースの検索結果画面もよく見てみましょう。
「著者名」をクリックすれば著作一覧が表示できるのは予想通りでしょうが、本のテーマを示す「件名」からも同分野の本のリストを開けるなど、その一冊を足掛かりにして、無限の「知の冒険の旅」が始まります。

さらに、図書館自体にも「類似分野の本に出逢える、アナログながら素敵な仕組み」があります。ある一冊を取りに行った際に、ふと見渡すと近くの棚の本も参考になった経験はありませんか?
これは本をテーマ順に並べるための「日本十進分類法(NDC)」が、似た分野が近くなるように工夫されているためです。
今年はコロナ禍の夏で、なかなか海水浴にも行けませんが、筆者はときおり図書館や書店などの「本棚の海」を隅々まで歩き回り、自分でさえも未知であった興味関心の可能性に気づく「知の遊泳」を楽しんでいます。

最後に、3.の海外の本については、日本語の本に比べると極めて少ないため図書館の蔵書検索だけではどうしても見落としが多くなります。そこで「Worldcat」(OCLC) < https://www.worldcat.org/ > を使えば、世界各国の主要図書館・研究機関の協力により、なんと20億件以上の図書館資料を探すことができ、出逢いの可能性は世界に広がります。

ここまで解決のカギとなる一冊に出逢う方法を説明してきましたが、本はあくまでも広い読者を想定した基礎情報であり、その課題に鋭く特化した最新の情報までは載っていません。つまり本だけでは、まるで指と指が赤い糸で結ばれていたような「運命の相手」を、まだ見逃しているのです。
そこで次回は、さらに一歩踏み込んで、専門雑誌に載った記事・論文を探す方法について紹介します。

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「8/31(月)開催、オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)」

中俣保志さん(香川短期大学)の企画で8/31(月)に、

オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)
https://www.facebook.com/events/1098626580538120/

が開催されます。責任編集を務めた福島幸宏さん(東京大学大学院情報学環)が登壇されるのはもちろん、お二人の指定コメンテーターからのコメントとそのコメントへの応答からの討論も予定されています。

指定コメンテーター:
・新出さん(富谷市図書館開館準備室)
・滝口克典さん(よりみち文庫 共同代表・東北芸術工科大学、東北公益文科大学ほか 非常勤講師)

オンライン開催ですので、通常のイベントよりもむしろ参加の敷居も低いでしょう。ぜひご参加ください。

     「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号の目次」

◇巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◇特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◇司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◇連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◇連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◇連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◇連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◇連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/
【8/31(月):オンライン講評会「図書館からLibraryへ」(『ライブラリー・リソース・ガイド第31号特集』編)】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2887246321379553
【都立図書館在り方検討委員会(第3回)での議論】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2889000144537504
【アーカイブを考える-瀬畑源さんからの問題提起】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2889113487859503
【メディアとしての図書館・図書館報-「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」を振り返って】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2889148701189315

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

東川町は、昨年、町制施行60周年を迎えました。それを記念し『東川町史』第3巻を東川町の公式サイトで公開しています。冊子版も町内の公共施設で読むことができます。第2巻は1995年に出されていて、オンラインでは公開されていませんが、せんとぴゅあIIほんの森等で読むことができます。こうした資料に気軽にアクセスできる環境を広げていきたいですね。(李)

・東川町 – 東川町のあゆみ
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/special/town-history/
・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

先週、今週と設計チーム内での打ち合わせが続いています。青森と横浜に分かれているチーム体制ですが、Zoomを活用して滞りない意識合わせが実現できているのは大きいですね。
今週は会議のなかであがったある疑問について、急ぎ調査を行いました。図書館でときどき話題になるテーマなので、調べている自分自身がいちばん楽しい経験でした。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

【富谷市】(宮城県)
富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務

現地に行けない日々が続いており、なかなか困っています。弊社がある神奈川県も富谷市がある宮城県もコロナ感染者数がそこそこの数ですから……。そして、いまは夏の旅行や帰省を自粛する流れもあり、仕事とはいえ出張がいささか憚られます。
とはいえ、そろそろ現地での打ち合わせを再開できないものか、日々各地の感染者数のニュースにやきもきしています。(岡本)

・富谷市 – 2022年度開館予定!富谷市初の図書館へようこそ
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/
・富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

前回のテーマ配架のワークショップでは、私は現地参加で一人はオンライン参加、という形で実施しました。これまでは全員がオンライン、もしくは現地参加だったので、初めての実施形態だったのですが、意外とトラブルなく円滑に進めることが出来ました。
コロナウイルス対策として、少しでも接触を避けるには有効な手段ではないかと思います。今後も試行錯誤し、ベストなやり方を検討したいと思います。(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

【小千谷市】(新潟県)
旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務

先週、小千谷市に行き、フィールドワークとフォーカスグループインタビューを実施してきました。とても暑い日の調査となり、体力的にはなかなか大変ではありましたが、実際にまちを歩きまちの人の話を聞くことで、あらたな発見が多くあり、とても収穫が多かったように思います。
この事業をよりよいかたちにしていけるような土台づくりとして、持ち帰った調査結果の整理・分析も丁寧に行っていきたいと思います。(有尾)

・小千谷市 – 旧小千谷総合病院跡地整備事業について
https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kensetsu/atochi-1-1.html
・旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/

【真庭市】(岡山県)
真庭市図書館基本計画策定支援業務

真庭市図書館の基本構想策定支援業務が始まりました。真庭市は9町村の合併により誕生した岡山県でも最も大きな自治体です。そのため、エリアによって分断されないよう意識していきたいと思います。
また、市内7つの図書館もそれぞれ距離があるとのことですが、現地にうかがった際は、できれば全館視察したいと思います。(小林)

・真庭市立図書館
http://lib.city.maniwa.lg.jp/
・真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

館内外のサインのデザイン、制作も最終局面を迎えています。地元の姉妹がデザインしたロゴマークやサインを、実際に建築や什器に配置していきます。サインは基本的には2次元ですが、人がサインと接する場は常に3次元の空間です。ちょっとした距離や角度、周囲の状況等によって伝わり方は大きく変わります。設計担当のみなさんを中心に、よりよい配置を見つけながら進めていきます。(李)

・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【琴浦町】(鳥取県)
図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務

この業務での弊社の役割は計画策定の支援ですが、並行してリニューアル設計の受託者募集も始まっています。今回の公募は非常に意欲的な条件設定になっていますので、ぜひチャレンジする設計事務所が多くあることを期待しています。
なお、立場上・仁義上、この設計公募に弊社は協力会社等として参画することはできませんが、受託が確定した設計事務所とは結果的に協業することになると思います。どのような設計者と協業できるのか、楽しみにしています。(岡本)

・琴浦町 – 調達公告(生涯学習センター改修工事基本設計業務委託)※訂正8月7日
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020080400024/
・琴浦町 – 募集【8月30日】図書館・まなびタウンとうはくの未来を考えよう!
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200056/
・琴浦町 – 図書館・まなびタウンとうはく~再生、はじまりました~
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200063/
・琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/

【宇部市】(山口県)
宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務

8月29日(土)に第1回市民委員会を開催する予定なのですが、コロナウイルスの感染拡大が続いており、どのような形での開催となるか、少し先行きが見えなくなってきています。すでに図書館自体も利用時間の制限等を実施しており、まずは市民のみなさんの安全が第一です。
とはいえ、もうこのような事態に発生は見込まれていたことでもあります。実際、この業務のプロポーザル審査会もオンラインで行われています。想定しうる事態ですので、慌てることなくオンライン開催も含めて、プランBを常に見据えて準備を進めます。(岡本)

・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル市民委員会委員募集
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/dokushosuishin/riyuar…
・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/riyouannai/senteikeka…
・宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

引き続きオンラインで全体定例会議とサービス計画分科会を行っています。会議のなかでまちの方々にどうやってこの事業のことを理解していってもらうか、ということが検討にあがっています。
コロナの影響で、現状ではまちのみなさんとの接触は限られている状況ではあるのですが、まちと事業がしっかりとつながって進んでいくように、まちの状況を意識しながら工夫を考えていきたいと思います。(有尾)

・四万十町 – 【8/23(日)開催】四万十町のまちの記憶を探る~町民協働ワークショップ~
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=9046
・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

ワークショップの報告書は提出しましたが、ワークショップからまなんだポイントをできる限り設計や運営に反映するための検討は続いています。工事段階でできることを実現することは欠かせないのですが、私自身、本丸は施設オープン後の運営フェーズだと思っています。
この点を意識して、運営フェーズに入ってからも柔軟に対応できる設計であるよう助言に努めます。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3228876593824607

真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3213723282006605

旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3211081728937427

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

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   共著『未来の図書館、はじめませんか?』発売中-三刷も、決定!

            岡本真、森旭彦著
    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◆2020-08-21(Fri):
「キテンプロジェクト」オンライントークイベント「文化の植樹を目指して〜「キテンプロジェクト」の始動〜」
オンライン開催
https://amane-project.jp/tenjitsukenji/

◇2020-08-24(Mon):
東京文化財研究所 文化財の記録作成とデータベース化に関するハンズオン・セミナー「文化財写真入門-文化財の記録としての写真撮影実践講座」
(於・静岡県/上原美術館)
http://uehara-museum.or.jp/news/2020toubunken_seminar/

◆2020-08-28(Fri):
J-STAGEセミナー「ジャーナルから見た研究データ:研究データ公開の意義」
オンライン開催
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB4/Page1/-char/ja

◇2020-09-01(Tue)~2020-09-03(Thu):
第19回情報科学技術フォーラム(FIT2020)
オンライン開催
https://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2020/

◇2020-09-02(Wed)~2020-09-04(Fri):
CEDEC 2020
(於・神奈川県/パシフィコ横浜ノース)
https://cedec.cesa.or.jp/

◆2020-09-10(Thu):
デジタルアーカイブ産学官フォーラム(第4回)「ジャパンサーチの挑戦-ポストコロナ社会とデジタルアーカイブ」
オンライン開催
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/

◇2020-09-12(Sat):
アート・ドキュメンテーション学会行事 第3回オンラインイベント「新型コロナ資料の収集」
オンライン開催
https://peatix.com/event/1553834

◇2020-10-10(Sat)~2020-10-11(Sun):
大学図書館問題研究会第51回全国大会
オンライン開催
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2020/

◇2020-10-28(Wed)~2020-10-30(Fri):
第11回 Japan IT Week 【秋】
(於・東京都/幕張メッセ)
https://www.japan-it-autumn.jp/

◇2020-10-20(Tue)~2020-04-23(Fri):
CEATEC 2020「つながる社会、共創する未来」
(於・千葉県/幕張メッセ)
https://www.ceatec.com/ja/

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2020-10-21(Wed):
第15199回JPI特別セミナー「With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」(岡本真)
(於・東京都/JPIカンファレンススクエアほか)
https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-08-10(Mon): これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」に参加

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10275

【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」
https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/now/news/futurelibnagano_200810….

に参加。いい空間でのいい時間でした。トークの模様は後日、県立長野図書館のYouTubeで配信されます。

◆2020-08-11(Tue): 横浜に直帰

http://www.arg.ne.jp/node/10276

昨晩も長野泊で、どこかをめぐりながら帰ろうかと思っていたのですが、尋常ではない暑さなのでそのまま横浜に戻りました。ぐったりする暑さですね。

◆2020-08-12(Wed): 第3回都立図書館在り方検討委員会に出席

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10277

新宿へ。東京駅以外の都内に出かけるのはずいぶん久しぶりです。

・第3回都立図書館在り方検討委員会
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/lifelong/facility/library/ariken202…

に出席しました。間もなく中間報告の資料が公開される見込みです。

◆2020-08-13(Thu): Zoom会議をいくつか

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10278

いくつかのZoom会議を行いました。こう暑いと、外に出ないで済むのは助かりますね。

◆2020-08-14(Fri): 神奈川の県立図書館を考える会 第80回定例会に参加

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10279

諸々と仕事をしたのち、

・神奈川の県立図書館を考える会 第80回定例会
https://www.facebook.com/events/203654924388703/

に参加。対面と遠隔を併用しての開催でした。

◆2020-08-15(Sat): 休養の一日

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10280

さすがにここらで一休みということで休養の一日でした。

◆2020-08-16(Sun): 「図書館」(仮称)リ・デザイン会議 実行委員会 第002回運営会議を実施

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10281

・「図書館」(仮称)リ・デザイン会議
https://library-redesign.main.jp/

の第1回公開会議開催に向けて、運営会議を実施しました。例年の夏であれば、今日この日に会議を設定するのは難しかったでしょうが、コロナの影響で帰省している方が少ないからでしょう。大勢の参加があってなによりでした。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-811]2020年08月17日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
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810号(2020-08-10、4079部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の810号(2020-08-10、4079部)を発行しました。

主な記事は、

〇お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

〇お知らせ「【初心者向け】図書館総合展公式企画「図書館員のためのオンライン会議参加講座」Powered by Code4Lib JAPAN」

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第10回(嶋田学)

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第4回(梅澤貴典)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」
 ・巻頭言「新体制の始動」
-LRGのFacebookページから
 ・【8/10(月・祝)の前に「図書館とコミュニティ」を再び問う】
 ・【平賀研也さんの最新論考「情報技術を基盤とした『Library3.0』の実装」】
 ・【都道府県立図書館はどのような防災減災研修を行ってきたのか】
 ・【時代の先を見るということ-「ニューノーマル」の再発見】
 ・【連載「伊藤大貴の視点・論点」のこれまで】
 ・【猪谷千香の図書館エスノグラフィーの掲載一覧】
 ・【実は連載以外の特別寄稿もあります-猪谷千香さんの取材記事】

○【毎週更新】各地のプロジェクトから-真庭市、琴浦町、宇部市の各プロジェクトが登場
○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)のFacebookページの分析
 -紫波町のオガール祭りへ
 -長野入り
                             など、7日分

○奥付

*

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-08-10発行   ‡No.810‡   4079部発行

 -本日開催:これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
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〇お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

〇お知らせ「【初心者向け】図書館総合展公式企画「図書館員のためのオンライン会議参加講座」Powered by Code4Lib JAPAN」

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第10回(嶋田学)

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第4回(梅澤貴典)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」
 ・巻頭言「新体制の始動」
-LRGのFacebookページから
 ・【8/10(月・祝)の前に「図書館とコミュニティ」を再び問う】
 ・【平賀研也さんの最新論考「情報技術を基盤とした『Library3.0』の実装」】
 ・【都道府県立図書館はどのような防災減災研修を行ってきたのか】
 ・【時代の先を見るということ-「ニューノーマル」の再発見】
 ・【連載「伊藤大貴の視点・論点」のこれまで】
 ・【猪谷千香の図書館エスノグラフィーの掲載一覧】
 ・【実は連載以外の特別寄稿もあります-猪谷千香さんの取材記事】

○【毎週更新】各地のプロジェクトから-真庭市、琴浦町、宇部市の各プロジェクトが登場
○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)のFacebookページの分析
 -紫波町のオガール祭りへ
 -長野入り
                             など、7日分

○奥付

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~~<実施中>~~~~~~~~~~~~~~~

      「まちのチカラを引き出したPPPアワード 2020」

           https://nkbp.jp/37ix12L

「新・公民連携最前線」(日経BP)では、人口20万人未満の自治体における
「健康・福祉」「賑わいづくり」「SDGs」の3テーマに関する公民連携の事業
について、それぞれの先進的な取り組みを表彰します(応募〆切:2020年7月31日)。

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 ◆ お誘い ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

本誌編集兼発行人である岡本真らの個人的なプロジェクトとして、築100年以上の京町家を使った「京都建築」レジデンス・鍵屋荘の運営を開始します。

鍵屋荘は従来、来訪型シェアハウスとしてアカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)の補助を得て有志で運営してきたものです。

・来訪型シェアハウス「鍵屋荘」整備・運営事業(2012年度~2019年度)
https://arg-corp.jp/projects/kagiyaso/

会員の利用形態の変化等を踏まえて、このたび運営の目的と形態をリニューアルし、同時にプロジェクトの実施主体を岡本と清田陽司の体制に変更しました。

新しい運営目的は、冒頭に掲げたように「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンス」の実現です。鍵屋荘は築100年以上かつ珍しい長屋造りの京町家で、西山夘三の名著『日本のすまい』にも登場する重要な建物です。

今回のリニューアルでは、鍵屋荘のこの物件としての歴史ある特性を最大限に尊重し、京都で建築を学ぶ若手・中堅世代の住居を中心機能とします。運営アドバイザーに京都大学で建築学を講じる神吉紀世子さんを個人の立場として迎え、京都で建築を学ぶという生活に「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」という研究スタイルを導入します。

また、このような取り組みに関心があり、鍵屋荘で「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」居住者と交流を図りながら、一定の範囲で本物件を利用できる会員を募集します。ご関心のある方は以下の注意事項をよくお読みいただき、下記のフォームよりお申込みください。

運営者と居住会員*1での話し合いを踏まえ、会員候補となった方々にのみ折り返し連絡します。その後、オンライン、ないしはオフラインでの相互面談等を行います。最終的には双方の一致をもって、会員として受け入れます。

<物件情報>
・場所:京都市営地下鉄「五条駅」至近、徒歩3分
・施設:木造、2階建、4室(各4.5畳程度)
・設備:バス・トイレ改装済み、空調・キッチンあり、インターネット回線は自己負担

<募集内容(全体で8口程度)/9月からの利用開始前提>
・団体会員:月額1万円/団体としての会議利用*2を想定
・個人会員:月額1万円/個人としての宿泊利用*3を想定

なお、あくまで居住会員の都合がつく範囲での利用に限られます。言うなれば、団体会員は隣人として、個人会員は旅人として受け入れてもらう*4というスタンスでの利用とお考えください。

*1:居住会員:「京都建築」レジデンスの趣旨にあう居住者。現在は京都大学にて建築を研究する男子大学院生2名。
*2:会議利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。
*3:宿泊利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。同伴者は別途料金が必要。
*4:サービスを利用するという意識の場合は確実にミスマッチとなります。

・「京都建築」レジデンス・鍵屋荘第2期会員申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScLY4hUZ-r19co3IiIrT55UVaZxdPZY…

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 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and …
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【初心者向け】図書館総合展公式企画「図書館員のためのオンライン会議参加講座」Powered by Code4Lib JAPAN

あちこちでオンライン開催のセミナー、勉強会などが開催されていますが、一方で、「オンライン会議への参加のしかたがよくわからない」「慣れないので何となく不安」といったお声もあちこちで耳にします。

今年の図書館総合展は初めてオンライン開催となりました。
ぜひ、この機会にオンライン会議ツールの使い方をマスターして、With コロナの状況でも学びを深めていけるようになりましょう。

Code4Lib JAPANでは、8月16日(日)・17日(月)の両日に、図書館総合展の公式企画として、オンライン会議を実際に体験し、自信をもって図書館総合展ほかのセミナーに参加していただけるようになるチュートリアル講座を開催します。

まったくの初心者の方でも、ご安心ください!
最初はうまくいかなくても、電話なども活用して、うまくいくよう丁寧にサポートいたします。そして、うまくいかないことも含めての練習ですので、焦らずに一緒にやってみましょう。

【図書館員のためのオンライン会議参加講座】

開催形態:以下の3回でオンライン開催、各回90分程度(複数回の参加も可能)
・2020年8月16日(日)14:00-15:30
・2020年8月17日(月)14:00-15:30
・2020年8月17日(月)19:00-20:30

主な内容:
・オンライン会議ツールZoomのインストール、接続方法
・基本的な使い方(音声、ビデオのオン・オフ)
・画面共有、チャット
・安全にオンライン会議を使うための基礎知識
・その他、参加者の方々のご質問、ご要望に応じて、お役に立つ内容をご案内予定です

ご準備いただくもの:
・メールアドレス(この参加申込の受付に必要です)
・インターネットに接続できる設備(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)
 ※一般的なスマートフォンでも大丈夫です
 ※職場や自宅のインターネット回線の不具合に備え、携帯電話回線もあるとより安心です
 ※接続に不安のある方は、電話もご準備ください(Zoomにつながらない場合のサポート用)

参加費:無料

申込: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdu8LnUJfHJdRpy4uSFKiHVXTGRXlyF…
主催:Code4Lib JAPAN http://www.code4lib.jp/
後援:図書館総合展運営委員会

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第10回

                        嶋田学(奈良大学教授)

図書館が人々に差し出すべきものは単なる「情報提供」ではなく「ものがたり」である、と鈴木均*1は言う。そして、一人ひとりの「ものがたり」という「意味の流れ」を生み出し、息づかせることを助けるのが図書館の仕事、司書の使命である、と鈴木は言う。
そして、その「ものがたり」は、コミュニティにおいて共有され、共感を得るとき、私たちの「ものがたり」としてコミュニティの構成要素の一つとして加わることになる。

さて、ここで私たち(「私たち」と、読者のみなさんを含めたある種のコミュニティとして語ることを許されたい)が検討すべきことは、「私」の「ものがたり」とは何か、あるいは「私たち」の「ものがたり」とは何かという問題である。
この問題を考えるに際して、鈴木は明晰な補助線として「意味の流れ」という言葉を差し出している。鈴木の言う「意味」とは何であろうか。そして、その「流れ」とはどのような表象であろうか。

私の理解はこうだ。まず意味とは、「交換不可能」なものとしての存在感を示すものとして規定することができる。たとえば、「私」という存在の「意味」と言うとき、それは、「私」という存在の「内容」の表象であり、それは唯一無二のものである。「私」の意味を体現できるのは、「私」しか存在しない。
しかし仮に、「私」という存在の「価値」と言ってみる。すると、交換可能ものとしてのイメージが浮かび上がる。卑近な例としては、私の存在価値は「労働」というものに置き換えられ、労働力は市場で交換されている*2。

さて、私にとっての「ものがたり」つまり私にとっての「意味の流れ」というとき、それは交換不可能な「私」という存在に感受され認識されるあらゆる表象の「流れ」ということになる。ここで「流れ」とは、意味内容の連なりというようにも理解できるし、「時間の経過」という解釈も可能である。
「私」によって感受される様々な表象は、別の誰かが経験する表象とまったく別の心象として存在する。たとえば、「大腸がんの治療方法についての本を読みたい」という要望が持つ、「私」と誰か(他者)の意図やその背景、事情はまったく同じではない。「私」の職業や家族構成、家計の事情、遺伝特性や病歴、大腸がんに対する予備知識、死生観等、「私」と「大腸がん」という主題分野との関係性は多様に考えられる。

このような場合、一般的な図書館員の取るべき態度として、プライバシーに配慮しつつ、質問者の要望を出来るだけ満たせるようレファレンスインタビューを試みる。
「大腸がんの治療方法」について、入門的な情報が必要なのか、あるいはすでに一定の医師とのコミュニケーションの中で病態についての知識があり、医師の説明を確認したり補足したりする程度の内容をまで求めているのかを探る。
そうして、一定の資料を過不足なく提供して「情報提供」という業務は完了することになる。しかし、本当の意味での「私」が必要とする「意味の流れ」としての「ものがたり」は、そこで紡がれたであろうか。

図書館が「ものがたり」を提供する手段は本だけではない。人と人との出会いを提供することで、新しいコミュニティを創出することもできる。紫波町立図書館の手塚美希は言う。「リンゴ農家さんだったら、リンゴ生産部会の人たちとしかつながりがないんです。そこに図書館が介在すると、業種や地域の縛りがないので、(中略)いろいろな方たちを呼べるんです」。
このコメントは、図書館がテーマ設定をした「こんびりカフェ」に多様な分野の若手農家を誘い込み、対話を促すことで交流を生み出し、図書館広場でマルシェを開催するなどの活動に発展した様子を紹介するものである*3。

その人の生きるという営みに意味を出現させること。それが「意味の流れ」としての「ものがたり」を「私」が図書館という「場」で生成することの内実である。このことが、「私」と「他者」との間の相互理解として現れたならば、これは「私たち」の「ものがたり」となるのである。
その「ものがたり」は、「私たち」によって形成されるコミュニティを産み出すのである。これが、鈴木均の言う、図書館が紡ぎ出す「ものがたり」ということ、そして図書館で生成される「コミュニティ」というものへの私なりの回答である。

*1:鈴木均、浦安市立図書館司書。2018年5月6日歿。
*2:マルクス経済学における「労働の二重性」という観点から考えれば、「使用価値」を生み出す「具体的有用労働」だけでなく、「価値」を生み出す「抽象的人間労働」という側面もあり、単純に交換可能なものとして「価値」を論ずることには限界があることを承知している。
*3:「特別収録 第67回 長野県図書館大会 第一分科会 公共図書館の可能性 : 図書館を通した公共圏・コミュニティづくり」『LRG = ライブラリー・リソース・ガイド』第22号, 2018,p.43

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業などを経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)など。

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[編集部から]

嶋田さんが登壇する対話イベントの開催が本日8月10日(月・祝)に開催されます。

【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」
https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/now/news/futurelibnagano_200810….

対談は対面での実施ですが、参加はオンラインでとなりますので、上記リンク先で詳細をご確認ください。なお、パブリックビューイング会場が設けられています。

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

   第4回:「『鬼に金棒』の図書館活用術(その2)事典と辞書」

                       梅澤貴典(中央大学職員)

課題を探究するにあたって、本を探したり、主張を決めて論じ始める前に、「そもそも自分の認識が間違っていたり、偏っていたり、古びていないか」を疑ってみることが大切です。

まずは、テーマとなる言葉そのものについて調べてみましょう。たとえば「TPP(環太平洋パートナーシップ)」は、読む本や論文・記事によって言葉の定義は変わらなくても、その筆者が「自動車産業のように関税がなくなり輸出が増えて得をする人」であったり、あるいは逆に「農業従事者のように海外からモノが安く流入しては困る人」であったりすると、「是か非か」の論調は真逆になります。
そのため、いきなり特定の本や論文を読むと、その主張に影響されてしまう可能性があり、背景を含めて中立的に理解する必要があるのです。

調べごとはネットで検索する人がほとんどですが、そこまでは誰もがたどり着きます。ライバル達が「概要さえ分かればOK」とする中、その先のもう一歩を踏み出すための選択肢をどれだけ多く持てるかで、得られる知識の質と量は変わってきます。

ネットで検索した結果の上位には、たいていフリー百科事典であるウィキペディアが表示されますが、その情報は真偽に責任を問えないので、そのままレポートや企画書には使えません。しかし、従来の百科事典には無かった画期的な長所を持つ情報源であることは、無視できません。まず、非常にマニアックな項目までも無限に載せられる「網羅性」があります。さらに、紙面(字数)の制約なくどこまでも掘り下げて記述できる「詳細さ」も圧倒的です。
しかし、これらの長所はいずれも情報の「量」に過ぎず、いっぽうの「質」つまり信頼性については、「誰でも編集できる」という特性上、どうしても玉石混交になっています。ただし「中立的な観点に基づき」「可能な限り検証可能で信頼できる出典を明記する」という方針があるため、それを遵守している記事ならば、記された出典から(少し遠回りではありますが)一次(オリジナル)情報にたどり着けます。
量の差よりも決定的なウィキペディアの長所は、常に情報が更新されて新陳代謝し、その履歴までたどれることです。

印刷物は、書き直すことができません。かつて筆者が小学校で行った探究的学習の出前授業で、児童たちに百科事典を開いて見せたところ、たまたま「ソビエト連邦」のページだったことがあります。発行日を見ると1974年で、40年以上も前の事典だったのです。いくら発行当時は信頼性が高くとも、これでは「埃をかぶった」イメージは否めません。しかし、全30巻で30万円近くする百科事典は頻繁には買い替えられず、購入する資料の選択は図書館の難しい課題となっています。

そうなると、理想的なのは「信頼性があり、かつ新陳代謝する」情報源です。そこで、出版社が有償で責任を持ち、しかも内容を更新し続ける、オンライン百科事典が登場しました。たとえば『ジャパンナレッジ』は百科事典や国語・外国語の辞典に加え『情報・知識 imidas』『現代用語の基礎知識』や『会社四季報』等、70以上の情報源を搭載しています。もちろん個人ならば有料ですが、契約している図書館も多く、来館者は無料で利用可能です。
また、オンラインで一般に公開された事典・辞書も増えています。無料で使える代わりに広告が表示されますが、出版社の事典・辞書をデータベース化したものならば、その信頼性は変わりません。筆者は、いつも「より適切な言い方」を探して、オンラインの類語辞典(シソーラス)を使っています。

ところで、ウィキペディアの網羅性を長所として書きましたが、先ほど比較したのは、あくまでも総合的な百科事典のみであって、図書館には各分野の事典・辞書が無数にあり、それぞれの特性により膨大な専門的知識を得ることができます。
たとえば「人という漢字は、人と人とが支えあって成り立っている」という通説がありますが、これを疑ってみましょう(こうした美しいエピソードは、つい人に話したくなるのが人情なので、特に学校の先生は要注意です)。さっそく『漢字の成り立ち辞典』(東京堂出版)を見てみると、その字形は「横向きに立った人を描いた図形(象形文字)」とあり、説明図を見ると複数ではなく一人の姿であり、この説はあっさり覆ってしまいました。

別の例として、同じ意味でも地方によって言葉は変わりますが、『全国方言一覧辞典』(学研プラス)は1語1ページで全都道府県別の一覧表が示され、謝罪の言葉「すみません」は、石川県では「カンニンシテクレ」、福井県では「カンニンシトクンネーノ」、そして、なぜか遠く離れた千葉県で「カンニンシタイヨ」とあり、分布や変遷の背景を含めて興味が尽きません。
これを自力で調べるとたいへんな労力がかかるうえに、誤った情報を排除できません。専門事典は、方言ならば言語地理学などの専門家が監修し、読み手を考えて一覧化して編集されているので、はるかに効率的です。

「知らないことは探せない」という場合もあります。たとえば『世界の民族衣装図鑑』(文化学園服飾博物館)の情報を個人で集めようとしても、各国名と「民族衣装」でキーワード検索して得られる情報は、そもそも日本語で発信されたものに限られ、質・量ともに心許ないものです。外国人が「kimono」で検索してどの程度の情報が得られるかを想像してみると、その国の文化や言葉に加えて、当該分野の基礎知識がなければ、こうした体系的な資料は作つくれないことに気づくでしょう。

以上はあくまでも例ですが、それぞれの興味・感心や職種に応じて多種多様な分野の事典・辞書があるので、ぜひ手に取ってみてください。ただし、専門性が高いと大量生産ができないために高額となり、数万円することも珍しくありません。たとえ1冊3千円としても、100冊を揃えるには30万円かかります。
ですが、図書館ならばその何十倍も揃っています。1館の蔵書には限界がありますが、『辞書の図書館」(駿河台出版社)収録の本に限っても、9,811冊あります。中には、目を疑うようなマニアックな分野もあり、外国で発刊されたものを含めればさらに増えます。このように、個人で集めるには限界のある専門的資料を一堂に会させるのも、図書館の役割の一つなのです。

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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   「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号を刊行しました。今回は制作体制を刷新し、ゲストエディターによる初の責任編集を導入しています。特集は「図書館からLibraryへ」。これからの「図書館」を思索し、行動するうえで欠かせない一冊になります。

刊行を記念して、巻頭言を転載します。

            巻頭言「新体制の始動」

前号で予告したように、新たな編集・制作体制で『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)第31号をお届けします。

今回から「記憶や未来に残るものづくりを目指すプロダクションチーム」である株式会社ボイズ(voids)のみなさんが制作にあたります。これに伴い、デザインもさまざまな点で変化しています。わかりやすく変わった部分もあれば、ふとした瞬間に気づく変化もあることでしょう。ぜひ、その変化とそこに秘められた意味を探すことも含めて、本誌をお楽しみください。

ちなみにvoidsの仕事は非常に多岐にわたっており、公式サイトを見ていくと、この仕事もvoidsだったのかと気づくものがあるかもしれません。事実、私もその経験をした一人です。

voids 公式サイト:http://voids.jp/

もう一つ、今号からの新たな変化があります。こちらも前号でも予告しましたが、「ゲストエディター」の導入です。今回の特集「図書館からLibraryへ」は、この問いの提出も含めて、ゲストエディターである福島幸宏さん(東京大学)の責任編集によるものです。多様なテーマを繰り広げながら、まだまだ深めていく必要がある問いではありますが、今回の特集がそのきっかけの一つになりましょう。

現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の話題で持ちきりです。疫病という古くて新しい大きな課題の登場をまえに、いま私たちに何ができるのかを考える日々がつづきます。そのような非日常的な日常の日々において、本誌から発する問いが一人ひとりの思考と行動につながっていけばと願っています。

本誌編集兼発行人 岡本 真

◆巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◆特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◆司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◆連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◆連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◆連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◆連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◆連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/
【8/10(月・祝)の前に「図書館とコミュニティ」を再び問う】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2862889163815269
【平賀研也さんの最新論考「情報技術を基盤とした『Library3.0』の実装」】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2863338930436959
【都道府県立図書館はどのような防災減災研修を行ってきたのか】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2868280399942812
【時代の先を見るということ-「ニューノーマル」の再発見】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2870008499770002
【連載「伊藤大貴の視点・論点」のこれまで】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2870041956433323
【猪谷千香の図書館エスノグラフィーの掲載一覧】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2875248175912701
【実は連載以外の特別寄稿もあります-猪谷千香さんの取材記事】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2879064792197706

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

東川町は「写真の町」として知られています。特に、1994年から開催されている、全国高等学校写真選手権大会(通称「写真甲子園」)は、写真に青春を捧げる全国の高校生たちの目標となっています。2017年に、『写真甲子園 0.5秒の夏』という作品で映画化もされたことで、「写真の町」東川町はさらに広く知られるようになりました。
東川町複合交流施設せんとぴゅあI、IIも、「写真文化首都の拠点として多様な文化の発信と人々の交流を創出します」というコンセプトを掲げています。町や施設のコンセプトに対して、図書館がいかに貢献できるのか、機能、サービスからあらためて考えていこうというのが、このプロジェクトなのです。(李)

・映画『写真甲子園 0.5秒の夏』公式サイト
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/syakoumovie/
・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

先週半ばに定例会議があったのですが、コロナ感染拡大の状況を踏まえ、一部メンバーは現地参加、一部メンバーはオンライン参加という形になりました。
とはいえ、重要なポイントについては互いに正面から向き合った議論もでき、この先への期待がますます大きくなりました。とはいえ、早く現地にうかがいたいものです。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

[New!]【富谷市】(宮城県)
富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務

いま富谷市複合施設整備基本方針策定及び民間活力導入可能性検討業務委託の公募プロポーザルが行われています。なお、弊社は現在の契約がある以上、仁義という観点からもこのプロポーザルには参加していません。
ここはむしろどのような事業者が受託し、協業していくことになるかを注目しつつ、楽しみにしています。弊社の経験からしても「民間活力導入可能性」は非常に二面性のある業務だけに、弊社としても責任をもって見届け支えていきます。(岡本)

・「基本方針策定へ提案競技/図書館・道の駅屋内型児童遊戯複合施設整備/富谷市」(建設通信新聞、2020-06-29)
https://www.kensetsunews.com/archives/466924
・富谷市 – 2022年度開館予定!富谷市初の図書館へようこそ
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/
・富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

テーマ配架のカテゴリーの方向性が決まり、部屋のレイアウトと冊数を調整する作業を行っています。
司書の方からは、部屋の中央に什器を置くことで空間が分断されないか、このカテゴリーはじっくり読む人が多いので奥に配置した方がよい等、普段現場を見ているからこそ気づく指摘があり、私も勉強になることが多いと感じています。(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

[New!]【小千谷市】(新潟県)
旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務

本日から小千谷市にうかがっています。この出張中にフィールドワークやフォーカスグループインタビューを実施していきます。コロナの影響でなかなか遠隔地への移動もできなかったため、私はようやく初めて小千谷市に足を踏み入れることができ、とてもうれしいです。感染症予防には十分に注意しつつ、充実した調査にしていきたいます。(有尾)

・小千谷市 – 旧小千谷総合病院跡地整備事業について
https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kensetsu/atochi-1-1.html
・旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/

[New!]【真庭市】(岡山県)
真庭市図書館基本計画策定支援業務

契約が完了し、本業務がスタートしました。先週、早速真庭市のみなさんとキックオフ会議を行いました。時節柄、オンライン会議でしたが、先方に古い友人がいることもあって、スムースに意見交換が進みました。
なかなか難しい時期ですが、他のプロジェクトと同様にオンラインも併用しながら、着実に遂行してきます。ちなみに私は父方の祖父が岡山の出なので、岡山の仕事であることに非常にうれしさを感じています。(岡本)

・真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

智頭町の女性経営者4人で立ち上げた「智頭やどり木協議会」による「まちやど構想」が動き始めました。「まちやど」とは、「まちを一つの宿と見立て宿泊施設と地域の日常をネットワークさせ、まちぐるみで宿泊客をもてなすことで地域価値を向上していく事業」のことで、東京・谷中のモデルがよく知られています。
こうした、まちの資源を活かして、地域全体をよりよくしようという取り組みは素晴らしいと思います。図書館が、「まちやど」のインフォメーションセンターとして支援していけるよう、連携を図っていきたいと思います。(李)

・「鳥取・智頭町で「まちやど」構想、空き家を宿泊施設に」(日本経済新聞、2020-08-07)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62448920X00C20A8LC0000/
・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

[New!]【琴浦町】(鳥取県)
図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務

すでに動き出していますが、琴浦町のプロジェクトについても本コーナーでの情報共有を始めます。8月6日(木)に琴浦町の各部署と弊社の担当者3名をつないでの遠隔会議を行いました。
双方で都合8端末をつないでの会議でしたが、視察結果の共有や月末に予定している「まちの魅力と課題さがしのワークショップ」に向けての準備が円滑に進みました。このワークショップには状況のこれ以上の悪化がなければ、弊社からも2名が参加します。(岡本)

・琴浦町 – 募集【8月30日】図書館・まなびタウンとうはくの未来を考えよう!
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200056/
・琴浦町 – 図書館・まなびタウンとうはく~再生、はじまりました~
http://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2020061200063/
・琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

第2回の町民ワークショップの日程が近づいてきました。第2回は8月23日(日)に開催です。第1回は6月に開催されていますがオリエンテーションという形だったのと、対象者が職員であったこともあり、広くまちのみなさんに参加してもらい手を動かしてもらうような形としては今年度最初のワークショップです。
今回はまちの写真を用いたプログラムが予定されており、私もいまから楽しみです。(有尾)

・四万十町 – 【8/23(日)開催】四万十町のまちの記憶を探る~町民協働ワークショップ~
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=9046
・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

[New!]【宇部市】(山口県)
宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務

契約も終わり、本業務が本格的に動き出しました。何年か前に初めて宇部市立図書館をふらりと訪れたときのことを思うと、意外な展開に驚きます。とはいえ、感慨に浸っているわけにはいきませんね。
さて、8月29日(土)に第1回市民委員会が開催されます。この委員会は委員を任命・固定するものではなく、委員を人数無制限で募集しています。条件は「宇部市民(通勤、通学を含む)、宇部市出身者、及び宇部市への移住を検討している方」としています。心当たりのある方、ぜひご応募ください。また該当しそうなお知り合いがいらっしゃれば、ぜひこの情報を知らせていただけると幸いです。(岡本)

・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル市民委員会委員募集
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/dokushosuishin/riyuar…
・宇部市 – 宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルの選定結果
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/riyouannai/senteikeka…
・宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

先日まとめたワークショップの記録を見返しています。この後、ワークショップでの気づきや発見を可能な部分は設計に反映しつつ、さらにその先の運営に生かしていくためです。
本件に限らず、この仕事をしていて難しさを感じるのは、個々の業務にずっと関わり続けられるとは限らず、実際にはほとんどの仕事ではそのときだけの関わりにならざるを得ないことです。とはいえ、それは仕事の宿命でもあるのでしょう。だからこそ、未来に向けて申し送るべきことは何かをいま一度、問い返しています。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

琴浦町の図書館・まなびタウンリニューアル計画策定業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/08/05/kotoura/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3228876593824607

真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3213723282006605

旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3211081728937427

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

http://arg-corp.jp/

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   共著『未来の図書館、はじめませんか?』発売中-三刷も、決定!

            岡本真、森旭彦著
    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◇2020-08-10(Mon)~2020-08-11(Tue):
日本デジタル教科書学会(JSDT)第9回年次大会(京都大会)
オンライン開催
http://kyoto2020.js-dt.jp/

◆2020-08-21(Fri):
「キテンプロジェクト」オンライントークイベント「文化の植樹を目指して〜「キテンプロジェクト」の始動〜」
オンライン開催
https://amane-project.jp/tenjitsukenji/

◇2020-08-24(Mon):
東京文化財研究所 文化財の記録作成とデータベース化に関するハンズオン・セミナー「文化財写真入門-文化財の記録としての写真撮影実践講座」
(於・静岡県/上原美術館)
http://uehara-museum.or.jp/news/2020toubunken_seminar/

◆2020-08-28(Fri):
J-STAGEセミナー「ジャーナルから見た研究データ:研究データ公開の意義」
オンライン開催
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB4/Page1/-char/ja

◇2020-09-01(Tue)~2020-09-03(Thu):
第19回情報科学技術フォーラム(FIT2020)
オンライン開催
https://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2020/

◇2020-09-02(Wed)~2020-09-04(Fri):
CEDEC 2020
オンライン開催
https://cedec.cesa.or.jp/

◆2020-09-10(Thu):
デジタルアーカイブ産学官フォーラム(第4回)「ジャパンサーチの挑戦-ポストコロナ社会とデジタルアーカイブ」
オンライン開催
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/

◇2020-09-12(Sat):
アート・ドキュメンテーション学会行事 第3回オンラインイベント「新型コロナ資料の収集」
オンライン開催
https://peatix.com/event/1553834

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2020-08-10(Mon):
【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」(岡本真)
オンライン開催
https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/now/news/futurelibnagano_200810….
なお、サテライト会場の設置を募集しています。詳しくは上記リンク先をご覧ください。
◆2020-10-21(Wed):
第15199回JPI特別セミナー「With/Afterコロナで転換期に入る『図書館×まちづくり』~実空間・情報空間の融合と産官学民による共創へ~」(岡本真)
(於・東京都/JPIカンファレンススクエアほか)
https://www.jpi.co.jp/seminar/15199

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-08-03(Mon): 来客がもたらしてくださる新たな可能性

http://www.arg.ne.jp/node/10267              ⇒ 元記事:

先日のpublicLABセミナーにご参加くださった方が弊社を訪問してくださり、しばし打ち合わせしました。また新たな可能性が広がりそうな話題もあり、楽しいひとときでした。とはいえ、きちんと取り組まなければ、見た目だけ、一瞬の話題性だけで終わってしまいます。話題づくりが目的ではないので、1週間ほど時間をいただき、もう少し深くリサーチをしてから先に進むことになるでしょう。

◆2020-08-04(Tue): まなびの提案書

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10268

これも新規のご相談。とある上場企業でのまなびの仕掛けをどうつくるかという案件。常々、仕掛けを施し、さらには自律的な仕組みができあがっていくことを重視しているのですが、今回はなかなかよいプログラムができたように思います。

◆2020-08-05(Wed): 『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)のFacebookページの分析

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10269

ここ数ヶ月、

・『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/

の運用に力を入れています。Facebookでの記事の公開数と公開した記事への各種反応、それと

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

での売れ行きの変化を分析しているのですが、非常に納得感のあるデータとなっています。この話、ちょっとしたセミナーでも開きたいですね。

◆2020-08-06(Thu): 黒石市と会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10270

黒石市プロジェクトの会議でした。今回は青森にいる建築士の仲間たちは現地で、首都圏にいるメンバーは遠隔での参加となりました。

もちろん、遠隔でも会議は成立するのですが、なにぶんプロジェクトの出だしの時期です。もっともっと現地調査も行いたく、早く現地に行ける日が来るよう祈るばかりです。

◆2020-08-07(Fri): 紫波町のオガール祭りへ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10271

紫波町へ。ビアフェスは中止となりましたが、それでも行きます。

・オガール祭り
https://www.facebook.com/ogalfestival/

オガールの魅力、特にオガール祭りの魅力はこのタイミングで一気にさまざまな方々と会えることです。旧知の方々との再会や、どうせここで会うからと互いに話していた相手とのクイックな打ち合わせ等、ここに来なければ、何日も何週間もかかる用件が一気に進みました。そして、例年と同じく素晴らしい新たな出会いにも恵まれました。

紫波町の、オガールのみなさんに感謝。

◆2020-08-08(Sat): 帰京

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10272

もう1日、オガール祭りに参加したいところではあるのですが、明日長野に行く都合上、今回はここで吉良げ帰京です。しかし、たった半日でも同志と思える方々と過ごす時間を持つと、一気に癒され、励まされますね。明日からも頑張ります。

◆2020-08-09(Sun): 長野入り

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10273

【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」
https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/now/news/futurelibnagano_200810….

のため、長野入り。非常に楽しみな対話の場が始まります。最近、図書館関係者のまなびの安易さや幼稚さに正直辟易としているのですが、まなぶことが目的化してしまっている、どうしょうもない風潮に一石を投じます。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-810]2020年08月10日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
     http://arg-corp.jp/ (コーポレート)
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      https://www.facebook.com/ARGjp/ (コーポレート)
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
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Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg) All Rights Reserved.
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809号(2020-08-03、4089部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の809号(2020-08-03、4089部)を発行しました。

主な記事は、

〇お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

〇お知らせ「【初心者向け】図書館総合展公式企画「図書館員のためのオンライン会議参加講座」Powered by Code4Lib JAPAN」

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第9回(嶋田学)

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第3回(梅澤貴典)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」
 ・巻頭言「新体制の始動」
-LRGのFacebookページから
 ・角川武蔵野ミュージアムがプレオープン

○【毎週更新】各地のプロジェクトから-富谷市、小千谷市を追加

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -ワークショップの分析からあらためて感じるワークショップの意味
 -第112回saveMLAK MeetUpに参加/都道府県立図書館はどのような防災減災研修を行ってきたのか
 -都市経営スクール図書館専門課程の開講準備
                             など、7日分

○奥付

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
-----------------------------------
      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-08-03発行   ‡No.809‡   4089部発行

-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ「京都建築」レジデンスの会員を募集-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
-----------------------------------

〇お誘い「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

〇お知らせ「【初心者向け】図書館総合展公式企画「図書館員のためのオンライン会議参加講座」Powered by Code4Lib JAPAN」

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第9回(嶋田学)

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第3回(梅澤貴典)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」
 ・巻頭言「新体制の始動」
-LRGのFacebookページから
 ・角川武蔵野ミュージアムがプレオープン

○【毎週更新】各地のプロジェクトから-富谷市、小千谷市を追加

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -ワークショップの分析からあらためて感じるワークショップの意味
 -第112回saveMLAK MeetUpに参加/都道府県立図書館はどのような防災減災研修を行ってきたのか
 -都市経営スクール図書館専門課程の開講準備
                             など、7日分

○奥付

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~~<実施中>~~~~~~~~~~~~~~~

      「まちのチカラを引き出したPPPアワード 2020」

           https://nkbp.jp/37ix12L

「新・公民連携最前線」(日経BP)では、人口20万人未満の自治体における
「健康・福祉」「賑わいづくり」「SDGs」の3テーマに関する公民連携の事業
について、それぞれの先進的な取り組みを表彰します(応募〆切:2020年7月31日)。

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 ◆ お誘い ◆ - Science, Internet, Computer and …
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「築100年の京町家を使った鍵屋荘がリニューアル-学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンスの会員を募集」

本誌編集兼発行人である岡本真らの個人的なプロジェクトとして、築100年以上の京町家を使った「京都建築」レジデンス・鍵屋荘の運営を開始します。

鍵屋荘は従来、来訪型シェアハウスとしてアカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)の補助を得て有志で運営してきたものです。

・来訪型シェアハウス「鍵屋荘」整備・運営事業(2012年度~2019年度)
https://arg-corp.jp/projects/kagiyaso/

会員の利用形態の変化等を踏まえて、このたび運営の目的と形態をリニューアルし、同時にプロジェクトの実施主体を岡本と清田陽司の体制に変更しました。

新しい運営目的は、冒頭に掲げたように「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ『京都建築』レジデンス」の実現です。鍵屋荘は築100年以上かつ珍しい長屋造りの京町家で、西山夘三の名著『日本のすまい』にも登場する重要な建物です。

今回のリニューアルでは、鍵屋荘のこの物件としての歴史ある特性を最大限に尊重し、京都で建築を学ぶ若手・中堅世代の住居を中心機能とします。運営アドバイザーに京都大学で建築学を講じる神吉紀世子さんを個人の立場として迎え、京都で建築を学ぶという生活に「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」という研究スタイルを導入します。

また、このような取り組みに関心があり、鍵屋荘で「学びながら暮らし、暮らしながら学ぶ」居住者と交流を図りながら、一定の範囲で本物件を利用できる会員を募集します。ご関心のある方は以下の注意事項をよくお読みいただき、下記のフォームよりお申込みください。

運営者と居住会員*1での話し合いを踏まえ、会員候補となった方々にのみ折り返し連絡します。その後、オンライン、ないしはオフラインでの相互面談等を行います。最終的には双方の一致をもって、会員として受け入れます。

<物件情報>
・場所:京都市営地下鉄「五条駅」至近、徒歩3分
・施設:木造、2階建、4室(各4.5畳程度)
・設備:バス・トイレ改装済み、空調・キッチンあり、インターネット回線は自己負担

<募集内容(全体で8口程度)/9月からの利用開始前提>
・団体会員:月額1万円/団体としての会議利用*2を想定
・個人会員:月額1万円/個人としての宿泊利用*3を想定

なお、あくまで居住会員の都合がつく範囲での利用に限られます。言うなれば、団体会員は隣人として、個人会員は旅人として受け入れてもらう*4というスタンスでの利用とお考えください。

*1:居住会員:「京都建築」レジデンスの趣旨にあう居住者。現在は京都大学にて建築を研究する男子大学院生2名。
*2:会議利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。
*3:宿泊利用:1室(4.5畳)のみ利用可能。同伴者は別途料金が必要。
*4:サービスを利用するという意識の場合は確実にミスマッチとなります。

・「京都建築」レジデンス・鍵屋荘第2期会員申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScLY4hUZ-r19co3IiIrT55UVaZxdPZY…

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 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and …
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【初心者向け】図書館総合展公式企画「図書館員のためのオンライン会議参加講座」Powered by Code4Lib JAPAN

あちこちでオンライン開催のセミナー、勉強会などが開催されていますが、一方で、「オンライン会議への参加のしかたがよくわからない」「慣れないので何となく不安」といったお声もあちこちで耳にします。

今年の図書館総合展は初めてオンライン開催となりました。
ぜひ、この機会にオンライン会議ツールの使い方をマスターして、With コロナの状況でも学びを深めていけるようになりましょう。

Code4Lib JAPANでは、8月16日(日)・17日(月)の両日に、図書館総合展の公式企画として、オンライン会議を実際に体験し、自信をもって図書館総合展ほかのセミナーに参加していただけるようになるチュートリアル講座を開催します。

まったくの初心者の方でも、ご安心ください!
最初はうまくいかなくても、電話なども活用して、うまくいくよう丁寧にサポートいたします。そして、うまくいかないことも含めての練習ですので、焦らずに一緒にやってみましょう。

【図書館員のためのオンライン会議参加講座】

開催形態:以下の3回でオンライン開催、各回90分程度(複数回の参加も可能)
・2020年8月16日(日)14:00-15:30
・2020年8月17日(月)14:00-15:30
・2020年8月17日(月)19:00-20:30

主な内容:
・オンライン会議ツールZoomのインストール、接続方法
・基本的な使い方(音声、ビデオのオン・オフ)
・画面共有、チャット
・安全にオンライン会議を使うための基礎知識
・その他、参加者の方々のご質問、ご要望に応じて、お役に立つ内容をご案内予定です

ご準備いただくもの:
・メールアドレス(この参加申込の受付に必要です)
・インターネットに接続できる設備(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)
 ※一般的なスマートフォンでも大丈夫です
 ※職場や自宅のインターネット回線の不具合に備え、携帯電話回線もあるとより安心です
 ※接続に不安のある方は、電話もご準備ください(Zoomにつながらない場合のサポート用)

参加費:無料

申込: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdu8LnUJfHJdRpy4uSFKiHVXTGRXlyF…
主催:Code4Lib JAPAN http://www.code4lib.jp/
後援:図書館総合展運営委員会

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第9回

                        嶋田学(奈良大学教授)

「資料と人とをもっとも有益な関係に立たせること」というシェラの言葉をもう少し考えてみたい。前回は、たとえばそれはランガナタンの「図書館学の五法則」に、整理されていると書いた。今日はその中から、第二法則「いずれの人にもすべて,その人の本を」ということを考えてみたい。

これは要するにマーケティングの重要性を示しているようにも読める。いずれの人にも、その求める、あるいは必要な本を提供するということを、いかに正確、確実に実施するか、そのための実学としての知見を深めよ、というように理解できる。
しかし、これでは、「人間と記録された知識」を「結びつける」という状況しか生まない。ある人が、ある分野、あるいはある特定の資料を得ることを望んでいることを察知し、それを探し出して提供すれば、この第二法則の使命は表層上果たせることになる。しかし、果たしてそれだけものでいいのだろうか。

シェラは、「印刷された言語と人間そのものとの関係は、人間行動のどの形と比べてみても、いちばん理解が遅れていることを認めないわけにはいきません」*1と述べている。この指摘は、二つの要素を含んでいる。一つは、人間が外部の知(資料)を必要とするのはどのような状況であるのかということ、二つ目は、人間が外部の知によってどのような心象を得るのか、ということである。
シェラはこのようにも言う。「人間がいかに本を利用するか、本がいかに読者に影響するかにつき、(中略)この関係の正確な科学的知識を残念ながらまだ持つに至りません」*2。
このようなシェラの思考に触れるとき、図書館というものは、単に「情報提供」という機能をもって、その存在意義としての目的を定置してはならないのではないかと思うのである。このことについて、2018年5月に夭逝した浦安市立図書館の鈴木均が、2004年に発表した修士論文で指摘している。
鈴木は、「地域に根ざした小規模な公共図書館こそが、『公共』図書館としての負託に最も堪えうる存在であり、その『負託』とは、(いわゆる『情報提供』ではなく)図書館という場を通じた、公共的な場、『コミュニティ』の形成に求められる」*3と提言している。

鈴木は、図書館という機能特性をもった「場」が、私たちがよりよく生き合うために「ものがたり」を提供する必要があるのではないかと指摘している。そして、その「ものがたり」とは、私たちが生きている中で生成される「意味の流れ」であると説明している。
「図書館が提供しているのは、明日の株価は上がりますか、下がりますかといった単純な情報の粒ではなく、意味の流れというもの、生きている意味のようなものをトータルで差し出すのが、本来、図書館だろうと思っています。その『ものがたり』を受け継ぐことによって、『ものがたり』を核にしたコミュニティが生まれる」*4と鈴木は言うのである。

このような鈴木の考え方に触れるとき、シェラが言う「図書館職員は個人としての利用者を相手にし、個人を通じて社会に対する仕事をしているのです」という指摘が極めて具体的なイメージとして立ち上がってくるのである。一人ひとりの人間に、自らの生を主体的に生きることを支える「ものがたり」を提供する仕事を通して、図書館はコミュニティに生きる人々の展望を拓いていくことを支えるのである。
そして、図書館という「場」や、地域に生き合う人々という社会性の中で、その「ものがたり」は多様な「意味の流れ」として現れ、コミュニティが「ものがたり」によって紡がれる姿が浮かび上がる。
上記のことは、ある種の観念論でしかない。しかし、鈴木の次の言葉と合わせて読めば、シェラの言う「人間がいかに本を利用するか、本がいかに読者に影響するか」という問いに、少なくない示唆をもたらしているのではないだろうか。

「一人ひとりに対して、一人ひとりの生きる意味、一人ひとりが本を読むことによってどんなことを獲得していくのか、それは単なる情報では済まなくて、その『ものがたり」を知ったことによって、昨日の自分とは違う明日の自分になっていくような類のものだと思うんです」*5。

*1:J.H.シェラ(藤野幸雄訳)『図書館の社会学的基盤』日本図書館協会,1978,p.26
*2:前掲書,26p
*3:鈴木均「公共図書館の可能性—情報提供・コミュニティ」『21世紀社会デザイン研究』第3号,2004,p.119-127,
*4:「特別収録 第67回 長野県図書館大会 第一分科会 公共図書館の可能性 : 図書館を通した公共圏・コミュニティづくり」
 『LRG = ライブラリー・リソース・ガイド』第22号, 2018,p.40
*5:前掲書,p.41

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業などを経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)など。

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[編集部から]

嶋田さんが登壇する対話イベントの開催が8月10日(月・祝)に予定されています。

【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」
https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/now/news/futurelibnagano_200810….

対談は対面での実施ですが、参加はオンラインでとなりますので、上記リンク先で詳細をご確認ください。なお、パブリックビューイング会場が設けられる予定です。

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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

 第3回:「鬼に金棒」の図書館活用術(その1)学術情報の流れと成り立ち

                       梅澤貴典(中央大学職員)

「図書館は、本が並んでいる場所」という固定観念が、根強くあります。きっと、多くの人にとって幼少期から物語や小説に親しんできた場だからでしょう。
確かに、課題を解決するうえでも本は重要ですが、得られるのは「すでにその業界では常識」の基礎知識です。ライバルに差をつけるには、より焦点を絞った先端的な情報が必要となり、それは専門の雑誌に論文や記事として載ります。したがって、基本から学びたいときは本を読み、解決すべき課題が見えてきたら雑誌の論文・記事も探す……というように、多様な情報源の特性を知り、場合に応じて使い分ける必要があります。

本連載ではその方法を順次紹介しますが、その前に、こうした情報がどのように生まれて流通するのかを見てみましょう。なお、今回は理系の事例で説明しますが、基本構造は人文・社会系でも同じですので、ご安心ください。まずは下記サイトの図表「学術情報の流れ」をご覧ください。
< https://note.com/umezawatakanori/n/na507a662eb25 >
京都大学の山中伸弥教授によるiPS 細胞の誕生について、皆さんは新聞やネットのニュースで知ったのではないでしょうか。
これらは本来「いま起こっていること」を速報的に知るための情報源ですが、もしも読んだのがノーベル賞受賞のニュースならば、それはすでに研究成果の発信から時間が経ち世界的に評価された後の時点であり、新発見そのものを報じているわけではありません。また、記事の専門性にも限界があり「細胞の初期化方法」まで深くはわかりません。

それでは、最新かつ詳細な情報はどのように生まれ、流通するのでしょうか。まず、iPS細胞の生みの親である山中教授は、研究成果として論文を書きます。それを世界中の研究者に読まれるよう、『Nature』や『Science』、細胞学ならば『Cell』のような学術系の雑誌に投稿するのですが、編集部としては内容に誤りがあっては困りますので、掲載の前に査読という内容チェックをします。
査読の依頼(これは第一人者の証であり名誉なことです)を受けた複数の研究者が、著者との接触が起きないように自分たちの名前を伏せて「充分な実験データに基づいているか」「論理の飛躍はないか」「捏造(ウソ)や剽窃(盗用)はないか」などをチェックします。場合によっては追加の実験データや説明を求め、それでもダメならば不採択……という厳しい関門を乗り越えた論文だけが、こうした雑誌に掲載されます。

かつては毎号、紙(冊子)に印刷されてアメリカやヨーロッパから航空便で届いていました。このため日本の研究者は入手が発刊国より一週間以上も遅く不利でしたが、現在は最新号と同時に電子版も刊行されています。
こうして研究成果は世界中の研究者に共有され、議論がされ尽くされて「この分野では常識」となった基礎や概論が本になります。このため、大学では1年生はまず本から知識を吸収しますが、卒業論文になると雑誌の論文も紐解いて自らの論考を練り、さらに大学院生や研究者になると前人未到の一歩を進めて、また新たな発見や技術が生まれて論文に書かれる……という、最初の発見から円を描く螺旋階段のような繰り返しによって、人類は進歩してきました。

査読付きの学術雑誌は掲載のハードルが最も高い例ですが、もっと身近なビジネス雑誌等でも、捏造や剽窃があれば筆者や出版社が責任を負うため、相応のチェックを経て流通しているところが、匿名のネット情報とは決定的に異なる点です。
ただし、こうした「責任という付加価値」がある情報は有料であり、電子版であっても誰もがネットで、無料で読めるわけではありません(新聞の電子版がよい例です)。図書館に行けば個人では買えないほど多くの雑誌が読めますが、それでも限られた予算内で利用者のニーズに応じて購読すべき雑誌を選んでいます。
たとえば『Science』は高額なので理系の大学図書館等に限られますが、『日経サイエンス』や『Newton』『子供の科学』あたりは町の公共図書館で定期購読しているところが多いです。興味あるキーワードによって過去の雑誌の載った論文・記事を探す方法も、第6回で説明します。

ところで「せっかくの研究成果は、公開せず秘密にすべきでは?」と思われるかも知れません。確かに、飲食店の「秘伝のレシピ」ならば門外不出にしたほうがファンを独占できて有利です。ところが研究成果はその逆で、発表することによって権利が守られ、しかも他者との共有によって価値が上がるのです。
たとえばiPS細胞の場合、ノーベル賞は山中教授の単独受賞ではなく、ケンブリッジ大学のジョン・ガードン名誉教授との共同受賞でした。なぜならば、iPS細胞の誕生には、ガードン教授の研究成果(両生類の細胞初期化)が不可欠の基礎であったためです。
ちょうどガードン教授がその論文を発表した1962年に日本で産声を上げた山中教授が、後に世界で初めてヒトへの応用を果たし、最初の発見から50年後のノーベル賞受賞式に2人を導きました。両者のどちらが欠けても、この偉業は成立しなかったのです。

つまり研究成果の発表とは、次の世代に手渡すリレーのバトンであり、それを受け取った人がさらに発展させることにより、計り知れない価値を生むのです。しかも、手渡せる人数に限りは有りません。誰にも伝えず秘密にすれば、その可能性はゼロになります。
また、他者に先に発表されてしまうと、新発見の栄誉は奪われます。論文を発表することは「世界初であること」の日付入りの動かぬ証拠にもなるのです。
情報の流れを掴んだところで、いよいよ次回からは、知りたいことを調べる具体的な方法に進んで行きましょう。

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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   「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号を刊行しました。今回は制作体制を刷新し、ゲストエディターによる初の責任編集を導入しています。特集は「図書館からLibraryへ」。これからの「図書館」を思索し、行動するうえで欠かせない一冊になります。

刊行を記念して、巻頭言を転載します。

            巻頭言「新体制の始動」

前号で予告したように、新たな編集・制作体制で『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)第31号をお届けします。

今回から「記憶や未来に残るものづくりを目指すプロダクションチーム」である株式会社ボイズ(voids)のみなさんが制作にあたります。これに伴い、デザインもさまざまな点で変化しています。わかりやすく変わった部分もあれば、ふとした瞬間に気づく変化もあることでしょう。ぜひ、その変化とそこに秘められた意味を探すことも含めて、本誌をお楽しみください。

ちなみにvoidsの仕事は非常に多岐にわたっており、公式サイトを見ていくと、この仕事もvoidsだったのかと気づくものがあるかもしれません。事実、私もその経験をした一人です。

voids 公式サイト:http://voids.jp/

もう一つ、今号からの新たな変化があります。こちらも前号でも予告しましたが、「ゲストエディター」の導入です。今回の特集「図書館からLibraryへ」は、この問いの提出も含めて、ゲストエディターである福島幸宏さん(東京大学)の責任編集によるものです。多様なテーマを繰り広げながら、まだまだ深めていく必要がある問いではありますが、今回の特集がそのきっかけの一つになりましょう。

現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の話題で持ちきりです。疫病という古くて新しい大きな課題の登場をまえに、いま私たちに何ができるのかを考える日々がつづきます。そのような非日常的な日常の日々において、本誌から発する問いが一人ひとりの思考と行動につながっていけばと願っています。

本誌編集兼発行人 岡本 真

◆巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◆特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◆司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◆連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◆連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◆連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◆連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◆連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/

【角川武蔵野ミュージアムがプレオープン】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2861946307242888

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

新型コロナ感染症の感染者数増加の収まりが見えない状況のため、本事業に限らずさまざまな自治体でワークショップのオンライン開催が検討されています。東川町は7月に現地と、私たち、ファシリテーターをオンラインでつないだワークショップが実施されましたが、このかたちでのワークショップは私としては初めての参加だったため、私自身にとっても貴重な体験になりました。
もし次回のワークショップで現地に行くことができるのであれば、参加者のみなさんにオンライン実施の感想も聞きながらオンラインの場合の工夫も検討していけたらと思います。(有尾)

・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

[New!]【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

さすがに青森ともなると、そうそう頻繁に行けるわけではありません。ですが、今回のチームには青森の設計事務所が入っているうえ、横浜の設計事務所の一人が青森出身ということで、青森で動けるメンバーがいます。
ということで、ここしばらくは現地メンバーがあれこれ動いてくれています。その陰でこちらでは今後の進め方に関する資料をとりまとめています。このような時代だからこそ、遠隔でもコミュニケーションがスムースに進むチーム力が問われますね。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

[New!]【富谷市】(宮城県)
富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務

昨年度の業務契約を一部繰り越す形で本年度の業務が始まっています。あれこれと課題山積なのですが、なんといってもいまは往来がはばかられ、なかなか困った状況です。もちろん、オンライン会議という手段もあり、それはそれで有効なのですが、プロジェクトの最初はやはり対面したいものです。その日の到来を心待ちにしています。(岡本)

・富谷市 – 2022年度開館予定!富谷市初の図書館へようこそ
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/public-library/
・富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

昨年度、瑞穂町の皆さんとテーマ配架のワークショップを行い、それを基にテーマやカテゴリーを設定しています。私は今年度からの途中参加なので「どういう経緯でこのカテゴリー分けになったのだろう」と思うことがたまにあります。
説明を聞くと、なるほどと共感できるのですが、今後新たに訪れる利用者の方もほとんどが同じ状況だと思うので、その視点も忘れずに丁寧に進めていきたいと思います(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

[New!]【小千谷市】(新潟県)
旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務

新潟県小千谷市で新しいプロジェクトが始まりました。図書館を核にしながら、郷土資料館、音楽スタジオ、民間施設等(現時点での想定)で構成される、新しい複合施設の整備を目指すものです。これまでの経緯をふまえつつ、「市民、及び市民の暮らしをリ・デザインする」という原点に立ち戻り、調査・分析や事業手法の検討に取り組んでいきたいと思います。(李)

・小千谷市 – 旧小千谷総合病院跡地整備事業について
https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kensetsu/atochi-1-1.html
・旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

8月1日(土)、智頭町の総合案内所がリニューアルオープンしました。智頭の暮らしをコンセプトに、観光情報、特産品の販売、レンタサイクルの貸出のサービス等を提供します。新たな機能として、2階にコワーキングスペースもできたようです。新しい図書館とも至近なので、開館後は効果的に連携していければと思います。(李)

・智頭町観光協会 – 智頭町総合案内所 暮らし屋へ
http://cms.sanin.jp/p/chizu/kankou/information/209/
・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

オンラインを中心に関係者で検討を進めている本事業ですが、4月から会議を開始し4ヶ月ほどが経過しており、徐々に検討内容もさまざまな方面へ広がりを見せている印象です。
新施設をつくるにあたって考えなければいけないことや、考えるために知っていかなくてはいけないことはやはり非常に多いのだなと目の回る気持ちになるときもありますが、何とか自分のなかでも整理・消化しながら検討できるようにしていきたいと思います。(有尾)

・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

7月に行った2回のワークショップの分析結果をまとめました。常々主張・明言してきていることですが、ワークショップは一方的な主張の場ではありません。対話的であり、協働的である想像力に基づく共同創造の場、共創の場です。
今回のワークショップはコロナの影響で当初予定から大幅に回数を削減せざるを得ませんでしたが、わずか2回の開催のなかでご参加くださった市民のみなさんの想像力が大いに発揮されたと、レポートをまとめながら感じています。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

真庭市図書館基本計画策定支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/07/31/maniwa/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3213723282006605

旧小千谷総合病院跡地整備事業官民連携支援業務公募型プロポーザルで受託者として選定
https://arg-corp.jp/2020/07/30/ojiya/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3211081728937427

富谷市民図書館整備資金調達、管理運営計画策定及び設計プロセス策定支援業務を継続受託
https://arg-corp.jp/2020/07/27/tomiya-11/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3202317099813890

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

http://arg-corp.jp/

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   共著『未来の図書館、はじめませんか?』発売中-三刷も、決定!

            岡本真、森旭彦著
    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~<好評発売中>~~~~~~~~~~~~~~

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◆2020-08-07(Fri):
第110回デジタルアーカイブサロン:古代エジプトとコプトのデジタルアーカイブ
オンライン開催
https://www.facebook.com/events/322706785568573/

◆2020-08-08(Sat):
日本図書館研究会 情報組織化研究グループ 2020年8月月例研究会「コンテンツを起点とする情報の組織化の可能性」(永崎研宣)
オンライン開催
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202008

◇2020-08-10(Mon)~2020-08-11(Tue):
日本デジタル教科書学会(JSDT)第9回年次大会(京都大会)
オンライン開催
http://kyoto2020.js-dt.jp/

◆2020-08-21(Fri):
「キテンプロジェクト」オンライントークイベント「文化の植樹を目指して〜「キテンプロジェクト」の始動〜」
オンライン開催
https://amane-project.jp/tenjitsukenji/

◆2020-08-28(Fri):
J-STAGEセミナー「ジャーナルから見た研究データ:研究データ公開の意義」
オンライン開催
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB4/Page1/-char/ja

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2020-08-10(Mon):
【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」(岡本真)
オンライン開催
https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/now/news/futurelibnagano_200810….
なお、サテライト会場の設置を募集しています。詳しくは上記リンク先をご覧ください。

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-07-27(Mon): デスクワークに集中

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10259

先週は出かけていることが思いのほか多かったので、今日は集中作業。オフィスと自宅で作業に専念でした。

◆2020-07-28(Tue): 黒石市の仕事の業務設計

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10260

最近始まった青森県は黒石市の仕事の業務の設計を行いました。黒石市のみなさんに相談しながらではありますが、我ながらこれは実現していきたいと思える内容です。

◆2020-07-29(Wed): ワークショップの分析からあらためて感じるワークショップの意味

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10261

先日北九州市で行ったワークショップの分析にとりかかっています。ワークショップというのは、決して言いたい放題の主張を御用聞きする場ではありませんし、模造紙に付箋を貼ることを目的としたものでもありません。

ですが、残念ながらそういうものがワークショップとしてほうぼうで実施されてしまっています。図書館等の文化機関でも往々に見られる構図です。私たちが取り組むワークショップはそうではなく、市民ら参加者の主体性や自主性を引き出すことを重視しています。要望をただ言うのではなく、私一人の願いを、私たちみんなの想いにどうやって変えていくのか、その実現に自分たちはどうかかわっていくのかを考えます。

今回の北九州市ではこのようなワークショップができたと感じています。そんなことを感じる分析作業です。

◆2020-07-30(Thu): 第112回saveMLAK MeetUpに参加/都道府県立図書館はどのような防災減災研修を行ってきたのか

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10262

会議や作業を一通り行い、夜は、

・第112回saveMLAK MeetUp
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:Event/20200730

に参加しました。物事にもよりますが、持続することは大事です。

さて、先日の神奈川の県立図書館を考える会でも話題にしたのですが、最近の一連の水害では図書館等にも被災が見られます。個別のケースへの言及は避けますが、豪雨水害はすでに相当予見され懸念されているところですので、そもそも被災しない対策をあらかじめ打っておくことがより重要になるでしょう。

そこで気になっているのが、都道府県立図書館が行っている各種研修の内容です。
最近では安全対策の研修等が見られますが、対人的な安心安全対策と対自然的な安心安全対策はまったく異なります。当然、講師等の専門家に求められる知見もかなり異なりますし、この両者の知見を兼ね備えた専門家はまず存在しません。こういったところを情報・知識をどれだけ調査し理解して、都道府県立図書館が研修を組んでいるのか、非常に気になるところです。一度、しっかり調査したいところですが、そもそも研修内容をウェブできちんと発信・公開している都道府県立図書館自体が少ないのですよね……。

ともあれ、こういったお悩みがあれば、ぜひお気軽にsaveMLAKにご相談いただければと思います。大事なのは被災する前の事前の備えです。被災した後にできることは結局、限られます。被災しないことが一番であるという防災・減災の考え方に沿った対策を一緒に実践していければと思います。

◆2020-07-31(Fri): 都市経営スクール図書館専門課程の開講準備

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10263

先日申込を〆切った

・都市経営プロフェッショナルスクール図書館専門課程
https://www.ppp-ps.net/program/school/course-library

の開講に向けての準備に取り掛かっています。お申込みくださった方々、あと少しだけお待ちください。

さて、いまやっているのは毎週の課題図書の最終選定です。必読の課題図書と副読本をここ最近の出版事情等を踏まえて見直しています。結果的に非常によいブックガイドになったと感じています。受講者の方々はご期待ください。個人的にはこの課題図書・副読本群のうち、どれくらいを受講者の方々が既読であるか、注目しています。

◆2020-08-01(Sat): ニュースパークの緊急企画展「新型コロナと情報とわたしたち」へ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10264

・ニュースパーク(新文学物館)緊急企画展「新型コロナと情報とわたしたち」
https://newspark.jp/exhibition/ex000208.html

を観てきました。実は職住エリア内の立地なのです。「アーカイブ」の意義について深く考える機会となる内容でした。9月27日(日)までの開催です。当面は予約制で事前の申し込みが必要です。なお、当日でも予約で満員でない限りは観覧可能になることがあるそうです。

◆2020-08-02(Sun): 休養と読書の一日

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10265

さすがの暑さになってきたので休養の一日にして読書の一日に。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-809]2020年08月03日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
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【Facebook】https://www.facebook.com/arg.ne.jp/ (メルマガ)
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
悪質な例に対しては、法的手段を含め相応の対応をします。なおメーリングリストなど、複数による閲覧が可能なアドレスでの登録はご遠慮ください。

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808号(2020-07-27、4100部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の808号(2020-07-27、4100部)を発行しました。

主な記事は、

○レポート「東海ナレッジネットをはじめよう-2つの『知』のつながりを目指して」(山本茜)

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第2回(梅澤貴典)

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第8回(嶋田学)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」
 ・巻頭言「新体制の始動」
-LRGのFacebookページから
 ・高知まんがBASEを初訪問
 ・第7回認知症フレンドリージャパン・サミット(DFJS2020)の開催予告
 ・地方議員の関心対象としての都道府県立図書館

○【毎週更新】各地のプロジェクトから-黒石市立図書館整備設計業務、開始

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -久しぶりの淡路島訪問
 -北九州市でワークショップ
 -黒石市でキックオフ会議
                             など、7日分

○奥付

                            ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-07-27発行   ‡No.808‡   4100部発行

-「東海ナレッジネットをはじめよう-2つの『知』のつながりを目指して」-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
-----------------------------------

○レポート「東海ナレッジネットをはじめよう-2つの『知』のつながりを目指して」(山本茜)

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第2回(梅澤貴典)

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第8回(嶋田学)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」
 ・巻頭言「新体制の始動」
-LRGのFacebookページから
 ・高知まんがBASEを初訪問
 ・第7回認知症フレンドリージャパン・サミット(DFJS2020)の開催予告
 ・地方議員の関心対象としての都道府県立図書館

○【毎週更新】各地のプロジェクトから-黒石市立図書館整備設計業務、開始

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -久しぶりの淡路島訪問
 -北九州市でワークショップ
 -黒石市でキックオフ会議
                             など、7日分

○奥付

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           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~~<実施中>~~~~~~~~~~~~~~~

      「まちのチカラを引き出したPPPアワード 2020」

           https://nkbp.jp/37ix12L

「新・公民連携最前線」(日経BP)では、人口20万人未満の自治体における
「健康・福祉」「賑わいづくり」「SDGs」の3テーマに関する公民連携の事業
について、それぞれの先進的な取り組みを表彰します(応募〆切:2020年7月31日)。

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 ◆ レポート ◆ - Science, Internet, Computer and …
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 「東海ナレッジネットをはじめよう-2つの『知』のつながりを目指して」

             山本茜(東海ナレッジネット、にんげん図書館)

私は図書館の中と外をつなげ、図書館を育てる市民社会をつくりたいという思いで、「にんげん図書館」という個人的な取り組みを2012年より開始しました。2000年代、私は、ニューヨーク公共図書館(NYPL)のような図書館で働きたいと考えている大学生でした。しかし願い叶わず、教育や福祉関係のNPO法人で働いてきました。でも、本や図書館への思いは持ち続けていました。

ある日、知り合いの図書館関係者にブックトークをしてもらう企画をしたときに、巧みなブックトークに参加者が「図書館の人はこんなことができるんだ!!」と驚く姿を見たのです。その知り合いの図書館関係者の生き生きとした姿。そして、その帰りに一緖に食事をする時間がとても豊かであったこと。図書館関係者と市民が一緖に経験することが大切なのではないかと感じた瞬間でした。

「にんげん図書館」は、図書館=本という固定化されたイメージだけでなく、地域社会に存在する「にんげん」が持つ情報も人や地域社会に必要な情報資源であり、図書館に抱合されるものであるという想いから名づけました。図書館関係者も多様な市民もごちゃまぜになって、一緖にコトに取り組み、語り合うコミュニティの形成を目指して活動してきました。読書会や書店巡りや、図書館関係者をゲストに招いた企画を行ううちに、公共図書館とウィキペディアタウン等の運営で連携をするようになりました。

そのときに自分一人でつくってきた点の活動を、図書館を含む多様な主体との協働を進める面の動きとしていくネットワーク組織の必要性を感じるようになりました。
また、NPOや市民社会と、図書館をつなげる取り組みをしたいと思いました。私は、NPO法人の事務局を仕事として、事業運営や企画に携わってきました。NPO・非営利セクターでは、あちこちに「知ること」が求められる場面がありながら、人々は図書館を思い浮かべず、図書館にアクセスしないことや、図書館について語っても伝わらないと感じてきました。

いま、まさに私が取り組んでいる市民活動でも同じことを感じます。私は、新型コロナウイルスの感染症の流行を受けて保育園の保護者がどんな困りごとを抱えているのか、その実態を調査するアンケートを実施しました。私自身、保育園児を持つ親の当事者として、NPO関係者や保護者と一緖に実施し、500人から回答を得ました。
ですが、そこから見えてきたことだけで考えるのは、一面的であると思います。「困ったこと」を生み出す構造、保育園の政策過程について知ることや、今回のコロナウイルスの自粛により保育園側にどのような行政からの通達があったのかを知ることが大切であると感じ、学び、調べる機会を持ちました。

こうしたリサーチを経なくても、アンケートの声を社会に発信することもあるでしょう。リサーチをする時間をつくらなくとも、思いで共感は得られ、活動には取り組んでいけ、「社会にいいこと」はできます。近年、莫大なお金や力を持ったNPOがコンプライアンス違反を起こすことを身近で聞くようになりました。「社会にいいことをやっている」と、組織が力を過信し、「知る」「思考する」「対話する」ことの欠如が背景にあると感じています。

NPOや市民活動は、社会の中で生まれるほころびをいち早く見つけ、その解決のための実践を重ね、市民を育てていく主体です。「立ち止まり」「思考し」「過去・自分・他者との対話」する機会をつくることで寄与するのが、MLAK(博物館・美術館:M、図書館:Library、文書館:A、公民館:K)であると思います。
情報の先にあるリアルな社会とMLAKの融合をつくっていきたいという思いで、プラットフォームとしての「東海ナレッジネット」を構想し、準備してきました。MLAKが持つ「知」とNPOや市民社会が持つ「知」。それぞれの知を持つ人がつながり、共にコトを創造し、MLAKを共につくる市民社会を育てていきたいと思います。

さて、下記の予定で、この「東海ナレッジネット」のオープニングイベントを開催し、団体の理念や取り組みについて話します。ぜひ、一人でも多くの方にご参加いただければと思います。

■日時:
・2020年8月3日(月)19:00〜21:00
■参加費:
・投げ銭方式(銀行振込)
 今後の活動へのご寄付として、金額を定めず受け付けます。お振込先は当日お知らせします。
■開催方法:
・Zoom※参加申し込みをいただいた方にあらかじめURLをお送りします。
■参加申込(必須):
https://docs.google.com/forms/d/1CHfglwi62xqd7vQc7WF5MCGhO0YTewjm0QlWKEF…
■トークセッション登壇者:
・豊田高広(東海ナレッジネット代表、元図書館員)
・是住久美子(田原市中央図書館長)
・戸上昭司(身の丈起業コンサルタント)
・山本茜(東海ナレッジネット事務局長、にんげん図書館)
■問い合わせ先:
info_tknet@yahoo.co.jp

[筆者の横顔]

山本茜(やまもと・あかね)1982年名古屋市生まれ。2004年大学卒業後、書店フリーターを経て、NPO法人アスクネットで、地域社会と学校をつなげる教育づくりに取り組むキャリア教育コーディネーターとして従事する。2012年より、図書館と地域社会をつなげる「にんげん図書館」として活動を開始する。結婚・出産後は、プロジェクトマネジメントや法人運営の面で、NPO法人を支えたいと考え、生活困窮者支援や子ども支援のNPOの事務局として働く。

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 ◆ 新連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

      第2回:ネット時代に、なぜ読書?なぜ図書館?
    ~自分だけの世界地図と、脳内四次元ポケットを持とう~

                       梅澤貴典(中央大学職員)

ネットに飛び交う玉石混交の情報に踊らされないためには、今日までに学び「ここまでは確かだ」と言える知識を頭の中で自由に参照できるよう整理しておくことが大切ですが、個人の記憶容量には限界があります。しかし、未知の課題であっても、情報の海から確かなものだけを探し出す力があれば、対処が可能です。

「ローマ教皇がトランプ氏を支持」というフェイクニュースや、トイレットペーパー不足等のデマも、発信者の確認に加えて、教皇の立場や製品の産地など既存の情報を積み上げれば、真偽を見極められます(後者は、それでも現実には困りましたね……)。
前回、アニメ映画の聖地巡礼の旅を題材にしましたが、どうして「ここが舞台だ」という根拠なき情報が氾濫するのでしょうか?最も動機が分かりやすいのは、旅行業者など「その情報によって得をする発信者」です。また、それを信じて訪れた人々も、経験を共有したくてSNS等で拡散に加担してしまいます。いずれも、いまさら誤りであっては困るので「こうであって欲しい」という想いに囚われ、根拠を否定する情報にはなかなか目が向かなくなります。

この心理は「確証バイアス」と呼ばれます。デジタル大辞泉(小学館)によれば「自分の願望や信念を裏付ける情報を重視・選択し、これに反証する情報を軽視・排除する心的傾向」とあります。きっと誰もが、少しは心当たりがあるでしょう。
これに対抗するには、都合の悪い情報も含め、幅広く偏りない視座で自分を取り巻く世界を俯瞰するための「地図」(知識体系)を持つことが大切です。もちろん範囲が広くて精度が高いほど理想的ですが、まずは情報を鵜呑みにせず「ちょっと待てよ。別の見方もあるのでは?」と気づければ充分です。

その疑問を出発点として「現時点版の地図(穴だらでもOK)」を広げ、ジグソーパズルの空白のような未知のピースがあったら調べて埋めながら、探究の旅を始められます。歩みを進めるほど新たな発見があり、少しずつ地図は網羅的になるでしょう。どの部分がより精細で色鮮やかになるかは千差万別であり、それこそが個性となります。完璧を目指す必要もなければ、誰かの真似をする必要もありません。

たとえば高校1年生ならば、小中学校で教わった知識があります。今後の新発見により学説が変わることはときどきありますが、「現時点版の地図」としては確かで、頼りになります。
学校での学びは「世界遺産を巡るパッケージツアー」のように、まずは重要なピースを過不足なく埋められるありがたいものです。ただし、面白そうな匂いの漂う路地裏があっても、自分の意思でふらっと迷い込めないのが団体旅行の難点であり、実はその先にこそ、探究という「学びの醍醐味」が待っているのです。

実社会でぶつかる問題は、歴史や数学などの壁を越えて、知識を組み合わせなければ解決できません。分野の制約なく学べる反面、自由には不安もつき物です。もう教科書や先生が導いてはくれないからです。また、「どの教科にも属さないピース」も現れます。そこで、集めた知識を系統立てる指針となる「整理グッズ」があると便利です。
たとえば図書館では、「日本十進分類法(NDC)」という、全国共通のルールで本を分類しています。こちらの国立国会図書館サイトをご覧ください。
https://www.kodomo.go.jp/kids/images/res/pdf/use_ndc.pdf

NDCは、この世の森羅万象を10の分野に分け(上記サイト一覧表の最上段)、その中でさらに10に分け……と細分化した番号をつける分類法です。図書館の本の背表紙ラベルにある数字は、このようにして決まっています。似た分野が近くなるように工夫されているので、本棚を歩いていると次々にヒントになる本に出逢えます。
つまりNDC一覧表は、学びの地図(知識体系)そのものなのです。図書館という情報の宝庫のフロア案内図として使えるだけでなく、参照できる地図があれば知識を整理して記憶し、後から自由に取り出すための「脳内四次元ポケット」を構築する際にも役立ちます。

「分からなければググる」を繰り返していても知識はなかなか定着しませんが、系統樹という木の幹を持つことで枝葉のようには散らず、あるべき場所に根ざして他の知識と有機的に結びつき、アイデアという新しい実を生み出します。さらに、それを言葉や文章で発信する経験を繰り返すと、知識はもはや自分の血肉となります。
それでも、未知の問題解決は知識量や暗記力のテストではないため、自由闊達な応用力が必要です。そこで、実際には図書館のような「外部記憶装置」を使ってもいいので「どこをどう探せば必要な情報が見つかるか」を探知できる嗅覚を鍛えましょう。このような力は、近年ますます重要視されています。

たとえば、お茶の水女子大学の「新フンボルト入試」(AO入試)要項には「文系二次選考では『図書館入試』を行います。図書館入試とは、課題を提示し、本学の図書館所蔵資料を自由に使って関連する情報を集め、それらを組み立て、オリジナルな答えを導き出すという試験です。情報検索力や自分の考えを論理的にまとめる力は、今後の人生のあらゆる場面で絶対に必要となるスキルです」とあります。
http://www.ao.ocha.ac.jp/application/faculty/body/application_faculty_d/…

「絶対に」という言葉は、大学のような学術の場では滅多に使いませんが、必要性を断言していることに注目してください。
人類が文明を築けたのは、情報の記録(文字や言葉、絵や図)によって叡智を継承し、過去に学んで未来を切り拓けたからです。次回からは、あらゆるテーマについて基礎から体系的に学ぶ王道である図書館の活用法に入ります。それを身につけた上でネット情報を複合的に活用できれば、まさに「鬼に金棒」となるはずです。

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第8回

                        嶋田学(奈良大学教授)

「資料と人とをもっとも有益な関係に立たせること、とはどのような状況であり、そして、どのような関与によって図書館は、それを成立させることができるのであろうか」というのが、先週の問いであった。

まず、資料と人とをもっとも有益な関係に立たせることとは、どのような状況かを検討してみたい。たとえばランガナタンの「図書館学の五法則」に、それは整理されているとも言える。

第一法則:Books are for use.(図書は利用するためのものである。)から見れば、資料や情報は利用されるためにこそ存在しているのであり、このことが実現されていることが「有益な関係」成立の大前提である。

第二法則:Every reader his or her book.(いずれの人にもすべて,その人の本を。)は、さまざまな人びとの必要を前提に資料は存在しており、それを現実のものにする人との関わりが、図書館に求められている。

第三法則:Every book its reader.(いずれの本にもすべて,その読者を。)は、すべての資料の機能や役割からその存在意義を問うテーゼである。対象とする人が顕在的に欲求を持っていなかったとしても、その人の置かれた環境が資料の存在意義を照射することを想定してみたい。言い換えれば、私たちに内面化された価値観により、私たち自身が自覚できない必要に光をあてることも、「有益な関係」を考えるうえで求められる態度であろう。

第四法則:Save the time of the reader.(読者の時間を節約せよ。)は、「有益な関係」にとって必要条件となり得るテーゼである。

第五法則:A library is a growing organism.(図書館は成長する有機体である。)は、4つの法則の附則のようなものであるが、極めて重要なテーゼである。つまり「有益な関係」とは、不変のものではなく環境に依存するものであり、関係性を成立させる図書館はそのことを踏まえて活動せねばならない、ということである。

さて、この五法則について、OCLCの研究開発部門であるOCLC Researchの上級研究員コナウェイ(L.S.Connaway)と准研究員ファニエル(I.M.Faniel)が、現在の図書館員が最優先とすべき事項の検証を目的に,利用者行動の変化を踏まえ,五法則の順序変更と再解釈を公表している。

<順序変更後の第一~四法則とその解釈*1>

新・第一法則:Save the time of the reader.
解釈:Embed library systems and services into users’ existing workflows.(図書館システムとサービスを利用者の実際の情報行動に組み込め。)

新・第二法則:Every reader his or her book.
解釈:Know your community and its needs.(所属するコミュニティとそのニーズを知れ。)

新・第三法則:Books are for use.
解釈:Develop the physical and technical infrastructure needed to deliver physical and digital materials.(紙媒体や電子資料を提供する物理的、技術的なインフラを発展させよ。)

新・第四法則:Every book its reader.
解釈:Increase the discoverability, access and use of resources within users’ existing workflows.(情報行動の中で資料を発見しやすく、入手しやすく、使いやすくせよ。)

コナウェイらによると、第五法則は現代でも通じるもので,変更も再解釈もないこと、さらに
第一~第四法則の再解釈は,この第五法則の示す成長の具体的な事例であると述べている。
次回はこの新解釈からも、「有益な関係」を探ってみたい。また、図書館の関与についても、具体的に検討していきたい。
*1:吉植庄栄「時代は変わり順序も変わる:『図書館学の五法則』再解釈の試み」 (カレントアウェアネス No.267 2014.09.25) https://current.ndl.go.jp/e1611 [2020年7月24日 確認]

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業などを経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)など。

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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   「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号を刊行しました。今回は制作体制を刷新し、ゲストエディターによる初の責任編集を導入しています。特集は「図書館からLibraryへ」。これからの「図書館」を思索し、行動するうえで欠かせない一冊になります。

刊行を記念して、巻頭言を転載します。

            巻頭言「新体制の始動」

前号で予告したように、新たな編集・制作体制で『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)第31号をお届けします。

今回から「記憶や未来に残るものづくりを目指すプロダクションチーム」である株式会社ボイズ(voids)のみなさんが制作にあたります。これに伴い、デザインもさまざまな点で変化しています。わかりやすく変わった部分もあれば、ふとした瞬間に気づく変化もあることでしょう。ぜひ、その変化とそこに秘められた意味を探すことも含めて、本誌をお楽しみください。

ちなみにvoidsの仕事は非常に多岐にわたっており、公式サイトを見ていくと、この仕事もvoidsだったのかと気づくものがあるかもしれません。事実、私もその経験をした一人です。

voids 公式サイト:http://voids.jp/

もう一つ、今号からの新たな変化があります。こちらも前号でも予告しましたが、「ゲストエディター」の導入です。今回の特集「図書館からLibraryへ」は、この問いの提出も含めて、ゲストエディターである福島幸宏さん(東京大学)の責任編集によるものです。多様なテーマを繰り広げながら、まだまだ深めていく必要がある問いではありますが、今回の特集がそのきっかけの一つになりましょう。

現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の話題で持ちきりです。疫病という古くて新しい大きな課題の登場をまえに、いま私たちに何ができるのかを考える日々がつづきます。そのような非日常的な日常の日々において、本誌から発する問いが一人ひとりの思考と行動につながっていけばと願っています。

本誌編集兼発行人 岡本 真

◆巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◆特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◆司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◆連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◆連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◆連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◆連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◆連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/

【高知まんがBASEを初訪問】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2820817874689065
【第7回認知症フレンドリージャパン・サミット(DFJS2020)の開催予告】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2826862247417961
【地方議員の関心対象としての都道府県立図書館】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2831513383619514

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

7月22日(水)、図書機能運営スタッフサービスデザイン研修の第2回として、ワークショップを実施しました。本来でしたら、現地へ行き、現場を感じながら行う予定だったのですが、コロナウイルス感染症の影響で、我々ファシリテーターはオンラインでの参加となりました。
事前の打ち合わせも対面ではできていなかったので、正直不安もあったのですが、始まってみると、みなさん実に積極的かつスムーズに進めていました。事前資料の読み込み等、準備をしっかりされていたようです。また、立場はさまざまでしたが、参加者のみなさんのチームワークがよかったことも印象的でした。次回も楽しみです!(李)

・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

[New!]【黒石市】(青森県)
黒石市立図書館整備設計業務

7月22日(水)、朝に福岡空港を発ち、伊丹空港で乗り継いで、青森空港に降り立ちました。初めての青森空港です。ということで、キックオフ的な会議を黒石市で行いました。
担当課の方々のお考えをうかがい、双方で疑問点や懸念点を出し合いという会議をじっくりと行いました。いよいよ、プロジェクトが始まります。(岡本)

・黒石市 – 黒石市立図書館整備について
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/shisei/keikaku/shiritsu-toshokan.html
・黒石市立図書館整備設計業務プロポーザル(公募型)で最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2020/07/08/kuroishi/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

テーマ配架は2回のワークショップを通して、6テーマあるうちの1つのテーマの方向性が見えてきました。そこからさらに冊数やレイアウトの調整があるので先は長いですが、少しずつ前進しています。
新たな出会いを創出できるような書架になっているか、利用者が探しやすいか、他のテーマと重複していなか等、さまざまな観点から検討していきます。(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

智頭町では、新型コロナウイルス感染症の最前線で働く医療・介護関係者、及び教育関係者のみなさんに向けて、「森林セラピー」を無料で提供しています。感染者数がさらに増え続けている状況の中、ゆっくりお休みする余裕もないかもしれませんが、そういった方々にこそ、智頭の森は最適だと思います。(李)

・森林セラピーちづ – “最前線で働く皆さま”の森林セラピー受入について
http://cms.sanin.jp/p/chizu/sanson_saisei/therapy/news/70/
・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

新型コロナウイルス感染症の感染者数が全国的に再び増加の一途をたどっており、不安な状況が続いています。この状況下でオンラインでのやり取りへのハードルが下がったことによるメリットも感じるとともに、直接のコミュニケーションができないことによる意思疎通の難しさも実感しているところです。
感染症については命にかかわる問題であるため、慎重な行動を行う必要があるという考えですが、ではそのうえで何をすることができるのかというのはなかなか簡単には答えは出ず、引き続き試行錯誤しながら考え続けていきます。(有尾)

・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

7月21日(火)、最終回となる2回目のワークショップを行いました。このプロセスの記録はいずれ公開される見込みですが、3つのグループから新しい施設の使い方をめぐる願いが数々示され、非常に実りのあるものでした。
2回のワークショップの結果をそのプロセスも含めて、丁寧に分析していきます。ワークショップのなかでもふれたのですが、施設は開館してからこそが大事なので、こういった機会は市民発でも実施されていくといいなと願っています。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

事前プロモーションを支援した映画『パブリック 図書館の奇跡』が明日7月17日(金)公開
https://arg-corp.jp/2020/07/16/public/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3171933832852217

日経BP「新・公民連携最前線 PPPまちづくり」にインタビュー記事掲載(2回目)
https://arg-corp.jp/2020/07/14/media-45/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3165468363498764

宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3152912581421009

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

http://arg-corp.jp/

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   共著『未来の図書館、はじめませんか?』発売中-三刷も、決定!

            岡本真、森旭彦著
    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◆2020-07-27(Mon)~2020-07-31(Fri):
JOSS Cyber Week
オンライン開催
https://joss.rcos.nii.ac.jp/

◆2020-08-08(Sat):
日本図書館研究会 情報組織化研究グループ 2020年8月月例研究会「コンテンツを起点とする情報の組織化の可能性」(永崎研宣)
オンライン開催
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202008

◇2020-08-10(Mon)~2020-08-11(Tue):
日本デジタル教科書学会(JSDT)第9回年次大会(京都大会)
オンライン開催
http://kyoto2020.js-dt.jp/

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2020-08-10(Mon):
【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」(岡本真)
オンライン開催
https://www.facebook.com/events/3254676457909412/
なお、サテライト会場の設置を募集しています。詳しくは以下をご覧ください。
https://www.facebook.com/events/3254676457909412/permalink/3264955536881…

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-07-20(Mon): 久しぶりの淡路島訪問

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10251

今日から出張です。やや大遠征。まずは新神戸を経て淡路島へ。

・淡路市立図書館基本計画
https://www.city.awaji.lg.jp/soshiki/shakai/librarymasterplan.html

に関連するお手伝いを少々。現在の図書館2館や建設中の新図書館の現場を巡回したのち、職員のみなさんと意見交換。取り組んでいく方向性が明確になりました。

◆2020-07-21(Tue): 北九州市でワークショップ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10252

淡路島を出て、再び新神戸へ。新幹線で西へ向かいます。北九州市の門司港に到着し、しばらく散策。夕刻より、2回目のワークショップを行いました。

コロナの影響を大きく受けた結果、かなり縮小した形での実施となったワークショップでしたが、最後に市民の方々から出た複数機能を連携させていく発想に大いに感心し感動しました。この内容を設計はもとより、今後の運営に生かせるよう分析・提案していきます。

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html

◆2020-07-22(Wed): 黒石市でキックオフ会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10253

早朝に博多を出て、福岡空港、伊丹空港、青森空港と移動しました。乗り継ぎを挟んだ2機ともプロペラ機という、記憶の限りではいままでにない経験でした。

さて、青森は黒石市へ。黒石市立図書館整備設計業務が始まりました。黒石市は大切な友人の故郷です。この仕事をしていると、気づけばそこが友人知人の故郷であるということはよくあります。私にとっての横浜が大事な故郷であるのと同じように、一つひとつのまちは誰かの大事な故郷であることをあらためて胸に刻んでこの仕事にあたっていきます。

◆2020-07-23(Thu): 黒石市でフィールドワーク

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10254

黒石市の各所をめぐり歩きました。すべて徒歩ですが、地域を知るうえではこれがまずは最初の妥当な手段なのです。

午後に現地を発ち帰京。振り返ってみると、淡路島、北九州、青森という大旅行でした。

◆2020-07-24(Fri): 嬉しい来客

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10255

とある設計事務所の方が訪ねてきてくださいました。これまたとある案件での協業のお誘いです。この設計事務所の方とは知り合ってもう3年。ついにその機会が訪れました。

仕事になるかは、この先のプロポーザルの結果次第なのですが、お声がけに応えるべく励みます。

◆2020-07-25(Sat): ヤフー時代の同僚に会う

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10256

ヤフー時代の同僚で現在は他社に転職している友人に会いました。婚約されたということで、相方も同伴で会食。楽しい時間でした。

◆2020-07-26(Sun): 連休らしい一日と鍵屋荘フェーズ2に向けての楽しい会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10257

読書を中心に一日を過ごしました。日頃から休みの日にあえて遠出はしないので(普段から遠出しまくっているので)、休みらしい過ごし方といえば過ごし方です。

夜に来訪型シェアハウスとしての運営を昨年度限りで終えた鍵屋荘のフェーズ2に向けての会議。今年度から建築をまなぶ若者たちが暮らしながらまなび、まなびながら暮らすレジデンスに衣替えします。当面は私の個人的なプロジェクトですが、非常に楽しみです。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-808]2020年07月27日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/ (メルマガ)
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本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださるようお願いします。
悪質な例に対しては、法的手段を含め相応の対応をします。なおメーリングリストなど、複数による閲覧が可能なアドレスでの登録はご遠慮ください。

Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg) All Rights Reserved.
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807号(2020-07-20、4102部)

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の807号(2020-07-20、4102部)を発行しました。

主な記事は、

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第1回(梅澤貴典)

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第7回(嶋田学)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」
 ・巻頭言「新体制の始動」
-LRGのFacebookページから
 ・大水害の夏に-第6号の全文公開をあらためて紹介する
 ・「節約せよ。余剰金は構築物の延命工事に使え」(廣井勇)

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -久しぶりの四万十町
 -新しい高知こどもの図書館を初訪問
 -publicLABセミナーで話す
                             など、7日分

○奥付

                            ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and …

       2020-07-20発行   ‡No.807‡   4102部発行

 -新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」(梅澤貴典)-

 “Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net.”

-----------------------------------  ◇ 目次 ◇
-----------------------------------

○新連載「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」第1回(梅澤貴典)

○連載『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第7回(嶋田学)

○LRG編集部から
-「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」
 ・巻頭言「新体制の始動」
-LRGのFacebookページから
 ・大水害の夏に-第6号の全文公開をあらためて紹介する
 ・「節約せよ。余剰金は構築物の延命工事に使え」(廣井勇)

○【毎週更新】各地のプロジェクトから

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -久しぶりの四万十町
 -新しい高知こどもの図書館を初訪問
 -publicLABセミナーで話す
                             など、7日分

○奥付

~~~~~~~~~~~~~~~<販売中>~~~~~~~~~~~~~~~

           本誌編集長・岡本真の最新著

           『未来の図書館、はじめます』
           (青弓社、2018年、1980円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200690/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~~<実施中>~~~~~~~~~~~~~~~

      「まちのチカラを引き出したPPPアワード 2020」

           https://nkbp.jp/37ix12L

「新・公民連携最前線」(日経BP)では、人口20万人未満の自治体における
「健康・福祉」「賑わいづくり」「SDGs」の3テーマに関する公民連携の事業
について、それぞれの先進的な取り組みを表彰します(応募〆切:2020年7月31日)。

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 ◆ 新連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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      「ネット情報の海に溺れないための学び方入門」

    第1回:「ネットで何でも分かる」時代に、なぜ学ぶのか?
     ~これまでに自分が得てきた情報は信用できるか?~

                       梅澤貴典(中央大学職員)

ネット情報は、即時性と双方向に優れ、ほとんどの場合は「その場を乗り切れる」便利なものですが、「間違っていても責任を問えない怖さ」に加え「ライバルを含めて誰でも使えるので“その他大勢”に埋没する恐れ」、そして「自分の意見に近い情報への偏り」といった欠点があります。
また、ネットに答えがないときこそ、その課題の開拓者として探究し、解決策の発信者となる価値が生まれます。
明日の天気や電車の乗換方法を調べるならネットは便利ですが、こうした単品の情報は誰にとっても同じ価値であり、稀少性はありません。いっぽう、真剣に取り組むべき問題がある場合には、材料としての情報を集め、仮説を立て何通りも組み合わせてアイデアを生む必要があります。
こうして導き出せた解決策は、いわば既製品ではなくオーダーメイドのため、他者には真似のできない独創性があり、誰よりも自分自身にとって絶対的な価値を持ちます。これこそが、学び、探究することの意義です。

ところが、もしも材料にした情報が間違っていると、せっかくの解決策は土台から崩れ落ちてしまいます。たとえば「地元の活性化」は全国的な課題ですが、最近の観光業界ではアニメや映画・マンガ・小説の舞台を訪れる「聖地巡礼の旅」が集客の原動力となっています。
よくSNSに「あの作品の舞台を訪れたぞ!」という写真が投稿されていますが、その根拠は確かでしょうか?旅行者(アマチュア)ならば間違っても恥をかくだけで済みますが、自治体や旅行業者の側(プロフェッショナル)ならば、誤った情報に基づいて戦略を立てるわけには行きません。
たとえば「アニメ映画『千と千尋の神隠し』の舞台はどこか?」を調べるとき、多くの人は作品名と「舞台」あるいは「モデル」等のキーワードでネット検索をするでしょう。すると膨大な情報がヒットして、読んでみると台湾の九份という街や日本の温泉宿などが多く紹介されています。
ところが「ここが舞台である」と言い切っているのは、SNSなど個人発信の情報ばかりで、旅行業者やホテルのような「逃げ隠れできない」企業のサイトは「……とも言われている」や「……と噂されている」「作品の世界観そのもの」等、曖昧な表現をしています。
興味があれば、ツアーのパンフレットやガイドブック等も調べてみてください。巧妙に断言を避けていることに気づくでしょう。どうやら、雲行きが怪しくなってきました。

それでは、どうすれば信頼できる情報に辿り着けるでしょうか?そのために最も重要なのは、「誰が言ったか」を辿れることです。ネット情報であっても、たとえばこの映画をつくったスタジオジブリが発信しているならば、堂々とその出所を示すことができます。
そこで公式サイト訪れてみると「Q&A」に「作品の舞台はどこですか?」というコーナーがあり、「ここが、舞台と言えるもの」にある4作品には記載がなく「大いに参考にした場所」として「江戸東京たてもの園」とありました < http://www.ghibli.jp/qa/ > 。
答えが1つならばこれで解決ですが、同サイトには「様々な地域が部分的に取り入れられている作品がほとんどです」ともあるので、調べてみるとサイト内だけでも「色々な温泉が入っていて特定のモデルはないけれど、道後温泉は確かに入っている」という宮崎駿監督のコメントが見つかります(その他複数の温泉地については実名を挙げて「正解ではないようです」との記載あり) < http://www.ghibli.jp/storage/diary/000060/ > 。

公式サイトの情報がすべてとは限らないので、図書館の資料を検索してみると、まず2001年公開当時の映画パンフレット(東宝株式会社)が見つかり、監督へのインタビューで目黒雅叙園や霜月祭(日本中の神様をお風呂に入れて元気にするお祭り)も参考にしていることがわかりました(この情報は、公式サイトにもありません)。
このように、ネットから離れて本等の文献資料を紐解かなければ知り得ない情報は多いのですが、「ここまでやる人」が少ないほどライバルに差がつくので、得た情報の価値は相対的に上がります。まだまだありますが、発見する楽しみも味わって欲しいので、この辺で。なお、台湾の九份については、こちらのインタビュー動画で監督自身が否定しています(2分50秒あたりから)。
【FOCUS新聞】TVBS專訪宮崎駿 72歲不老頑童 < https://news.tvbs.com.tw/entry/503561 >

どんなに多くの人が「舞台だ」と主張しても、製作者本人の言葉や声で否定されれば、そこで決着です。多数決ではありません。もちろん、虚偽や改竄があった場合には、製作者本人がその責任を問われます。それほどまでに「誰が言ったか」は重要なのです。

このように、世間やネット上の常識や通説も、一度立ち止まり、ひと手間かけて調べてみると、その真偽や新たな事実がわかります。筆者は、大学図書館の司書として、また別の大学では教員として「学ぶ技術」を教えて来た経験から、特にネット社会では「情報の信頼性を見極めて使いこなす力(情報リテラシー)」が大切だと痛感し、この連載を始めました。
これから社会での活躍を目指す若者から、実際にさまざまな課題に挑戦し続ける大人たち、そして人生100年と言われる時代を、一生涯を通じて知的好奇心を持ち、心豊かに生きて行きたいと願うすべての世代の方に、本連載が役立つことを願っています。

[筆者の横顔]

梅澤貴典(うめざわ・たかのり)1997年から現職。2001~2008年理工学部図書館で電子図書館化と学術情報リテラシー教育を担当。2013年度から都留文科大学非常勤講師を兼任(「アカデミック・スキルズ」・「図書館情報技術論」担当)。2012~2016年東京農業大学大学院非常勤講師(「情報処理・文献検索」担当)。主な論文は「オープンアクセス時代の学術情報リテラシー教育担当者に求められるスキル」 (『大学図書館研究』 (105) 2017年)等。

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 ◆ 連載 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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『「対話」と「思考」のための図書館 〜人・情報・社会をつなぐ〜』第7回

                        嶋田学(奈良大学教授)

著名な図書館学者であるJ.H.シェラは、文化の成り立ちとコミュニケーションを論じる中で、社会の複雑なシステムは言語によって結合されているとして、言語と個人の関係について次のように述べている。「個人は何よりもまず自分自身とコミュニケートしなければなりません」*1。

私たちが存在する社会、そして私たちの日常として現れ、蓄積されている文化は、一人ひとりの人間の思考と行動によって形づくられてきた。
言葉を使って他者と「対話」し、「思考」を重ねてさらに「対話」することで、私たちは、「私」と「他者」との相互認識を得て、同意したことを社会的共通事項として行動に移してきた。
シェラは、こうした人間が産みだしてきた「文化」の成り立ちを三つの要素として提起し、これを正三角形のモデルとしてバランスした。

三角形の左辺は、「信念」ないしは「知識」とし、社会が産みだした理論的な構成要素の総体とし、右辺は文化を支える「道具」と位置づけた。つまり石器時代においては石斧であり、現代ではさまざまな電子機器をさす。そして、底辺に「社会組織」を置いた。つまり、「信念」と「道具」の存在を活かすシステムとして「社会組織」が存在することで人間の組織的活動が調整され、「文化」が産出されてきた、とする考えである。
こうした文化の現れにとって、とりわけ「信念」ないしは「知識」の形成にとっては、言語活動は極めて重要であり、その言語による「自分自身とのコミュニケート」は、その基本的条件であるとシェラは指摘している。言うまでもなく、自分自身の中での言語による「対話」というものが、「思考」を形づくっているのである。

しかし、これまでも拙稿で述べてきたように、自己内対話の素材である記憶心象は、自己内生成するには限界がある。これは「他者」との「対話」によってその知識や経験を豊かにしていくものである。そして、「対話」の「他者」は、同時代を生きている生身の人間に限らず、書かれたものの著者もその範疇に入ることも述べてきた。
そこで注目したいのは、書かれたものの著者との出会いの機会をもたらす社会的な装置の存在である。図書館は、まさに「信念」ないしは「知識」を蓄積し、保存し、活用することで、「文化」の形成を支えてきた「社会組織」のひとつと言える。これを「社会制度」と呼ぶか「機関」と呼ぶか、議論がわかれるところであるが、シェラは図書館を「機関」であると位置づけている。

さて、「私」と「他者」としての著者との出会いを成立させることこそ、図書館の基本的機能であり、使命でもある。1980年代の後半に司書養成の教育を受けた私は、司書の専門性のひとつとして、「利用者と資料を結びつけること」と学んだ。しかし、シェラは『図書館と社会学的基盤』の中で、図書館の目的として、「人間と記録された知識とを考えられる限りのもっとも有益な関係に立たせること」としている。
利用者と資料を結びつける、ということと、その両者をできる限り有益な関係に立たせる、ということを比較すると、これは大きな隔たりがあることに気づかずにはいられない。利用者と資料とを結びつけることは、「貸出し」という利用者との関係で成立するだろう。
念のために申し添えれば、もちろん電算処理作業としての「貸出し手続き」だけでなく、選書、蔵書構築、排架、フロアワーク、読書相談などの一連の諸活動を含めての「貸出し」という意味である。しかし、「両者を出来る限り有益な関係に立たせる」というアウトカムを図書館の目的と据えるならば、今までの方法論ではそれは達成されないであろう。

資料と人とをもっとも有益な関係に立たせること、とはどのような状況であり、そして、どのような関与によって図書館は、それを成立させることができるのであろうか。シェラのこの問いは、図書館情報学としても、また文化論としても、すぐれて現代的な課題と言えるだろう。

*1:J.H.シェラ(藤野幸雄訳)『図書館の社会学的基盤』日本図書館協会,1978,p.25.

[筆者の横顔]

嶋田学(しまだ・まなぶ)1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら、2009年同志社大学政策学部嘱託講師の兼業などを経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職。著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』(青弓社)、『図書館サービス概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)など。

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 ◆ LRG編集部から ◆ - Science, Internet, Computer and …
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   「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号、発売中」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)第31号を刊行しました。今回は制作体制を刷新し、ゲストエディターによる初の責任編集を導入しています。特集は「図書館からLibraryへ」。これからの「図書館」を思索し、行動するうえで欠かせない一冊になります。

刊行を記念して、巻頭言を転載します。

            巻頭言「新体制の始動」

前号で予告したように、新たな編集・制作体制で『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)第31号をお届けします。

今回から「記憶や未来に残るものづくりを目指すプロダクションチーム」である株式会社ボイズ(voids)のみなさんが制作にあたります。これに伴い、デザインもさまざまな点で変化しています。わかりやすく変わった部分もあれば、ふとした瞬間に気づく変化もあることでしょう。ぜひ、その変化とそこに秘められた意味を探すことも含めて、本誌をお楽しみください。

ちなみにvoidsの仕事は非常に多岐にわたっており、公式サイトを見ていくと、この仕事もvoidsだったのかと気づくものがあるかもしれません。事実、私もその経験をした一人です。

voids 公式サイト:http://voids.jp/

もう一つ、今号からの新たな変化があります。こちらも前号でも予告しましたが、「ゲストエディター」の導入です。今回の特集「図書館からLibraryへ」は、この問いの提出も含めて、ゲストエディターである福島幸宏さん(東京大学)の責任編集によるものです。多様なテーマを繰り広げながら、まだまだ深めていく必要がある問いではありますが、今回の特集がそのきっかけの一つになりましょう。

現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の話題で持ちきりです。疫病という古くて新しい大きな課題の登場をまえに、いま私たちに何ができるのかを考える日々がつづきます。そのような非日常的な日常の日々において、本誌から発する問いが一人ひとりの思考と行動につながっていけばと願っています。

本誌編集兼発行人 岡本 真

◆巻頭言 新体制の始動[岡本真(arg)]

◆特集 図書館からLibraryへ[責任編集:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)]
・特集にあたって[福島幸宏]
・特集論考:図書館機能の再定置[福島幸宏]
・付録資料:デジタルアーカイブ環境下での図書館機能の再定置
・実践報告:記憶から記録へ 大阪市立図書館における「思い出のこし」事業[相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)]
・総括鼎談:「地域資料」を超えて 図書館からLibraryへ[田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、福島幸宏、相宗大督]

◆司書名鑑 第26回 相宗大督(大阪市立図書館/日本図書館協会認定司書)
・付録資料:地方自治の変化を背景とした、公共図書館と議会図書室のあり方に関する考察

◆連載 島ではじめる未来の図書館 番外編:島それぞれの図書館(男木島)[田中輝美]

◆連載 猪谷千香の図書館エスノグラフィー 第12回:コロナ禍で否応なく再編される世界のなかで、図書館は変わるのか/変われるのか[猪谷千香]

◆連載 伊藤大貴の視点・論点 第9回:ビジネスのあり方もチャンスも大きく変わったすべてがリセットされたアフターコロナの世界[伊藤大貴]

◆連載 かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG 編 第14回:図書館で新規利用登録するのはどんなタイミング?そのまま利用者は定着するの?定着する人としない人の違いは?調べてみました![佐藤翔]

◆連載マンガ ここが変だよ地方行政 第5回:バーチャル議員[小田理恵子]

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)業務実績 定期報告
STAFF VOICE
次号予告

・販売元リンク:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

            「LRGのFacebookページから」

ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)では2020年4月からFacebookページでの情報発信を強化しています。ぜひ、この機会にFacebookページもご覧ください。この1週間に発信した記事の一覧です。

・ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp/

【大水害の夏に-第6号の全文公開をあらためて紹介する】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2799422793495240
【サンセットウィーク2020・ウクレレコンサート】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2799457090158477
【新型コロナ後、「図書館×まちづくり」の在り方が問われる】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2800193180084868
【愛媛県議会図書室機能強化のためのアクションプラン実施報告書】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2800296196741233
【映画『パブリック 図書館の奇跡』が本日7月17日(金)公開】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2815443388559847
【機関リポジトリに収録されているLRG掲載論考】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2819881528116033
【「節約せよ。余剰金は構築物の延命工事に使え」(廣井勇)】
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/2820753148028871

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 ◆ 各地のプロジェクトから ◆ - Science, Internet, Computer and …
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)は日本各地で公共・民間施設の計画・整備に関する事業に携わっています。

現在、関係している事業のうち、情報公開が可能なプロジェクトについて、日本各地での現状を随時お知らせしていきます。なお、弊社の売上が税金に由来する案件は原則的に受託の事実や事業の内容を公共コミュニケーションの一環として、ここで公開していきます。

【東川町】(北海道)
東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務

来週、サービスデザイン研修がオンラインで実施されます。こちらは、5月に実施されたオリエンテーション(オンライン)を受けつつ、ワークショップ形式で行うものです。前回のオリエンテーションに参加いただいたみなさんからいただいたレポートをもとにワークショップの内容を検討してます。
それぞれいままで感じてきた課題や着目点がさまざまであることがわかります。ワークショップが、そうした各々の視点を共有しつつ、みんなで考えられるような場になっていくといいなと思います。(有尾)

・東川町
https://town.higashikawa.hokkaido.jp/
・東川町複合交流施設せんとぴゅあII図書機能運営スタッフサービスデザイン研修に関する委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/16/higashikawa/

【瑞穂町】(東京都)
瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計支援業務

2回目のテーマ配架のワークショップを来週に控えて、テーマやカテゴリの整理をしています。テーマやカテゴリはつくりながら調整していくので最終決定ではありませんが、複数のカテゴリーの並び方によって意味が変わるので、カテゴリー単体ではなく全体としての流れを意識したいと思いました。(小林)

・瑞穂町図書館
https://www.library.mizuho.tokyo.jp/
・瑞穂町 – 瑞穂町図書館改修工事基本計画、基本設計及び実施設計事業者選定業務に係る公募型プロポーザルの結果について
https://www.town.mizuho.tokyo.jp/jigyousya/001/003/p006834.html

【智頭町】(鳥取県)
新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務

7月12日(日)、「みんなで考える『私たちの新しい図書館』」第8回住民ワークショップが開催されました。当初は3月の予定だったのですが、コロナウイルス感染症の影響で延期となり、ようやく実施することができました。リモート参加でしたので、画面越しではありましたが、智頭町のみなさんの元気そうな顔を見ることができてよかったです。
特に、今年の春に智頭中学校を卒業して、町外の高校に各々進学したみなさんが集まってくれたのは、嬉しかったです。中学1年生の時から新図書館の計画に関わってきたメンバーで、これまでのワークショップでも中心となって頑張ってきたみなさんです。この日はオープニング企画についてみんなで話しましたが、11月の開館館(予定)が待ち遠しいですね。(李)

・智頭町立智頭図書館
http://www.town.chizu.tottori.jp/library/
・智頭町立智頭図書館Facebookページ
https://www.facebook.com/chizulibrary/
・智頭町
http://www1.town.chizu.tottori.jp/
・智頭町Facebookページ
https://www.facebook.com/chizutown
・新智頭図書館設計業務内ワークショップ支援業務を受託
https://arg-corp.jp/2019/07/18/chizu-5/

【四万十町】(高知県)
四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務

先週代表の岡本が四万十町を訪問しました。訪問中に現地対面とオンラインを併用しながら会議が行われています。また、先月にはケーブルテレビを利用した配信も実施されていますが、ケーブルテレビのさらなる活用も検討されているところです。
ここまでのなかでも、いろいろなコミュニケーションやアプローチの方法があることを実感しつつ、それらがどんな効果や利点があるのかについても丁寧に考えていきます。(有尾)

・四万十町 – 「四万十町文化的施設」の整備に向けて
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=8767
・四万十町文化的施設整備総合アドバイザリー委託業務を受託
https://arg-corp.jp/2020/06/02/shimanto-town-4/

【北九州市】(福岡県)
門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務

明日は北九州市で2回目のワークショップです。全2回の開催につき、明日が最終回となります。2回目のテーマは「各施設の『使い方』を考える」。前回の1回目は「各施設での『活動』を考える」で、これまでの活動がどうであったかを振り返りました。
これを受けて、今回はこれからの使い方を考えます。会場となっている港ハウス(観光物産館)が非常にいい建物なので、この施設のありようを踏まえて議論ができればと思っています。(岡本)

・北九州市 – 門司港地域モデルプロジェクト再配置計画(門司港地域複合公共施設基本設計ワークショップ)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/25801183.html
・門司港地域複合公共施設新築工事基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルで最優秀者に選定(協力会社として参画)
https://arg-corp.jp/2019/10/03/kitakyushu/

【最近の仕事】

事前プロモーションを支援した映画『パブリック 図書館の奇跡』が明日7月17日(金)公開
https://arg-corp.jp/2020/07/16/public/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3171933832852217

日経BP「新・公民連携最前線 PPPまちづくり」にインタビュー記事掲載(2回目)
https://arg-corp.jp/2020/07/14/media-45/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3165468363498764

宇部市立図書館リニューアル基本構想策定業務公募型プロポーザルで受託候補者に選定
https://arg-corp.jp/2020/07/10/ube/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/3152912581421009

なお、上記以外にもこれまで計画・整備に関わった施設のアフターケアや、これから計画・整備を予定している自治体等のご相談に対応しています。ご関心のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。

info@arg-corp.jp

また、主に図書館についての私たちの考えは下記サイトをご覧ください。

http://arg-corp.jp/

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   共著『未来の図書館、はじめませんか?』発売中-三刷も、決定!

            岡本真、森旭彦著
    『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

※新型コロナウィルスによる肺炎等の流行により、イベントの中止・延期やオンライン開催への移行が頻発しています。本欄掲載情報も入念に確認していますが、参加にあたっては必ずご自身で開催の有無等をご確認ください。

◆2020-07-27(Mon)~2020-07-31(Fri):
JOSS Cyber Week
オンライン開催
https://joss.rcos.nii.ac.jp/

◆2020-08-08(Sat):
日本図書館研究会 情報組織化研究グループ 2020年8月月例研究会「コンテンツを起点とする情報の組織化の可能性」(永崎研宣)
オンライン開催
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202008

◇2020-08-10(Mon)~2020-08-11(Tue):
日本デジタル教科書学会(JSDT)第9回年次大会(京都大会)
オンライン開催
http://kyoto2020.js-dt.jp/

これ以前以後のイベント情報は下記をご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/calendar

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◆2020-07-25(Sat):
ラボ・デザイン会議#08 ラボ2年生のリスタート~ひろげる、しぼる、すすむ、まわす~(李明喜)
(於・長野県/県立長野図書館「信州・学び創造ラボ」)
https://www.facebook.com/events/3164540893592445/

◇2020-08-10(Mon):
【Web配信】これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり:図書館・まち・デモクラシー」(岡本真)
オンライン開催
https://www.facebook.com/events/3254676457909412/
なお、サテライト会場の設置を募集しています。詳しくは以下をご覧ください。
https://www.facebook.com/events/3254676457909412/permalink/3264955536881…

講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

法人としての活動は、

http://arg-corp.jp/
https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学民連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

なお、本2020年度も総務省の地域情報化アドバイザーの委嘱を受けており、すでに派遣申込が開始されています。岡本の派遣をご希望いただける場合はあらかじめ弊社までご相談ください。なお、すでに7自治体から派遣相談をいただいている状況ですので、ご相談はお早めにお願いします。

・地域情報化アドバイザー派遣制度(ICT人材派遣制度)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/manager.html
総務省委嘱「地域情報化アドバイザー」を弊社代表の岡本真が拝命、派遣申請の受付も開始
https://arg-corp.jp/2020/04/20/soumu-15/
https://www.facebook.com/ARGjp/posts/2946911492021120/

また、

・地域情報化アドバイザー派遣 過年度優良事例
https://www.applic.or.jp/suemn15lane9s8rn5

に2018年度の優良事例が紹介されています。紹介されている7事例のうち、

◇オープンデータ(デジタルアーカイブ・図書館・地域情報発信)
・大阪市立中央図書館(大阪府)
・津山市立図書館(岡山県)

の2つは岡本が助言を行った事例となりますので、ご参照ください。

~<弊社編集媒体>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
   ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)(編集・発行:arg)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~図書館や教育関係者に向けた新しいニュース紹介メディア~
            リブラボ、更新中
        https://www.facebook.com/LibLabo/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and …
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◆2020-07-13(Mon): 久しぶりの四万十町

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10243

久しぶり、本当に久しぶりの高知出張です。今年度になって初めての訪問となります。ということで、文化的施設のサービス計画と基本設計の策定を進めている四万十町へ。

今日・明日の滞在です。

◆2020-07-14(Tue): 四万十町で会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10244

午前中はオープンしたばかりの「しまんと古書街道」の1号館を訪問。取り組んでいる石坂さんと1時間ほど話し込みました。

・「窪川を古書の町に、空き店舗活用7/7に1号館 四万十町」(高知新聞、2020-07-05)
https://www.kochinews.co.jp/article/379416/

2日間を過ごして、やはり対面での会議のよさもあると感じます。他方、4月以降続けているオンライン会議のよさもあり、あれかこれかではなく、あれもこれもで考える大事さを感じています。

◆2020-07-15(Wed): 新しい高知こどもの図書館を初訪問

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10245

四万十町を出て、高知市内へ。前の高知県立図書館の建物に移転した新しい高知こどもの図書館を初めて訪問しました。

・高知こどもの図書館
https://kodomonotoshokan.org/
https://www.facebook.com/NpoFaRenGaoZhikodomonoTuShuGuan/

久々にスタッフのみなさんにもお目にかかれ、今後のあれやこれやも話し合えました。新装オープンしたこの素晴らしい民間公共図書館と引き続き、一緒に歩んでいきます。

◆2020-07-16(Thu): publicLABセミナーで話す

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10246

株式会社Public dots & Companyが運営するメディア

・PublicLab(パブラボ)
https://publab.jp/

の企画で、publicLABセミナー【withコロナ時代の、図書館戦略とは?普遍なものと、変わるべきもの】で話をしました。

オンライン開催で参加者は基本的に地方議員の方々。比較的直前での開催案内にも関わらず、実に大勢の方々にご参加いただきました。公共コミュニケーションの実践として、このような機会を意識してつくっていきたいと思います。

◆2020-07-17(Fri): 神奈川の県立図書館を考える会 第79回定例会

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10247

日中にあれこれの会議や作業を進めて、夜は、

・神奈川の県立図書館を考える会 第79回定例会
https://www.facebook.com/events/203654924388703/

でした。コロナ禍にあっても市民活動を止めないということを大事にしています。

◆2020-07-18(Sat): 経営会議を実施

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10248

経営会議を実施しました。短期・中長期、マクロ・ミクロの双方の観点での議論ができ、充実した会議でした。いい会議は時間が経つのを忘れますね。

◆2020-07-19(Sun): 海士町中央図書館の会議に参加

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/10249

ちょっとしたきっかけで、

・海士町中央図書館
http://lib.town.ama.shimane.jp/

のこれからをリラックスして話し合う会議に参加しました。もちろん、Zoomでの遠隔参加です。海士町の図書館利用者の方々を軸に1時間ほどの場でしたが、続々と声があがり、大いに感心しました。

海士町中央図書館は私にとって、さまざまな気づきを与えてくれ、かついまも与え続けてくれている図書館です。日々いただいていいるご恩を感じつつ、みなさんの想いを形にすることに随伴できればと思っています。

             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-807]2020年07月20日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>407
ISSN 】1881-381X
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